2020.05.04-11 日経ビジネスを読んで

有訓無訓 ニッセンホールディングス元社長 佐村 信哉

自分に敵対している人は、自分の意見を妥協しても必ず反対してくるから「『リーダーは孤独なものである』と割り切って、自分の信じる道を進めば良い」笑、なるほど。相手に妥協したり、自分が釈然としない場合は、やっぱり良い結果にはなっていなかったと。よくありますね、こういうこと。

ニュースを突く 新型コロナで試される「言葉の力」

「渡航や移動の自由が苦難の末に勝ち取られた権利であるという経験をしてきた私のような人間にとって、制約は絶対に必要な場合にしか正当化できない。しかし今は命を救うために避けられないことだ」ドイツメルケル首相の3月11日の記者会見の言葉です。心に響く言葉だ…。一方の日本、アベノマスクといい、1世帯30万円支給が、突如1人10万円支給に変わったり…。今の日本の政治家が心から叫ぶ時は、選挙の時ぐらいかな。

時事深層 中国もアクセル踏めず 世界で手探り「コロナ共存経済」

新華社通信によれば4月15日時点で、中国の中小企業の再開率は86%のようです。封じ込めよりも緩和の方が難しい…。いずれ日本もきっと同じ事で頭を悩ませる時が出てくるんでしょうね。

時事深層 積水ハウス株主総会、経営陣刷新案を否決 惨敗”和田の乱”、好業績が阻む

2018年2月の人事がきっかけで、元会長の和田氏と現会長の阿部氏の確執が続いている模様。会社の将来がどうのではなく、もはや自身のプライドの問題なんだろうな。従業員の人ってどう思っているんだろう…。

時事深層 新型コロナであえぐ冠婚葬祭業界 真に怖いのは「ひっそり」の定着

今年4月になってから前年同月に比べ、結婚の相談件数が増えているそうです。確か、東日本大震災の後も同じようなことが起こったはず。今回は冠婚葬祭市場そのものが地味になりそうだと懸念されているようです。派手より堅実なサービスを消費者は求めるようになるかもしれません。

フロントライン 人工呼吸器、緊急増産の舞台裏

ヘルスケア大手のフィリップスが人工呼吸器を作る際、ある部品メーカーのフィリピン工場がフィリピン政府のシャットダウン宣言で停止していたため、政府に掛け合いその工場を稼働させたようです。すごいと思う反面、部品メーカーを強制的に働かせているのであれば、これは優越地位の乱用のような気が…。

特集 コロナ・エフェクトで悲鳴 「お店」がつぶれる 窮地を越えよう

生き残りのためのツールはSNSやITツール。そういうのを有効に使えていない中小企業はまだ多いと思われるので、デジタル、ネット系の仕事は今後も増えそうです。にしても、このコロナは日本政府と知事の足並みの悪さが目立つな。

敗軍の将、兵を語る 音楽レッスンにも著作権 大池真人

東京地裁が、日本音楽著作権協会が音楽教室事業者から著作権使用料の徴収を認めたことの記事でした。音楽教室の生徒が不特定多数の公衆にあたる?!その判断にびっくりだけど、音楽が好きな人を減らすことになっていると思わないのかな。

世界の最新経営論 スタンフォード流 両利きの経営 首の短いキリンになるな

破壊的なイノベーションの元になるのは、技術革新だけでなく、幅広い要員(ビジネスモデルの変化や消費者の嗜好の変化)によって市場が破壊されると。「長く生き残るためには、まずは(爆発的な変化を伴う)断続平衡説の下で訪れる破壊的変化を、乗り越えていかなければならない」これが「組織カルチャーを進化させるしかない」につながるわけですね。このコロナ禍がまさに破壊の一つ。どれだけの企業が進化できるかな…。

世界鳥瞰 コロナ余波、予測不能なアマゾン

突然の方針変更など、アマゾンのわがままには付き合いきれないと思いつつも、物流がしっかりしているからなかなか関係を切れないという話でした。物流を制するものが全てを制している割には、日本の物流業界に働く人の位置付けや給料が低いと思うのは私だけだろうか…。

賢人の警鐘 日本証券業協会 会長 鈴木 茂晴

日本人は自宅で過ごす時間が少ない民族らしい。鈴木氏の推論は、日本は他の国に比べて治安が良く、子供のころから一人で遊びに行くことができる。その単独行動が大人になっても染み付いているからと。一理あるかも。

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