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  • 2020.02.17 日経ビジネスを読んで

    2020.02.17 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 味の素顧問、企業情報化協会副会長 五十嵐弘司

    「何かあったら全部責任を取る」こういう事を言ってくれる上司が羨ましいです。「経営層は、チームで全体最適を考える必要がある」ホント分業仕事が増えました。分業が過ぎると、たとえ最終完成品が殺人兵器であっても本人たちには分からないということですからね、不安になるのが分かります。自分の担当分野しか考えない人が増えてしまった背景は、評価方法に問題があったんだと思います。全体最適に貢献した人ほど高評価になる様にすれば変わる様な気がしますが、どうなんでしょうね。そういえば経営層の評価基準を一般社員にも公開している企業ってあるのかな?

    ニュースを突く 日本経済は新型肺炎に耐えうるか

    感染者が、7万人強。感染経路が不明な感染者も出てきて、いよいよ市中感染かとなり始めたけど、なんとかオリンピックまでには落ち着いてほしいな…。(2月終わりには世界中に広がり、日経、ダウ暴落)

    時事深層 DeNAやメルカリなどネット企業 折れる「ニの矢」で再編モード

    日本のネット企業が新たな成長の柱を見つけられず苦戦中とのこと。ネット産業は後発でも簡単に真似ができてしまうので、継続して収益をあげるのは大変なんですね。

    時事深層 新型コロナウイルスで浸透するテレワーク 危機に不可逆で進む新しい働き方

    そもそも、ハードからソフトに産業の転換が起こっている中で、ハードの時と同じルールで仕事をしているのがおかしいと思う。在宅勤務がもっと当たり前になって欲しいな。そうなると駅近の物件も安くなるだろうし、地方にも満遍なくお金が分配されることになって良いと思うね。とはいっても、まずコロナが落ち着かないと…。

    時事深層 テスラがCATLから電池調達 「独占」手放したパナのジレンマ

    黎明期からの参入であっても、成功を掴むのは難しいということですね。手を引くには大き過ぎた投資額と、テスラの成長を読み誤った感じがします。今年から参入していれば、業界図が大きく変わったかも。販売台数が高々40万台未満のテスラが、時価総額で、1000万台販売するトヨタについで2位とは…。ちょっとバブルだと思うけど人気すごいな。

    時事深層 アイシンがMaaS事業 逆境・自動車部品の生きる道

    乗り合いサービスをMaaSと呼んでいいものかとちょっと首を捻りますが、笑。チョイソコというサービスの実証実験をスタートさせたという記事です。とうとう輸送サービスをスタートしたか、と個人的な感想。自分たちの手でビジネスを壊し、生まれ変わらない限り明日はないと思ったんでしょうね。これも時代の流れか…。

    時事深層 下げ止まらないデジカメ出荷台数 ニコン、キャノンに迫る時間切れ

    自分の周りの友達でデジカメを持っている人はおらず、デジカメが欲しいという人もみないし。今年1000万台強の需要も将来はかなり厳しいかも…。

    特集 長生きという憂鬱 人生100年時代の正しい老後設計

    生涯現役と思っていても現実はなかなか厳しいようです。50歳以降の起業では半分が赤字だったり、好きな仕事を選んでもやっぱり人間関係があったりと。環境に適応できるものが生き残れるってやつですな。自分は人の下で働くのはもう疲れたので失敗してもいいから起業を選択するかな。いよいよ老人ホームとなったら月95万円?!払える人ってどんな人?日本政府なんとかしなさい!おじいちゃん、おばあちゃんになってもできる仕事や、趣味はどんなものが良いかと自分なりにまとめると、

    • 事故を起こす、事故に巻き込まれる危険が少ないこと
    • 若い人、上級者からの指示が少ないこと
    • 自分が誰かの足を引っ張っるような仕事ではないこと
    • 覚えることが不要。上達が不要。

    逆・タイムマシン経営論 「飛び道具トラップ」に気をつけろ

    今週号は、バブル前にブームになったEPRの話でした。「手段が目的化してしまうとその後に次々と負の連鎖が生まれます。だからこそ、何がそもそもの目的で、何がそれに対する手段なのか、手段と目的の関係をはっきりさせた上で意思決定をすることが大切なのです」EPRはただの統合業務ソフト。なのに当時は競争優位に立てるとみんな思ってしまったんですよね。日本人は、すぐ人と同じことをしたがるし、人と違うことをするのを恐れるからな〜。「競合他社との違いを作るのが戦略であり、それは他社とdifferentな活動を選択することによって生まれる。他社よりもbetterであってもそれは戦略ではない。」賢い企業は、ちゃんとわかっていたんでしょうね。

    ケーススタディー 湖池屋 「脱・2番手意識」でヒット連発

    「30、40代の精鋭部隊を集め、社内の意識改革を働きかけるプロジェクトチームを立ち上げた。しかし、長年染み付いた意識を変えるのは難しく、成果は出なかった」社内の意識とは、その会社の文化みたいなもので、積み重なった思いや既得権益が絡んだりしてそう簡単には変えられないと思います。それができるのは覚悟をもった社長だけ。実働部隊ではなかなか厳しいと思いますね。ん〜、ポテトチップス一つとっても、日本で生き残っていくのは大変だ〜。これだけのマーケティング力、商品開発力があるなら海外でもやっていけそうだけど…。

    フロントランナー 創造系不動産 建築と不動産を融合する

    建築家と不動産屋は日常的に仕事を紹介したりしているものだと思っていたのですが、実は違っていたんですね。不動産の資格を持つ建築家は最強ってこと?

