有訓無訓 味の素顧問、企業情報化協会副会長 五十嵐弘司
「何かあったら全部責任を取る」こういう事を言ってくれる上司が羨ましいです。「経営層は、チームで全体最適を考える必要がある」ホント分業仕事が増えました。分業が過ぎると、たとえ最終完成品が殺人兵器であっても本人たちには分からないということですからね、不安になるのが分かります。自分の担当分野しか考えない人が増えてしまった背景は、評価方法に問題があったんだと思います。全体最適に貢献した人ほど高評価になる様にすれば変わる様な気がしますが、どうなんでしょうね。そういえば経営層の評価基準を一般社員にも公開している企業ってあるのかな?
ニュースを突く 日本経済は新型肺炎に耐えうるか
感染者が、7万人強。感染経路が不明な感染者も出てきて、いよいよ市中感染かとなり始めたけど、なんとかオリンピックまでには落ち着いてほしいな…。(2月終わりには世界中に広がり、日経、ダウ暴落)
時事深層 DeNAやメルカリなどネット企業 折れる「ニの矢」で再編モード
日本のネット企業が新たな成長の柱を見つけられず苦戦中とのこと。ネット産業は後発でも簡単に真似ができてしまうので、継続して収益をあげるのは大変なんですね。
時事深層 新型コロナウイルスで浸透するテレワーク 危機に不可逆で進む新しい働き方
そもそも、ハードからソフトに産業の転換が起こっている中で、ハードの時と同じルールで仕事をしているのがおかしいと思う。在宅勤務がもっと当たり前になって欲しいな。そうなると駅近の物件も安くなるだろうし、地方にも満遍なくお金が分配されることになって良いと思うね。とはいっても、まずコロナが落ち着かないと…。
時事深層 テスラがCATLから電池調達 「独占」手放したパナのジレンマ
黎明期からの参入であっても、成功を掴むのは難しいということですね。手を引くには大き過ぎた投資額と、テスラの成長を読み誤った感じがします。今年から参入していれば、業界図が大きく変わったかも。販売台数が高々40万台未満のテスラが、時価総額で、1000万台販売するトヨタについで2位とは…。ちょっとバブルだと思うけど人気すごいな。
時事深層 アイシンがMaaS事業 逆境・自動車部品の生きる道
乗り合いサービスをMaaSと呼んでいいものかとちょっと首を捻りますが、笑。チョイソコというサービスの実証実験をスタートさせたという記事です。とうとう輸送サービスをスタートしたか、と個人的な感想。自分たちの手でビジネスを壊し、生まれ変わらない限り明日はないと思ったんでしょうね。これも時代の流れか…。
時事深層 下げ止まらないデジカメ出荷台数 ニコン、キャノンに迫る時間切れ
自分の周りの友達でデジカメを持っている人はおらず、デジカメが欲しいという人もみないし。今年1000万台強の需要も将来はかなり厳しいかも…。
特集 長生きという憂鬱 人生100年時代の正しい老後設計
生涯現役と思っていても現実はなかなか厳しいようです。50歳以降の起業では半分が赤字だったり、好きな仕事を選んでもやっぱり人間関係があったりと。環境に適応できるものが生き残れるってやつですな。自分は人の下で働くのはもう疲れたので失敗してもいいから起業を選択するかな。いよいよ老人ホームとなったら月95万円?!払える人ってどんな人?日本政府なんとかしなさい!おじいちゃん、おばあちゃんになってもできる仕事や、趣味はどんなものが良いかと自分なりにまとめると、
- 事故を起こす、事故に巻き込まれる危険が少ないこと
- 若い人、上級者からの指示が少ないこと
- 自分が誰かの足を引っ張っるような仕事ではないこと
- 覚えることが不要。上達が不要。
逆・タイムマシン経営論 「飛び道具トラップ」に気をつけろ
