2020.03.02 日経ビジネスを読んで

有訓無訓 静岡大学名誉教授 大和田哲男

歴史を学べ、とよく耳にしますが「勝者が自らの正統性を訴えるため、敗者を『悪者』に仕立て上げた部分を取り除いて評価する必要がある」と。正しい歴史とはなんでしょうね…。気をつけないと。

ニュースを突く プラットフォーマー規制、日本の盲点

「公正取引委員会が調査する楽天の送料問題も、本来は市場原理に任せて出店者や利用者の判断を仰ぐ話と割り切れるくらいでなければ、国内企業は委縮する一方ではないか」私も市場原理に任せるべきと思っていました。でも、のびのびとやらせることと、優越的地位の乱用は別物です。楽天が出店者に送料無料を強要したようなので、手に負えなくなる前に、最低限の規制は必要かも、と思いました。

緊急特集 コロナショック 崩れる既存秩序

サプライヤーが完成メーカーに「納入できない」と言えないのは、供給側が不利になるような契約があるからだと思います。この日本独自の契約が日本の生産性をあらゆる面で押し下げていると思うのは私だけでしょうか…。そもそも本当に欲しい物であれば、2、3か月ぐらい待てそうな気がするけど…。完成メーカーが協力会社や下請け会社の雇用を守るために物を買う、というなら分かりますが、自社のラインを止めないために物をよこせ、と言われている気がしてならないんですよね…。

特集 どん底からの復活劇 失敗が事業を育てる

今までミスを出さないことが優秀であり、そういう人が近年の会社のマネジメント層にいますからね。例え、トップが意識改革をしても、中間管理職が変わらない限り、現場はチャレンジできないし、しようとも思いません。しばらくは無難な事業戦略が続きそうです。

スペシャルリポート 「3.11」から10年目の電力業界 原発再稼働ままならず 成長の道筋描けるか

素人考えだけど、宇宙戦艦ヤマトにあったような放射能除去装置とか、デブリから原子炉用の燃料を作れないものだろうか…。

フロントランナー 東京食品機械 密着包装で食品ロスを削減

「日本の顧客は切れ味やフィルムの切断面など、細かい点にまでこだわる」。この会社の顧客の話です。細かい点にこだわるのは良いことですが、その顧客は対価はちゃんと払ってくれているのかな~。日本の場合、サービスの一環としてタダを求められることが多いからな~。

テクノトレンド 勝利を生むスポーツテック

スポーツもデジタルデータの活用が進んでいるという話でした。蓄積した選手データは、ゲーム会社にも売ることが出来そうですね。デジタル変革にも役立つデータ活用3か条として。

  • 適切な目標を決める ゴールから逆算してデータを集める
  • データ人材を育てる データを基に指導したりコミュニケーションしたりする人材が欠かせない
  • こだわりすぎない 新たな成果を得るためには、時にはデータを「無視」する必要も

世界の最新経営論 ベゾス氏が尊敬されない理由 寄附より社員を大切に

SNSが普及した今、従業員を正しく処遇し、提携先やサプライヤーも含めて環境に配慮していないと、世論からも身内からも叩かれる時代になってきた、という話でした。

Pie in the sky 団結は前提にして目的にあらず

今週も大いに笑わさせてもらいました。ビジョン、バリューとかいう横文字は多く出てきます。その度に、前のと何が違うの?って、笑。聞く人によって言うこと違うし、笑。

世界鳥瞰 電池が変える発電産業の未来

日本の再生可能エネルギーは、今は下火になっていると聞いていますが、アメリカでは、ソーラーパネルやバッテリーの値段が10年前に比べ、8、9割ほど安くなってきているので、急拡大しているようです。日本は狭いし、地震とか多いから、なかなか再生エネルギーの流れが出来にくいのかな…。

賢人の警鐘 カプコン 会長兼CEO 辻本憲三

若い人も飲みに行っていると思います。ただ若い人同士で。彼らは、自分の上司が、尊敬する人かどうか分からない内に、一緒に飲むのが好きじゃないみたいです。だから、自分の部署だけの飲み会には参加しせず、色々な部署が混ざった飲み会は参加する人が多いんですね。若い人の方がよっぽどしたたかです…。

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