    テクノトレンド 航空機、クルマへの搭載も視野に 超電導モーターが地球を救う

    車の内燃機関がモーターに変わりつつあるように、ジェット機のジェットエンジンですらモーターに置き換わろうとしているんですね。本当にそんな日が来るんだろうか。

    編集長インタビュー 出口浩明 立命館アジア太平洋大学学長 学ばない大人が衰退招く

    痛烈に日本企業を批判していました。「偏差値でふるいにかけた後、素直で我慢強く、協調性があり、上司の言うことを聞く人を採用する。そんな人ばかりを集めて、スティーブ・ジョブズが生まれるか」生まれませんよね、笑。でも、そういうお利口さんを選んでしまう理由があるんです。だって、癖がある人を入れたら、選んだ人を責める人がいるからですよ。「給料が出れば良く、年功序列で上がっていければ満足で、経営者も任期を全うすることしか頭にない」これもある種の成功体験ですね。大企業勤めなら、なおさら。普通は波風が立たない生活を選びます。「これからの世界では、問を立てる力や探究力が何よりも大切になります。この先、何が起こるか分からないから、頼れるのは自分の頭しかないわけです」人生100年時代、50、60歳になっても勉強が必要な理由です。

    世界の最新経営論 社会課題と収益企業 寄付や植林はESGではない

    「企業が数字だけでなく「E」「S」 「G」 と言う3つの分野でどう成功を収めているかが重要なのである」「単にビジネスの利益を社会に還元するのではなく、社会に不利益を起こさないやり方でビジネスをしていくことこそが社会貢献との認識が広まりつつある」環境汚染を気にも止めない企業を減らすには、投資する人が目を光らせる必要があります。もし地球が言葉を話せたら、自滅するのを待っていたのに、なぜ今になって地球の事を考え始めたの?と不思議がっているかもしれませんね。

    世界鳥瞰 トランプ大統領、最高の1週間

    まだトランプ政権を49%もの人が支持しているんだ。ルールを作る立場におかしな人を選んだ時点で、格差が激しくなり、一部の人にしか幸せは分配されなくなります。

    賢人の警鐘 伊藤忠商事 元会長 丹羽宇一郎

    環境保護論者グレタ氏の話。人間ってすぐ忘れちゃうから、こういうリマインダーの様な人がいるとありがたいです。

  • 2020.02.10 日経ビジネスを読んで

    2020.02.10 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 国際大学特別顧問・名誉教授 森正勝

    「この30年、日本はいったい何をやってきたのかと」大きな企業では、優秀な人を多く採用するので、壮絶な出世競争にみんな精を出していたんですよ。ようやく社長になっても、あるのは足の引っ張りあい…。強い信念を持った経営者は仕組み的に育ちにくく、ビジョンがあるようでない企業ばかりになってしまった気が…。この先も10年くらいは低成長が続くと思っています。

    編集長の視点 大事なのは成長?お金?年収3分の1への転職

    年輪経営、と呼ばれる経営哲学があるそうな。今度調べてみよ。

    ニュースを突く 新型ウイルス、真の影響はこれから

    1回目は陰性だったけど2回目の検査で陽性になったというニュースもありました。時すでに遅しのような。もはや誰もがキャリアになっている可能性があるわけだから、何人感染者が増えたというニュースより、もし感染したら、自宅でできる初期治療を教えてもらいたい。

    時事深層 地震や洪水などのほか感染症も想定 世界で注目浴びる「大災害債」

    保険のための保険があるんですね。異常気象や、地震等の一度の大災害で保険会社が大損害を被らないようにするための保険です。ネット保険は、保険料が安いけど大災害に弱いのでは、と思っていたけど、これがあれば安心じゃん。ネット保険は今後さらに増えそうです。

    時事深層 任天堂、「スイッチ」好調で スマホ強化はトーンダウン

    オフィシャルストアを立ち上げ自社キャラクターに接する機会を増やし、さらにスイッチの売り上げを計画している様です。任天堂のコンテンツってまだ健在。ということもあって、スマホの方はちょっとスピードダウン。

    時事深層 大阪のIR事業者にオリックスが名乗り 地元財界が覚える一抹の不安

    オリックスへの不安はなんだろうと思っていたら、18年秋の台風の時に関西空港で起きたのトラブルようです。浸水したり連絡路が破損して孤立した時、共同運営しているフランス企業とうまく意思疎通できなかったらしい。今回のIR事業も米企業との共同出資になるため、周りから大丈夫かな…と。

