有訓無訓 佐々木常夫マネジメント・リサーチ代表 佐々木常夫
「介護や育児などのプライベートは、会社に持ち込まざるを得ない。」優秀な人材を確保するという意味でも、このようなプライベートイシューは、会社としても積極的にサポートをすべきでしょう。「会社でプライベートについて話せれば、その人は、安心して仕事ができる。それは、モチベーションの向上につながるのです。」お互い信頼、尊敬できる関係が構築できていないとプライベートの話はできません。そういう上司ってどれだけいるんだろう。自分の給料や保身ばかりを考える人が多いからな〜。
ニュースを突く 動くでデジタル課税、日本企業に備えは
租税回避による税収減は、全世界で毎年約11~26兆円…。違法では無いけど、こういう税金逃れが格差社会を広げているような気がする。もっとも、国が奪い返したその税金を、また政治家の都合の良いように使われたら困るんだけどね…。
時事深層 「2020年はホテル不足」の見方が一転 供給過剰の懸念、震源地は大阪
資産家の土地運用とかでホテル建設がバブル中。そんな中、日韓関係の悪化や、日本は五輪で混むから他の国に行く(クラウディングアウトっていうらしい)という観光客が増え、思ったほどホテル不足にはならないかも、って。東京は別なんだろうな~。答え合わせは今年の7月、8月。
時事深層 富士フィルムが「ゼロックス」ブランドと決別へ 古森CEOが示す自信の根拠
米ゼロックスとの契約を解消し、社名を富士フィルムビジネスイノベーションにして複写機に打て出るようです。複写機市場はペーパーレス化が進んで、今後は厳しくなる一方のような気がしますが、どうなんでしょう。
時事深層 スーパーの売り場で広がるサイネージ 料理動画に商社が群がる理由
料理している動画が流れていると確かにその食材を買ってしまうな、笑。テレビとネット環境があれば、どこのスーパーでも同じ様な事ができちゃうから、動画ばかりで店内がうっとおしくならない事を祈るばかり、笑。
時事深層 SOMPOが空き駐車場シェアサービス 高齢者の免許返納に商機
なるほどねー、車を売ってしまった後の空いた駐車場を、他人に貸出か…。年金暮らしのお父さんにはいい小遣い稼ぎになりますね。
特集 ウォルマートのDX最前線 アマゾン撃退法
今週は、DXで進化を遂げたウォルマートとアマゾンの比較でした。ウォルマートは、思った以上にDXが進んでいますね。実店舗では、カメラやAIを駆使して商品不足やキズ、痛みをチェックして従業員に知らせたり、実店舗外では、AIの論文を書いたり、買い物アシスタントのようなアプリ(アスク・サム)を開発したりしているようです。他の会社と少し違うなと思ったポイントは、業務効率の改善や、商品を売る事に注力しており、データ取集のためにお客を追いかけることはしないと。なんか安心感がありますね。また、サービスがうまくいっていないな、という時は、別の方法を探したり、場合によっては終了させたり。社内の風通しがいいんでしょうね。日本企業は、いつも100点を目指し過ぎてチャンスを逃したり、赤字垂れ流しなのに撤退の決断が即座にできなかったり…。見習ってほしいな。西友もウォルマートのグループ会社だったはず。今後、このウォルマート流が日本に展開されてきたら、面白いことになってきそう。
スペシャルリポート 迷走の大学入試改革 リスク許容し前進を
「役人も、企業の中間管理職も含め、エリートといわれる人たちは既得権益の中で目をつぶっていてはいけません。失われた30年を招いた今の50歳以上の人は、みんな責任がある」えー!!同じ50歳でも正しい事を言っているために、上から嫌われて肩身が狭い思いをしている人は多いですよー(下の記事の、「一匹狼」みたいな人ね)。エリートはエリートを好むので、あと10〜20年は変われないかな~。そのとばっちりを受けているのが、今の学生。私は、海外の大学を進めます。
ケーススタディー 星野リゾート 人材育成 成長持続へ、脱カリスマ
今や、詩も絵もAIが作れると聞いたことがあります。ってことは優れたデザインの写真を片っ端からAIに覚えさせると、将来コンピュータがデザインしてくれるかもしれませんね。これ新しいビジネスになるかも…。
フロントランナー 創造の現場 キャスター「完全在宅勤務」の請負業
このキャスターという会社の事業内容を見ると、秘書、人事、経理などの企業の管理部門のサポートってなっています。今年4月から同一労働同一賃金になるため、今後派遣会社の負担が大きくなるはず。在宅でできる仕事は、派遣からネット請負のほうにシフトしていきそうですね。本来なら、派遣法ができた時に、同一労働同一賃金の論議をもっとしておけば、こんな格差が広がらなかったと思うんですよね。政策失敗ですよ。
テクノトレンド 発電や給電、センサー埋設も 高機能化する「未来の道路」
道路に太陽の光電池を埋めて発電したり、コイルを埋めてEV車に給電したり、未来の道路についての記事でした。先進国よりも、インフラ未整備、未整備道路が多い新興国で普及しそうですね。こういうのを何ていったかな?忘れてしまった、笑笑。
世界の最新経営論 大企業と変革者 「一匹狼」を支えよ
「多様性を大々的に受け入れよ、と言うわけではない。周囲とは違う発想で現状打破を試みる人間に対して、心地よい場所を与えれば良いのだ。発想の違う人間のことを、我々は『一匹狼』と言う。これまで日本では発想のまるで違う『一匹狼』の足を引っ張り、自分が理解できる、受け入れられる程度のレベルまで引きずり下ろしてきた。しかし今後はむしろ支えるべきだ。」「これから日本人は、意識的に多様性を受け入れ、他の人間と発想が違う過激な人を受け入れるべきだ。変革者を難民にしてはいけない。ヒーローとして扱うべきだ。」応援ありがとうございます!なんて、笑。まあ、こういうことができる日本企業はないでしょうね。一匹狼を排除することによって、今の地位をつかんだ人が、今更その一匹狼達を受け入れるとは到底思えません…。
世界鳥瞰 展望欠く米国の対イラン政策
先週号にも書きましたが、隣国への武力介入は予想と違う結末になる場合があります。武器に何兆円も使うのではなく、相手国に経済援助ができないものでしょうかね。
世界鳥瞰 「脱炭素」目標達成のカギ握る中国
中国は気候変動に関する会議の席では、「途上国」の立場で交渉に励もうとしているんだ。やっぱり交渉上手だな~。
賢人の警鐘 東レ 代表取締役社長 日覺昭廣
「国により正しさは違う。相手の考え方を受け入れ自分のスタイルを貫こう」日本人はノーと言えないから、結果的に相手に合わせている場合がありますよね、笑笑。問題は、日本のビジネス商習慣を相手が受け入れてくれるかどうか。これの方がなかなか理解してもらえなさそうです…。

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