有訓無訓
能についての記事でした。動きがゆっくりなのは江戸時代に立派な装束になったためで昔は動きがもっと早かったとか、明治時代には屋外から屋内に舞台を移したため、洗練された動きや声が必要になってきたとか、時代に合わせ少しずつ変化しているようです。それをさせているのが「披き」と呼ばれる強制的にイノベーションを起こさせる仕組みです。室町時代から650年も続いている理由はそこにあるようですね。ただ、闇雲に変化を求めたのではなく、大事なものはしっかりと残しつつ、「イノベーションを繰り返してきた」と。企業も長く存続するためには、変わってはいけないものをしっかりと見極め、時代に合わせ変化することが重要なんだなと思いました。能は見たことがないので、一度行ってみようかな…。
ニュースを突く 世界で集中放火を浴びるGAFAの罪
いろんな国でGAFAの活動を規制する動きが広がっています。タダで収集した個人情報で、彼らが金儲けしているのが許せないようですが、その恩恵として安く商品を購入しているので、個人的には、今のところ許せる範囲かなと思っています…。「金儲け」と「個人情報の使われ方」は分けて考える必要があるかもしれません。個人情報を使われたくないのであれば、シンプルにそのサービスを使うのをやめればいいだけだし…。むしろ気になるところは、誰でも気軽に不特定多数に意見を発信できるようになったおかげで、人を傷つけることがあまりに容易になり過ぎているのではと思っています。個人的には、ツールを提供しているプラットフォーマーもそれなりの責任を持つべきだと思います。
時事深層 女性役員「30%クラブ」が発足
「女性管理職を増やそう」という思いは分かりますが、何か違和感を覚えます。本来であれば、優秀な女性役員、管理職が増え、結果として30%の比率になった、なら分かるのですが「数字ありき」で進んでいるような気がしてなりません。ヒステリックな女性が上司として増えないことを祈るばかりです。うがった見方ですが、もしかしたらどこの会社にもいる「お利口さん」は、人減らしに使おうと考えているかもしれないですね。若い女性管理職を増やし、その部下に辞めさせたい年配の男性をつける。あ~怖い怖い…。
時事深層 米中摩擦 アジアに漁夫の利。
米中摩擦は各国にリスクばかりを起こしているわけでは無いようですね。生産拠点やマーケットを中国から他のアジア諸国に移す動きが広がれば広がるほど、これをチャンスとみて、ビジネスで儲けている会社もあるようです。
特集 知らされる実像 同族型
個人的な感覚ですが、役員に高額な報酬を出したり、会社の経費で一族が遊んでいたりしたのは、バブル時代の同族経営会社ではないかなと思います。その後、バブルの崩壊でおかしな会社は淘汰されたため、2000年以降の同族会社は比較的しっかりとしているのではないでしょうか。でも人間なので、また同じことを繰り返すんでしょうね…。
スペシャルリポート 日本の闇
この記事を読んで、日本企業では上司の命令に「No」といった時点で、干されるんだなと改めて思いました。記事の人は、有力役員の配置転換を断ったがために、マネージャーの立場から、最終的には子会社に出向となり、冷や飯を食う羽目になったようです。今の管理職も処世術に長けた人が多いと思います。なので、この傾向はまだまだ変わらないでしょうね。
編集長インタビュー 総務省 石田真敏
ふるさと納税の記事でした。19年は4つの市が対象外とされたことに対して、「ふるさと納税の趣旨に合っている自治体を指定しているので、趣旨に合っていない自治体は外れる。これはペナルティーではない。」と。ん〜、不都合が出たのは、競争のルールの解釈が人によって変わってしまうことに問題があったと思います。アンフェアだなと思うのは私だけでしょうか…。
pie in the sky ピンで刺しますか それともハンコ?
満員電車内の痴漢対策で安全ピンを使ってみたらどうかというTwitterの話題が記事になっていました。色々コメントがありましたが、アイデアとして面白いなと思ったのが、シャチハタの「痴漢の手にハンコ」グッドアイデア。
賢人の警鐘
今週号は、冠婚葬祭に来る人に対して、主催者側はもう少し時間の配慮をしてはどうか、という内容でした。段取りが悪いことを指摘しているのか、そもそも待たされることが嫌だったのか背景が分かりませんが、個人的には、行きたいと思う人が行くものだと思っているので、嫌なら断ればいいのにと思ってしまいました…。ビジネスのように合理的に判断できないのが難しいところです…。

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