    時事深層 1本300万円の「山崎55年」発売へ 原酒不足、サントリーに滲む焦燥

    過去の記事に、分子レベルの合成で、数年で何年も熟成したような風味のワインが作れるという記事があった。12年風、55年風ってウイスキーが出てくるのもそう遠くはないかも。

    時事深層 カインズ、米データ企業に出資 地方小売り、実は進むデジタル化

    店舗の一部を試作品の展示会として貸し出すビジネスがある様です。場所を借りたメーカーは試作品を展示し、貸した側は見学にきた人の行動データを提供するそうな。で、メーカーは、そのデータを商品開発に役立てると。そういえば、化粧品のサンプルばかりを展示しているお店があったな。それがもう少し進んだビジネスに近いかな。

    特集 あなたを鍛える会社

    最後の方の記事にまとめてありましたが、大量生産の製造業ベースの組織を変えられない会社は、もう残っていけないのではと。ハードからソフト(デジタルサービス)にビジネスが移りつつあるので、その2つを同一の土俵でくらべるのは少々難しいですが、ソフトの方がより実力主義になってきていますね。未来の組織のあり方としてネットフリックスの紹介がありました。プロ集団って感じで、ハラスメントと安全に関わること以外、基本自由らしい…。で、マネージャに求められるのは、「チームに自分より優秀な人間を採用すること。将来、自分のポジションを脅かすかもしれないがそれ以上に能力と人柄をみる」チャレンジしたいと思う人には魅力的な会社にうつりますよね。果たして日本企業は、そういう会社と伍していけるのだろうか…。

    編集長インタビュー 野村克也 「自身の回復」は一人で生きる

    「組織には他の選手のかがみになる中心選手が絶対必要」今の日本企業には真似をしてはいけない鏡はいっぱいいそうですけどね…。自分は、他の社員のかがみとなっているだろうか、とふと思ってしまった…。「人材育成とは『見つける』『育てる』『生かす』こと」その中でも「育てる」のが難しい」と。難しいのは相手の理解や、やる気に依存する部分が多いからですかね。当時の南海オーナーは、なぜ田舎の高校を出たテスト生の野村氏に監督のチャンスを上げたんだろう。どこを見て判断したのか、とても気になります。

    逆・タイムマシン経営論 「飛び道具トラップ」に気をつけろ

    逆・タイムマシン経営論とは、「近過去に遡って当時の言説を現在の目で再興し、そこから教訓を引き出す」名前だけ読むと新しい感じがするけど、歴史に学べとか、新聞、雑誌は10年寝かせて読めっていう話。「いつの時代もその時点で目にするニュースや、言説にはノイズが入るため思考や判断にバイアスがかかる。ビジネスの意思決定を狂わせるから気をつけないといけないよ」と言うことです。今回は、サブスクリプション、通称サブスク。「古くから存在する課金方式の1つであり、新しいトレンドでも先駆的な最新のビジネスモデルでもない」重要なのは、「差別化された価値をもたらし、しかも価値を持続出来るかどうかは、様々な打ち手が首尾一貫性を持って繋がった戦略ストーリーの文脈において見なければわからない」こと。一歩はなれた所から事象を客観的に俯瞰できる能力が重要です。

    ケーススタディー アイリスオーヤマ 「価格戦争」何でも「自前」で安さ追求

    個人的には、高いけどやっぱり欲しい!というiPhoneみたいな製品を日本企業には作ってもらいたいな〜。「日本の生産性が低いのは、効率が悪いからではなくサプライチェーンが長いから」という独自の理論を大山会長はお持ちのようです。他の国はどうなんだろう。日本とよく比較されるドイツはサプライチェーンが短いんだろうか。

    フロントランナー フレアス 寝たきり患者救う元ニート

    訪問マッサージの会社です。この会社の社長は元ニートだったのですが、東洋医学と出会ったことがきっかけで生まれ変わった様です。人に何かをしてあげたい、こんないいものを紹介したい、強い思いがある人は、変われるんですね。

    気鋭の経済論点 100兆円超え予算に潜む課題 知財投資高める仕組み作りを

    「付加価値の源泉が知財に移っていることはもはやいうまでもない」何もない地方が困っちゃうから、分かっているけど知財には予算は当てられないってのが政府の答えなんでしょうね。

    世界鳥瞰 英、第3のリセットを成就する方法

    「本当に語るべきは、繁栄にあずかる機会を全国民が得られるようオープンアップすることだ」「EU離脱は、英国政府がスコットランドやウェールズに特権をあたえておきながらお膝元の各地方をないがしろにしていることに対する、イングランドの復讐だったのだ。それは今後、連合王国の分裂にまで至るかもしれない」すべての国民が国の繁栄にあずかる機会を得ていれば分断なんて起こらなかっただろうと思います。格差を埋めていかないと。