今週号は、バブル前にブームになったEPRの話でした。「手段が目的化してしまうとその後に次々と負の連鎖が生まれます。だからこそ、何がそもそもの目的で、何がそれに対する手段なのか、手段と目的の関係をはっきりさせた上で意思決定をすることが大切なのです」EPRはただの統合業務ソフト。なのに当時は競争優位に立てるとみんな思ってしまったんですよね。日本人は、すぐ人と同じことをしたがるし、人と違うことをするのを恐れるからな〜。「競合他社との違いを作るのが戦略であり、それは他社とdifferentな活動を選択することによって生まれる。他社よりもbetterであってもそれは戦略ではない。」賢い企業は、ちゃんとわかっていたんでしょうね。
ケーススタディー 湖池屋 「脱・2番手意識」でヒット連発
「30、40代の精鋭部隊を集め、社内の意識改革を働きかけるプロジェクトチームを立ち上げた。しかし、長年染み付いた意識を変えるのは難しく、成果は出なかった」社内の意識とは、その会社の文化みたいなもので、積み重なった思いや既得権益が絡んだりしてそう簡単には変えられないと思います。それができるのは覚悟をもった社長だけ。実働部隊ではなかなか厳しいと思いますね。ん〜、ポテトチップス一つとっても、日本で生き残っていくのは大変だ〜。これだけのマーケティング力、商品開発力があるなら海外でもやっていけそうだけど…。
フロントランナー 創造系不動産 建築と不動産を融合する
建築家と不動産屋は日常的に仕事を紹介したりしているものだと思っていたのですが、実は違っていたんですね。不動産の資格を持つ建築家は最強ってこと?
テクノトレンド 航空機、クルマへの搭載も視野に 超電導モーターが地球を救う
車の内燃機関がモーターに変わりつつあるように、ジェット機のジェットエンジンですらモーターに置き換わろうとしているんですね。本当にそんな日が来るんだろうか。
編集長インタビュー 出口浩明 立命館アジア太平洋大学学長 学ばない大人が衰退招く
痛烈に日本企業を批判していました。「偏差値でふるいにかけた後、素直で我慢強く、協調性があり、上司の言うことを聞く人を採用する。そんな人ばかりを集めて、スティーブ・ジョブズが生まれるか」生まれませんよね、笑。でも、そういうお利口さんを選んでしまう理由があるんです。だって、癖がある人を入れたら、選んだ人を責める人がいるからですよ。「給料が出れば良く、年功序列で上がっていければ満足で、経営者も任期を全うすることしか頭にない」これもある種の成功体験ですね。大企業勤めなら、なおさら。普通は波風が立たない生活を選びます。「これからの世界では、問を立てる力や探究力が何よりも大切になります。この先、何が起こるか分からないから、頼れるのは自分の頭しかないわけです」人生100年時代、50、60歳になっても勉強が必要な理由です。
世界の最新経営論 社会課題と収益企業 寄付や植林はESGではない
「企業が数字だけでなく「E」「S」 「G」 と言う3つの分野でどう成功を収めているかが重要なのである」「単にビジネスの利益を社会に還元するのではなく、社会に不利益を起こさないやり方でビジネスをしていくことこそが社会貢献との認識が広まりつつある」環境汚染を気にも止めない企業を減らすには、投資する人が目を光らせる必要があります。もし地球が言葉を話せたら、自滅するのを待っていたのに、なぜ今になって地球の事を考え始めたの?と不思議がっているかもしれませんね。
世界鳥瞰 トランプ大統領、最高の1週間
まだトランプ政権を49%もの人が支持しているんだ。ルールを作る立場におかしな人を選んだ時点で、格差が激しくなり、一部の人にしか幸せは分配されなくなります。
賢人の警鐘 伊藤忠商事 元会長 丹羽宇一郎
環境保護論者グレタ氏の話。人間ってすぐ忘れちゃうから、こういうリマインダーの様な人がいるとありがたいです。









