有訓無訓
2000年始めの頃の上場企業がやるM&Aはやはり「コストカット」だったか…。当時、役職の肩書き持っていた人が羨ましいかったな~。会社にへばりつこうと考える人は、ひたすら人減しをしていた(評価の対象でもあった)し、転職するにしても同じポジションをもらっていたもんな~。ほんと、平社員で会社を追い出された人は不幸だった。もちろん役職者の中にも、「自分の部下を辞めさせるなんて出来ない」と自ら辞職した人もいたけど、そんな人はわずか一握り。。
「イノベーションは誰でも起こせる」そう思います。日頃から現状に満足せず、変えようとするマインドが、新しいものを生み出す力になっていると思います。自分流の経験であれば、楽をしたがる人ほど画期的な方法を思いつきますね。仕事を早く片付けるためにはどうしたらいいかを必死で考えますから。あとは悪戯好きな子供心を持った人も結構面白いアイデアを思いつくかな(笑)。
特集 ダイナミックプライシング
毎年ANAで長崎へ所用で出かけるのですが、今年の1月「あれ~、こんな高かったかな~」と思いつつも、クリック。
で、本特集を読んでいて、もしや!と思い過去の羽田↔︎長崎の購入価格を調べてみると…、今年は全然バリューじゃないじゃん!!!
まじかー、去年の2倍の値段じゃねえか!!
2018年2月22日予約 旅割75 往復25680円
2019年1月19日予約 スーパーバリューアーリー 往復52380円
ちなみに、2019年3月21日は スーパーバリュー 往復24780円 でした。。。
アーリーってのは高いのね…。ANAにやられました…。これも「常識にとらわれない逆転の発想こそ変化を生き残る道(2019年2月25日)」から来たものなのか…。変化で信用を落としたらダメだと思う。
このダイナミックプライシングを通勤時間帯の電車、路線バスで導入すれば満員電車から解放されるかな。そんなのが導入されたら会社は通勤費を払わなくなるだけか。。在宅勤務が先か、通勤電車のダイナミックプライシングが先か。。最後に、「価格に見合った価値を提供できない企業は、将来、淘汰の波に飲み込まれるだろう」とあった。価値が提供できれば、値上げ容認も醸成されつつあるとおもいます。お客様を、「神様からビジネスパートナー」として見直す良い機会でもあると思います。
ケーススタディ デンソー
フリーエージェント制(このプロジェクトやりたい人、この指とまれってやつです)を導入する会社は徐々に増えてきていますが、宣言する時に、まずは上長に相談するというルールを設けている会社がほとんどだと思います。これは人事が、部署での人材の囲い込みを主体的に解決しようとしていない証拠だと思っています。自分の上司に相談なしで他部門へ移動できるのは、会社をあげて優秀な人材をうまく使っていこうしている証左だと思います。優秀な人材を新規事業へまわす。新規事業にかける意気込みがすごい。あと15才若かったら。。。デンソーに転職考えた。にしても、この巨大企業ですら、自動車産業の行く末には危機感を持っているんだ。。
時事深層
「コンビニなどで外国人の採用規制を緩和」:日本政府は今後日本をどうしていきたいのか、わからないんですよね~。安い賃金の仕事は、外国人を活用→その会社は延命するもゾンビ化しギリギリの生活(さらに政府からの補助金を搾取する会社も存在しますが。)→ギリギリなので給料が上げられない。→給料が上がらないから、社員全体的に財布の紐が固くなる。→ますます値下げをしないと買ってくれない。→値下げのためには人件費を抑えなきゃ。→やっぱりデフレから抜けられない。この負のスパイラル、どこかで断ち切ることできないものだろうか。
世界の最新経営論 ハーバード流
前回、前々回では、市場の失敗という言葉(起業のタネの探し方)の説明があったが、自分の頭が足りずにギブアップ。で今週は、そのタネの育て方。プラットフォーム事業(仲介業)においては、コンテンツにソフトウェア開発のような発想(まずはスタートして走りながら修正するパターン)を持ち込んでも成功は難しいと。すべきことは初期における質の高い情報の精選、目利き、つまり中身がとにかく重要ということですね。はい、今週号のこの説明は私にも分かり易かったです。
二人のカリスマ
今週号は、部下に仕事を任せた社長へ、その知り合いが「どれだけ部下を信用し、経営改革を任せているのか?」「改革が上手くいったら、その部下はあんたを凌ぐぞ」と聞く場面に興味をもちました。部下に仕事を任せたら自分よりも上手くやってしまった。部下の能力が自分を超えていると思った時、人はどう動くだろうか? 世知辛い今の時勢であれば、一生懸命、足を引っ張ることに精を出すのではないでしょうかね。そうならないような仕組みを作ることが、人材育成の需要なポイントだと思います。
pie in the sky 大阪ダブル選ブルース
「都構想(とこウソう)真ん中へんにウソがあり」今回も、うまい!と思っちゃいました。大阪都構想を実現するため知事と市長が一旦辞職し、ポストを入れ替え(知事→市長、市長→知事)、で再出馬したことが書いてありました。毎日新聞は批判しており、同じ政党に属しているからといって経験もないのに入れ替わるというのは住民をバカにした話ではないかと。有名人や人気者が票を取れる時代になったもんだから、ほんと日本の将来って大丈夫か、と思っちゃいます。
シリーズ 日本の闇
10代のサイバー犯罪が増加しているという記事がありました。すべての始まりは、不登校になりネットに没頭するようになってからが多いそう。不登校がハッカーを温床になっているのであれば、少しでもそれを減らす努力を、教育機関含め問題解決に取り組むべきだと思いました。

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