    世界鳥瞰 中東和平を葬り去る新和平案

    「米国が基本としてきた2国間共存の理念は、既に実現不可能な夢と化した」水と油のように絶対に混ざらないものを混ぜようとする努力より、どちらか一方を選んだ方が良い、という判断なんでしょう。正しい決断だったのか、神のみぞ知るですね。

    Pie in the sky ONE TEAMとレミングの差

    ONE TEAMって言葉に対する見解。「ただでさえ忖度と同調圧力に支配されがちな日本の企業や競技団体に当てはめたら、またたく間に、金太郎飴式の斉一化とピラミッド形式の上位下達を旨とした、恐怖の帝国陸軍的ロボット集団ができあがるに決まっている」確かに、笑える。

    賢人の警鐘 日本証券業協会 会長 鈴木茂晴

    「もう10年もたてば平等意識の高い世代が、管理職に就く頃だ」私もそう思います。逆に言い換えると10年は変われない…。果たして、有能な女性、当然男性も、それまで待ってくれるかな…。結局、古臭い考え方を持った人しか会社には残らない気がしますね…。有能な人を残したいと思うならば、完全に別会社、もしくは別組織を立ち上げるしかないと思っています。

  • 2020.02.03 日経ビジネスを読んで

    2020.02.03 日経ビジネスを読んで

    時事深層 中国当局が三菱電機にサイバー攻撃か 米中覇権争い、日本に余波

    他の軍事関連企業もアタックされていそうですね。三菱電機はどこに被害を届けたんだろう?サイバー空間では、国家が裏で手を引いている事が多いはず。防衛関連に関しては、即座に国が介入できる様にしないと、ますます日本企業が狙われてしまう…。そういや日本はネットスパイ天国だ、という記事が過去あったな。

    時事深層 メルカリのOrigami買収 市場が危惧する赤字拡大

    思った以上に、企業の淘汰が早く始まった感じ。ただ、まとまってきたとしても、未だにカード会社への手数料が安くないから、まだ現金決済はなくならないんだよな〜。自分はまだスイカで十分。

    時事深層 楽天の「送料無料」に出店者が反旗 「場所貸しビジネス」は限界か

    送料の有料、無料は店舗が決めていいと思うんだけどな。そこで買う買わないは、消費者の判断する所だと思うし。ちょっと前の記事で、「なんでもかんでもネット規制ばっかり」と楽天社長の苦言があって、その時は同意してたけど、この騒動を見る限り、やはり支配的立場の人が無茶なこと強制をしないよう規制の必要性を感じてしまった…。

    フロントライン 批判浴びるビジョン・ファンド

    ビジョンファンドが契約の最終段階で投資撤回をすることが増えているという記事でした。契約反故なら問題だけど、最終局面でやっぱり白紙撤回ってビジネスではちょくちょくある話だと思うんだけど…。とはいえ、金額がとてつもなく大きいから、市場操作しているんじゃないか、と批判されるのもなんとなく分かる。

    特集 さまよう工場 米中分断時代を生きる

    水と一緒。工場も賃金の高いところから低い所へ流れます。アジア圏では、一年でも賃上げ無しで従業員を雇い続けるなんてもう不可能と思ったほうがいいですね。技術移管のしやすさ、生産数量、品質、従業員の給料、地政学的リスク、他諸々いっぱい検討をしてもやっぱりうまくいかないこともあるので、トライ&エラーで勉強するしかないですね。先週習った不確実性ってやつだ。

    スペシャルリポート 「BAT」を超える新世代チャイナプラットフォーマー 日本の暮らしにも浸透 中国「TMD」の強さ

    なるべくして、なった結果ではないでしょうか。新しいビジネスが生まれやすい環境、条件が揃いすぎ!巨大な内需があるから、起業と廃業がすごいスピードで回っているし、政府が外資の参入を規制して自国の企業を助けているのも大きいですよね。日本も自国の成長産業にもっと力を入れるべきだと思う。

    ケーススタディー マツモトキヨシホールディングス 稼げるPB商品の作り方

    「データーに陥りすぎてもいけない」そう思います。データはアクションの結果。それが一体何を示しているのか、そこから何が望めるのか、ここをきちんと理解することが重要だと思いますね。

    不屈の路程 栗田貴也 トリドールホールディングス社長兼CEO

    記事とは全く関係ないけど…。渋谷の新オフィスのことがありました。カフェの様なオフィスです。自分の会社にも同じ様なフロアがあるのですが、使う人は多くないですね…。深く腰掛けるソファのような椅子は、PCが使いにくいし、人が少ないから休憩場所の様になっちゃってます。そのため、休憩していると思われるから、ますます誰もよらない…。このためにフロアを1つ潰しているので通常デスクの方は、むしろ以前よりも混んでしまったという始末。これから導入を検討される企業の方は、よく検討した方がいいと思います。

