有訓無訓
コミニケーションって便利な言葉だと思っていたんです。でも仕事で使う時は、「単に話し合うだけではダメで、具体的な行動に移して、初めてコミニケーションが取れた」とありました。なるほど。この説明でもやもやが取れました。あと、「目の前には、様々な事象が通り過ぎている。会社を良くする事象や機会に気付き、行動を起こせるか。それがその会社の将来を決める」とありました。アンテナを常に働かせ、行動に移す事が重要ですね。
時事深層 サイバー空間が第5の戦場に
海外からのサイバー攻撃についての記事でした。中国は10万人以上、北朝鮮でも6500人もサイバー部隊がいるようです。それに比べ日本はたったの250人。少な過ぎる…。なおかつ日本の自衛隊は、「できること」を厳格に規定しているため、もし民間企業が海外からのサイバー攻撃を受けても自衛隊は関与できないと。原子炉がハッキングされたら、飛行機がハッキングされたら、と思うとヤバすぎる…。ちなみに他の主要国は、捕虜の虐待や毒ガスの使用等、「できないこと」を規定しているのが一般的のようで、もし民間企業がサイバー攻撃を受けたら、ちゃんと関与できるようです。戦争が起きないのが理想的ですが、もし有事の時は、日本の民間企業は自助努力で対応するしかないのかな…。早急な法整備が必要だと思いました。もしかしたら民間企業の相談窓口は警察?マジか?
時事深層 参議院選緊急アンケート 「選択肢なき消去法」の様相に
安倍政権、与党に否定的だが、野党にも投票したい人がいない、非常に悲しいアンケート結果でした…。今の日本は、過去に解決できたはずの問題がまとまって一気に噴出している感じを受けます。政府が痛みを嫌い問題を先送りにしてきたツケですね。今の政権も同じように先延ばししている気がするのですが、この先日本は大丈夫だろうか…。
フロントライン アイブ氏が覆したモノづくりの常識
Apple製品のデザインを指導してきた、ジョナサン・アイブ氏が同社を離れるという記事でした。わざわざ記事になっていたので、なぜ?と思ったのですが、どうやらこの人は、工業デザインだけでなく、ものづくりに大きな影響を与えた人のようです。例えば、普通、金属の加工にはプレス加工を主に使うのですが、アイブ氏は仕上がりが綺麗な切削加工を選択。ただ加工時間はプレスの数秒に対して切削加工は1時間。この問題を解決するため製造メーカーは数万台規模の切削加工機を投入したそうです。また工作機械メーカーも回転速度を上げるためにパワー半導体を多く採用したようで。回り回って日本の景気に影響を与えたので記事になったようですね。
特集
オープンイノベーションには、外部のアイデアや技術を取り込むインバウンド型。内部の技術やノウハウをさらして外部との連携を促すアウトバウンド型。より広範囲と連携先を見つけ、新しい事業アイデアやビジネスモデルの確立を目指す連携型に分ける事が出来るんですね。最近、イノベーション関連が多く記事になっていますが、個人的には、日本ではあと10年くらいしないと本当のイノベーションというのは生まれないと思います。まだまだ、事なかれ主義、失敗NGが優先支配しており、知らず知らずのうちにマインドセットされているから。管理職のマインドを変える、とよく聞きますが、30才には、人格や考え方が完成されたものになるので、幻想なんですよね。もし自分が社長なら、まず普段会社経営に文句を言っている人を何人か選び、その人達に改革のリーダーとなってもらいます。もちろんあらゆる権限も与えます。改革に進む事間違いないでしょう。
激動の50年
今週号は、東日本大震災でサプライチェーンが寸断し、生産に大きな影響があったという話でした。本当に欲しい物であれば、むしろ困った時はお互い様と考え、頑張れ!と言って待つけどなー。ファンを増やす事が重要ですね。
世界の最新経営論 MIT流イノベーション講座
「日本の大企業は、成功しすぎたのが問題」とありました。だから安心を求め、起業家精神が失われてしまったと。対策として、起業マインドを持った中途を積極的に採用するのが良いとありました。でも管理職次第です。いくらその様な中途採用したとしても、上の人が変わらなければ何も変わりません。あと、あくまで個人的な意見として、「成功」できた理由の一つに、日本には、優良で「従順」な中小企業がいっぱい存在したからだと思います。「不平等な取引契約」で上手くサプライヤーと主従の関係を作り、「不具合0、カイゼン活動」と称して、品質向上に異様なまでにお金を使わせる(体力を削り反抗させない)ことをさせてきたからじゃないかなと思っています。
賢人の警鐘
なぜ社員全員が経営の数字を見れないのか少々不思議。秘匿情報は少なければ少ないほど会社組織は健全に回ると思っています。というのも、部下がその情報を得るため上司にすりよるという現象が起き、結果派閥が生まれやすくなるからです。

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