2020.01.06 日経ビジネスを読んで

有訓無訓 山折哲雄

「緩和治療や延命治療などが広まったことで、どこまで生きているのかよく分からない半死半生の人間がどんどん生まれているのが現実でしょう。こういう現実を考えると、現在の高齢化時代にあった死の再定義が必要だと思う」医療費の問題もありますしね。尊厳死の論議を真剣にすべき時かもしれません。

ニュースを突く GAFAが自動労働で訴えられる理由

この記事では、直接児童労働に関係していなくても、製品にコバルトを使っているなら訴訟の対象になり得るという内容でした。児童労働は決して良い事では無いけど、一方では、生きるためにやっている仕事を彼らから取り上げてしまったら生活はどうなるのかな、と思っています。企業を訴訟することが彼らに取って本当に良い事になるのだろうか。訴訟で勝ち取ったお金を、その児童らの生活や教育に回してくれればいいけど…。

時事深層 時間の確保こそが価値の源泉 CEOはトップアスリートたれ

マイケル・ポーター教授との対談記事。著名な経営学者です。今回はCEOの時間の使い方についての話。備忘録として、「CEOの時間の使い方で注意すべき4つのポイント」

  1. 直接の報告者の人選に注意 (賢くない人を直接のレポートラインに入れちゃいけない)
  2. 向こう3~4ヶ月、何をすべきかを明確に
  3. 多くの電子メールには直接関わる必要がない (論理的には会議時間を減らし生産性を上げるはずだけど、現実はむしろ非効率的で時間泥棒)
  4. 会議の時間は短縮できる (課題をきちんと設定することで短縮できる)

同じようなことを昔から言われているけど、あんまり変わっていないですね。

時事深層 自動車メーカーに試練の2020年 環境規制が生む世界の「分断」

最近の車の排ガスってそんなに汚いかな?もっとダダ漏れになっているところがあるはずで、そこを一つでも抑える方がよっぽど効果がある様な気がするけど。政治に使いやすいから自動車が大体的に叩かれているだけかもね…。

時事深層 日本電産、日産ナンバー3招へいの裏の狙い 社長も熾烈競争にさらす永守流

一年足らずで、結果を出さないと社長も降格か…。会長とか社長とか言葉があるけど、ややこしくしているだけなので、もうNo.1、No.2にしたほうがいいんじゃない?頻繁に上が変わるようだと、部下も大変そう…。

時事深層 屋根職人不足で復旧進まず 被災地から消えぬブルーシート

昨年の台風19号の被害を受けた家の修復がなかなか進んでいない模様です。理由は、職人さんが確保出来ないため。あらゆる仕事で、能力以上の注文が来たらさばけないのは当然ですよね。こういうときこそ政府は、全国から職人を集め仕事を斡旋をすることではないでしょうか。滞在費や補助も出したりとかすれば、いっぱい職人さんが集まり、復旧も早まる気がするけど…。やっているのかな?

特集 終焉 GAFAの時代 企業と国家の未来

デジタル空間を仮想国家とすると、それを利用する人は仮想国民で、その数なんとのべ55億人。今ではリアルの国を脅かす立場になっています。現行の反トラスト法でも、彼らを取り締まることができないらしい。というのも「アマゾンは自社サイトの商品の価格を下げている。GoogleやFacebookにとっては大半のサービスを無料で利用できる」から。消費者の利益になる事をしているんですよね。多くの人がGAFAの恩恵に与っているけど、中には失業したりする人もいるから、すべての人がハッピーではないよな…。消費者ってどこまでをさすんだろう…。先進国では、権力を持ちすぎて叩かれているGAFAですが、その財力を元に後進国ではインフラ整備の協力も始めているようです。地球規模での富の再分配ということであれば、これも正しいことをやっている事になるのかな…。カナダ、デンマークのようにGAFAと手を組んでデジタル国家を目指す国もあれば、アンチGAFAを掲げる国家もあり、さてさて今後どうなることやら。