    フロントランナー イデア・レコード 飲食店の手間、ITで支援

    食べログ等のプラットフォームに掲載されていても、まだHPをもっていないお店は多いはず。そういう飲食店に、HPの作成や予約管理の代行サービスをしたりしている会社です。ワンストップでいろいろなサービスを提供くれるのがいいですね。

    テクノトレンド 八王子から打倒GAFA AIで挑む「攻め」の医療

    病院に自分を登録しておくアイデアはいいと思いますけどね。ただ他の企業や団体とつながり始めると突然、下世話なメールが届き始めるようになるからな…。今は、本人の同意を得た上でサービスを受けられるようになっているそうですが、携帯電話のように、登録時に自動加入なんてことにならないよう願うばかりです。

    編集長インタビュー 鈴木敏文 セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問

    正論を話す人には、とことん相手を論破するタイプと、相手の逃げ道を作ってあげるタイプの人がいます。鈴木氏は、どちらだったんでしょうね。「マネをしたら絶対に一番にはなれない」マネという楽な方に逃げるのも分かるんですよ。人もお金も時間も有限で、でも会社からは、結果を求められる…。今の時代は、マネをしても一番になるのは難しいです…。

    気鋭の経済論点 世界の量子コンピュータービジネス 「AIの次」獲得競争が始まった

    AIと量子コンピュータがくっついたらどうなるんだろう。

    Pie in the sky 危機感こそ封じ込めるべき

    コロナウイルスによる新型肺炎の関連記事。「伝染病への嫌悪が、国に根付いている古い差別意識を暴走させることだ。差別は、危機意識にかこつけて顕在化する」アメリカでも中国人が殴られたというニュースがありました。悲しいですね。そもそも普通の風邪と何が違うんだろう。安心できる情報が欲しい。

    世界鳥瞰 従業員を大事にし始めた企業

    「やる気のある従業員は顧客を大切にする。顧客の信頼を得るために、企業は何をすれば良いのか。そのうちの一つが従業員に対して敬意を払うことだ」 顧客の信頼を得ている従業員に敬意を払う事と、従業員に敬意を払えば顧客の信頼を得られる、は全く別物なので注意の必要がありますね。日本は昔から従業員を大切にしてきたほうだと思います。ゆえに人を切ることができなく、今苦しんでいる企業が数多く存在します。これは、本当に敬意を払うべき従業員を大切にしなかった結果なのかもしれません。

    世界鳥瞰 建国の精神失った米共和党

    トランプ大統領の弾劾裁判って、やった方が良かったのかな…。茶番であったとしても、大統領は潔白というのをお墨付きにしただけのように感じてしまった。今年11月、再選はあるんだろうか。

    世界鳥瞰 試練の欧州エネルギー政策

    そうか…当たり前だけど、資源を持っている国は強いということをすっかり忘れていた。交渉材料に使える技術、資産か…。今日本は何を持っているんだろう。

    賢人の警鐘 富士フイルムホールディングス会長・CEO 古森重隆

    「企業経営は全てが思い通りになるわけではない。最初に決めたことと違う結論になるのはよくあることだ。」「何かができなくても、良い結果をもたらす方法は他にもある。一度決めたことに固執する非有用はない。状況に合わせて、よりよい策を考えていくべきだ。」なるほど~。覚えておきます。思い通りにいかなかったら、部下を怒ってしまいそうな自分…。

  • 2020.01.27 日経ビジネスを読んで

    2020.01.27 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 東京海上ホールディングス会長 永野毅

    米国では、面倒な手続きをネット上で済ますことによって保険料を安くして、急成長している会社があります(1月13日号の記事)。将来日本でもネット販売が中心になってくるかもしれませんね。

    編集長の視点 日雇いから経営トップに 飢餓感とパナソニック

    今の社会人にはハングリーさがない、と昨年もある著名人が言っていたな。ハングリーって難しいですよね。怒鳴ったり言葉が汚いと、あっという間にブラック企業、パワハラでレッドカードだし、最近仕事がやりづらく感じるのは私だけ?

    時事深層 イオン、23年ぶり社長交代 デジタル転換、非「岡田」に託す

    アマゾンとウォルマートの戦いのことが1月20日号の記事ありました。西友はウォルマート系。さてさてイオンはどこまでDXに本気か、西友とイオンの戦いが楽しみです。

    時事深層 「スカイアクティブX」を主力SUVに マツダ、背水の新型エンジン

    どこのメーカーも出来なかった夢のエンジンですよね。統一感のあるデザインも好きです。技術の安売りはやめて〜。値下げ要求にも屈せずなんとか張って欲しい。

    時事深層 ホンダが日本郵便に納入 電動バイク普及、鍵は郵便局?

