2019.01.14 編集長インタビューを読んで

今回は、Richard Thaler(リチャード・セイラー)ノーベル賞受賞経済学者、米シカゴ大教授。4つほど、なるほど!と思う内容が。

1.愛とは統計学の残差

「あー、上手いこと言うな」と思った。妻の好きだと思う理由、説明できる理由をすべてリストアップしてみて、リストにできない理由、説明ができない何かが「愛」だと。今度友達に聞いてみよう。

2.「人間だもの」こそ本質だ。

自分もこの言葉をよく使う、だって機械じゃないし完璧にできないよ。これを思うようになったのは、出世競争で相手に勝つために、相手のミスを一生懸命悪く言う人が増えたから。

3.本当に重要な事だけ一生懸命にやる。(=他ごとには怠慢)

自分の仕事のやり方はこれに近いかも。だから朝から無駄口は叩かない。朝来て開口一番、昨晩の飲み会の話やパチンコをする人がいるけど、勘弁してほしい。これに「興味あることも一生懸命やる」がおまけでくっつくかな。

4.日本人は、権威を引き立て過ぎる?

あくまで会社の中だけ。びっくりするぐらい(笑)。セイラーさんが日本企業のイベントに参加した時、担当からはグループディスカッションで静かになると聞いていたけど、始まってみたら白熱した論議になったらしい。権威を立てる云々の前に、これは講師と参加者の間に利害関係が発生しないからです。もしかしたらセイラーさんを紹介した会社の人の顔を参加者が立てたかもしれません。

面白そうな人だったので、著書「実践行動経済学」余暇が出来たら読んでみよっと。

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