スペシャルリポート 住宅価格上昇でも買いやすく コスパ重視の一戸建て”安い家”づくり最前線

23区内のマンション価格が、約7300万円。高いな~。そんな中、コスパ重視の一戸建てメーカーが頑張っているようです。アーネストワンという会社は、段取りを極め工期の短縮、低価格を実現。24時間で戸建てを建てることが出来るんだとか。凄いけど品質的に大丈夫だろうか、笑。大和ハウスのライフジェニックは、顧客窓口をウェブに一本化し、接客を効率化したり、内装の選択肢を減らすことで、低価格を実現。確かに家の内装を比べたりするわけじゃないからね。この発想はいいかも。

ケーススタディー 三菱重工業 飛べない「スペースジェット」

遅々として進まない理由が、外側が完成してしまって中に配線が収まらない…。ものづくりへの過信、情報共有不足、エリート意識、社内の問題が起因みたい。社内で喧嘩をしている間に中国企業がごっそりとシェアを握ってしまいそうですね。日本人の得意なところって小型化と思っています。遊び部分をとことん削り倒し「ギチギチ」にする事。工場ラインの生産性も納期や仕様とかもそう。とにかく「ギチギチ」に詰め込む。で、一度達成するとさらに「ギチギチ」を求める。だから想定外の事があると、すべてが破綻し、手の施しようがなくなる場合が多い。もう少し遊びのある発想はできないものだろうか。

フロントランナー ギフトパッド 「贈り物」で接客接点を創出

紙のカタログギフトを、オンラインにした会社は他にもありますが、この会社は、ギフト以外にアンケートやフィードバックもできる様にした会社です。なかなか面白いですね。にしても、印刷屋さんの仕事が、どんどん減っている…。

テクノトレンド インフラの点検や調査現場で用途拡大 ドローンで水中や地下も見通す

ドローンの運動性能以外にも、検査方法の技術革新によってさらに検査精度が上がってくるわけだ。AIも駆使して老朽化したインフラの補修箇所をピンポイントで見つけるようになってくれば、保全も効率的にできそうです。

編集長インタビュー 米マイクロソフト副社長 平野拓也

経営者の若返りについて、「それ自体はいい事だか、正しい危機感とそれに対する明確なビジョンがあることが大事で、それを支援する周囲からの後押しも大切」と。社長になることが目標って人もいるから、だからピンとこない人もいるのか、笑。「日本はあらゆる意味で居心地がいい」ん〜、年収が少ない人ほど住みにくい国になっているような気がします…。格差は広がる傾向なので、居心地が良いのはあと5年ぐらいかな…。2014年サティア・ナデラ氏就任後の改革は凄かった(パソコンからクラウド)様で、「成功しても失敗しても、将来、どこかのビジネススクールのケーススタディーになるだろう」と平野氏は思ったそうです。自分も他人からこう言われるくらいの何か大きなチャレンジをしてみたい…。

世界の最新経営論 世界が注目する「人単合一」モデル ハイアールが「俊敏」な理由

ハイアールが、ダイナミック・ケーパビリティに優れているという紹介でした。ダイナミック・ケーパビリティってなんぞや?って話ですが、”組織とその経営者が急速な変化に対応するために、社内外の技能を統合し、構築し、組合せ直す能力”らしい。「大企業でありながら起業家集団的で、ほぼフラットで協業する組織のため(分権化)、動きが早く、鉱脈を見つけるとアジャイル(俊敏)に社内起業の形でビジネスが始まる(自己組織化)」。ん?これって日本企業が、最も苦手にすることじゃない?笑笑。

世界鳥瞰 従順なマカオさえ解かれない呪縛

マカオの人は半分以上が中国本土の人で、中華人民共和国の国民という認識が強いようです。代わって香港人は、中国人という認識の人は、右肩下がりで減っていると。台湾、香港、マカオ、将来どうなっていくんでしょうか。

賢人の警鐘 ユーラシアグループ社長 イアン・ブレマー

他国の経済学者からは、日本は、アメリカ、イタリア、イギリスと比べ、まだ政治、国が安定しているように見えるんだ。消去法で政権が続いているだけなのに…。現政権も森友学園、IR収賄、桜を見る会と、癒着、収賄、既得権益の問題だらけに見えるけど…。海外がそんなにひどいの?

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です