    交換式バッテリーはホンダ、ヤマハ、スズキ、川崎と二輪主要メーカーで規格が統一されているんですね。知らなかった…。インフラ整備が整っていないから、電動の車、バイク、自転車がなかなか普及しないと聞いた事があります。郵便局で充電が出来る様になると、うれしいですね。

    時事深層 法改正きっかけに資産残高伸びる 「お任ファンド」に年金マネー

    ターゲット・デート・ファンドとは、投資を始めた頃は、高リスク商品で資産を増やし、満期になる前から徐々に債権等の低リスク商品に変えて資産の目減りを減らすファンドです。ふむふむ、スイッチングするだけだから自分もできるな。覚えておこう。とはいえ、自分はいつまで働くことになるんだろう…。

    時事深層 立民、国民民主の早期合流困難に 「野党集結」急ブレーキの舞台裏

    主導権争いなんかをやっているから、いつまで経っても自民党に勝てない。

    時事深層 軽自動車もホテル代わり 改造も楽しむ「バン泊」新市場

    昔は、車の外観を変える人が多かったと思いますが、今は車中泊できるように内部を改造ですか…。現実的な選択をする人が増えたってことかな。自分は改造じゃないけど、車や家の代わりにクルーザー生活やってみたい。

    フロントライン アマゾン、自動車で「オセロ戦略」

    車と会話をしている自分が想像できない、笑。BLuetoothで電話さえできれは十分じゃない?と思うのは自分だけかな。そんな時間に追われることないし。

    特集 どうなってる? Panasonic

    色々書いてあったけど、つまるところパナソニックも大企業病に陥っていると。意識改革のために外部人材を入れて、良い雰囲気にはなっているようですが、全員の意識改革にはまだ時間がかかりそうです。今週の賢人の警鐘で書かれていた事が、そのままパナソニックに当てはまっているじゃんと思ってしまった、笑笑。

    スペシャルリポート 不振企業には違いないが… 一円で企業買収はアリ? 成功と失敗の分かれ目

    1円??自分でも会社買える?!と思っていたら、ただより安いものはないらしい、笑。資産査定に1000万円とかかかるみたい。1円買収の情報は、公に公開されていたりするのかな。気になる。

    ケーススタディー エア・ウォーター [M&A戦略] 買収・提携、200の「軽打」

    国内産業ガス大手の会社が、コツコツとM&Aを繰り返し、農業・食品や医療などの新事業創出に成功しているという会社です。売上2000年比で3倍とは凄い。エア・ウォーター流 M&Aの極意

    • 地域のつながりを持つ企業を選ぶべし
    • 売上高100億円以下の小粒な会社を選ぶべし
    • 書類よりもオーナーの人間性を選定の基準にすべし
    • 本社から送る人間は最小限に
    • 従業員は辞めさせず、旧経営陣も残すべし

    最後の、「旧経営陣は残す」ってのは、少々悩みますが、大体納得いく内容。「買収した企業の本当の姿が分かるのは3年後。従業員と気心知れた仲になり初めてこんなことやろうと言えるようになる」一つの文化となるまでには時間がかかるんですね。

    世界の最新経営論 バークレー流 ダイナミック・ケーパビリティ 「不確実性」と「リスク」を分ける

    今週は、難しかったな…。ん〜、対策がとれるのがリスクであり、対策が取れないのが不確実性かな?いや、ちょっと違うな…。「二股のガバナンス」と、「バリューチェーンのデカップリング」により世界のシステム同士が協力しなくなるらしい。不確実な環境下に必要な「ダイナミックケイパビリティ」とは、

    1. 未知の未来を「センシング」 →顧客との関係の中で、技術的な機械や脅威を見つけだし、開発、共同開発に着手する。
    2. 「シージング」 →ニーズに応え事業機会をつかむため、社内の人的、物的資産資源を動かす。
    3. トランスフォーミング、またはシフティング(移行) →更新し続ける。

    Pie in the sky 小泉進次郎大臣は大穴たれ

    「育休は有能であれ無能であれ、主力であれお荷物であれ、また男性であれ女性であれ、すべての勤労者に対して等しく保障される働く者の基礎的な権利である」少々極端ですが、同意です、笑。

    世界鳥瞰 プーチン大統領、終身王座獲得へ

    プーチン氏、めちゃくちゃ元気ですね。20年間もトップに君臨していて、まだ満足できないなんて。確かに外交面では、キーマンがプーチン氏1人なのでやり易いかもしれないけど。当のロシア国民は幸せなんでしょうか。

    世界鳥瞰 米国の経済制裁、新たな一手

    ファーウェイは、もう米国半導体を使っていないんじゃないかな。中国とは、ケンカせず上手に付き合わないと。中国と米国でチキンレースやっている感じだね。

    賢人の警鐘 ミスミグループ本社 シニアチェアマン 三枝匡

    「改革を殺す政治性に対抗するには、改革者は論理性を武器にした腕力をみがかなければならない。」そうですね。論理性を問う必要がある時点で問題ありです。改革で一番重要と思う事は、嫌われても構わないから正しい事をやり抜く覚悟だと思います。「元気な会社なら『正しい、正しくないか』を真正面から論議するが、政治性の強い人々は裏口から出入りする。夜は必ず誰かをやり玉に挙げ、グチと陰口を肴にして飲む。昼間に『青臭い世論』を戦わせない会社に、よみがえるためのリスク戦略をまとめ上げ、実行に移すことなどできない。」会議の場では、正々堂々と正しい事を話すけど、いざ会議が終わると、突然事が進まなくなる事があるんです。実はこれ、反体制派で綿密に計算された茶番なんですよ。こういう策士が大企業には多いんですよね。自分が在籍中だけ良ければ、と思う人がなんと多いことか。「自然的衰退への緩慢なプロセス」うまいこと言います。

  • 2020.01.20 日経ビジネスを読んで

    2020.01.20 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 佐々木常夫マネジメント・リサーチ代表 佐々木常夫

    「介護や育児などのプライベートは、会社に持ち込まざるを得ない。」優秀な人材を確保するという意味でも、このようなプライベートイシューは、会社としても積極的にサポートをすべきでしょう。「会社でプライベートについて話せれば、その人は、安心して仕事ができる。それは、モチベーションの向上につながるのです。」お互い信頼、尊敬できる関係が構築できていないとプライベートの話はできません。そういう上司ってどれだけいるんだろう。自分の給料や保身ばかりを考える人が多いからな〜。

    ニュースを突く 動くでデジタル課税、日本企業に備えは

    租税回避による税収減は、全世界で毎年約11~26兆円…。違法では無いけど、こういう税金逃れが格差社会を広げているような気がする。もっとも、国が奪い返したその税金を、また政治家の都合の良いように使われたら困るんだけどね…。

    時事深層 「2020年はホテル不足」の見方が一転 供給過剰の懸念、震源地は大阪

    資産家の土地運用とかでホテル建設がバブル中。そんな中、日韓関係の悪化や、日本は五輪で混むから他の国に行く(クラウディングアウトっていうらしい)という観光客が増え、思ったほどホテル不足にはならないかも、って。東京は別なんだろうな~。答え合わせは今年の7月、8月。

    時事深層 富士フィルムが「ゼロックス」ブランドと決別へ 古森CEOが示す自信の根拠

    米ゼロックスとの契約を解消し、社名を富士フィルムビジネスイノベーションにして複写機に打て出るようです。複写機市場はペーパーレス化が進んで、今後は厳しくなる一方のような気がしますが、どうなんでしょう。

    時事深層 スーパーの売り場で広がるサイネージ 料理動画に商社が群がる理由

    料理している動画が流れていると確かにその食材を買ってしまうな、笑。テレビとネット環境があれば、どこのスーパーでも同じ様な事ができちゃうから、動画ばかりで店内がうっとおしくならない事を祈るばかり、笑。

    時事深層 SOMPOが空き駐車場シェアサービス 高齢者の免許返納に商機

    なるほどねー、車を売ってしまった後の空いた駐車場を、他人に貸出か…。年金暮らしのお父さんにはいい小遣い稼ぎになりますね。

    特集 ウォルマートのDX最前線 アマゾン撃退法

    今週は、DXで進化を遂げたウォルマートとアマゾンの比較でした。ウォルマートは、思った以上にDXが進んでいますね。実店舗では、カメラやAIを駆使して商品不足やキズ、痛みをチェックして従業員に知らせたり、実店舗外では、AIの論文を書いたり、買い物アシスタントのようなアプリ(アスク・サム)を開発したりしているようです。他の会社と少し違うなと思ったポイントは、業務効率の改善や、商品を売る事に注力しており、データ取集のためにお客を追いかけることはしないと。なんか安心感がありますね。また、サービスがうまくいっていないな、という時は、別の方法を探したり、場合によっては終了させたり。社内の風通しがいいんでしょうね。日本企業は、いつも100点を目指し過ぎてチャンスを逃したり、赤字垂れ流しなのに撤退の決断が即座にできなかったり…。見習ってほしいな。西友もウォルマートのグループ会社だったはず。今後、このウォルマート流が日本に展開されてきたら、面白いことになってきそう。

    スペシャルリポート 迷走の大学入試改革 リスク許容し前進を

    「役人も、企業の中間管理職も含め、エリートといわれる人たちは既得権益の中で目をつぶっていてはいけません。失われた30年を招いた今の50歳以上の人は、みんな責任がある」えー!!同じ50歳でも正しい事を言っているために、上から嫌われて肩身が狭い思いをしている人は多いですよー(下の記事の、「一匹狼」みたいな人ね)。エリートはエリートを好むので、あと10〜20年は変われないかな~。そのとばっちりを受けているのが、今の学生。私は、海外の大学を進めます。

    ケーススタディー 星野リゾート 人材育成 成長持続へ、脱カリスマ

    今や、詩も絵もAIが作れると聞いたことがあります。ってことは優れたデザインの写真を片っ端からAIに覚えさせると、将来コンピュータがデザインしてくれるかもしれませんね。これ新しいビジネスになるかも…。

    フロントランナー 創造の現場 キャスター「完全在宅勤務」の請負業

    このキャスターという会社の事業内容を見ると、秘書、人事、経理などの企業の管理部門のサポートってなっています。今年4月から同一労働同一賃金になるため、今後派遣会社の負担が大きくなるはず。在宅でできる仕事は、派遣からネット請負のほうにシフトしていきそうですね。本来なら、派遣法ができた時に、同一労働同一賃金の論議をもっとしておけば、こんな格差が広がらなかったと思うんですよね。政策失敗ですよ。

    テクノトレンド 発電や給電、センサー埋設も 高機能化する「未来の道路」

    道路に太陽の光電池を埋めて発電したり、コイルを埋めてEV車に給電したり、未来の道路についての記事でした。先進国よりも、インフラ未整備、未整備道路が多い新興国で普及しそうですね。こういうのを何ていったかな?忘れてしまった、笑笑。

    世界の最新経営論 大企業と変革者 「一匹狼」を支えよ

    「多様性を大々的に受け入れよ、と言うわけではない。周囲とは違う発想で現状打破を試みる人間に対して、心地よい場所を与えれば良いのだ。発想の違う人間のことを、我々は『一匹狼』と言う。これまで日本では発想のまるで違う『一匹狼』の足を引っ張り、自分が理解できる、受け入れられる程度のレベルまで引きずり下ろしてきた。しかし今後はむしろ支えるべきだ。」「これから日本人は、意識的に多様性を受け入れ、他の人間と発想が違う過激な人を受け入れるべきだ。変革者を難民にしてはいけない。ヒーローとして扱うべきだ。」応援ありがとうございます!なんて、笑。まあ、こういうことができる日本企業はないでしょうね。一匹狼を排除することによって、今の地位をつかんだ人が、今更その一匹狼達を受け入れるとは到底思えません…。

    世界鳥瞰 展望欠く米国の対イラン政策

    先週号にも書きましたが、隣国への武力介入は予想と違う結末になる場合があります。武器に何兆円も使うのではなく、相手国に経済援助ができないものでしょうかね。

    世界鳥瞰 「脱炭素」目標達成のカギ握る中国

    中国は気候変動に関する会議の席では、「途上国」の立場で交渉に励もうとしているんだ。やっぱり交渉上手だな~。

    賢人の警鐘 東レ 代表取締役社長 日覺昭廣

    「国により正しさは違う。相手の考え方を受け入れ自分のスタイルを貫こう」日本人はノーと言えないから、結果的に相手に合わせている場合がありますよね、笑笑。問題は、日本のビジネス商習慣を相手が受け入れてくれるかどうか。これの方がなかなか理解してもらえなさそうです…。

  • 2020.01.13 日経ビジネスを読んで

    2020.01.13 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 FC今治オーナー 岡田武史

    「やりはじめて大変なことに気づいて、辞めようと思って振り返ると、たくさんの人が付いてきている。もう前に進むしかない」人をリードする人がリーダー。日本の企業の、管理職、マネージャーはなんか少し違いますよね。サボっていないかチェックするのが仕事のようで…。こういう役割は持っていないのかな。

    編集長の視点 JALを潰したお家芸 権力の座は短めが良い

    JAL内部の権力争いがじわりと表面化してきたようです。少しでも悪しき芽が残っていると人は同じ事を繰り返すんですよ、派閥を作ったり強欲になったり…。むしろ階層を無くしフラットな組織にしたほうがいいかも。

    ニュースを突く 日本の研究現場、中国より不自由

    1995年にできた科学技術基本法がうまく機能していないと。一部の官僚や有識者だけで、テーマや予算の増減を決めているみたい。裏でお金が動いてそうですね。後々ニュースになるかもね、笑笑。

    時事深層 JAL破綻からまもなく10年 「稲盛流」風化にどう抗うか

    自社の企業哲学を理解している、倫理感を持って仕事をしている、という事は基本的なことなので、どの会社もわざわざ評価の項目にはしていないと思います。書かれていないから、あったほうが望ましい能力という風にとらえられ、社内におかしな人が増える原因になっているのではと思います。個人的ですが、最近JALはいいなと思っていました…。どの企業も「良くなってきたな、変わったな」と思った時が、すでに下り坂なんでしょうかね…。

    時事深層 中小企業の”粉飾予備軍”が増加「事業承継」「地銀再編」が引き金

    どの会社も決算書を作るとき監査法人を入れていると思うんだけど、隠し方がそんなに巧妙になってきたのかな。固定資産を過大計上なんかは、分かりそうなものだけど…。粉飾決算を見抜けなかった監査法人は、処罰の対象になっているんだろうか…。

    フロントライン 「オタク」の新プラットフォーマ

    米国にある、クランチロールというオタク系の配信サービス会社の記事でした。オタク文化は、日本の専売特許と思っていたけど、やっぱりビジネスではアメリカの方が一枚うまい。

    特集 逆境に芽吹く 世界のビジネスモデル 20の「ひずみ」が生む新潮流

    へ~、と思う記事がいくつもありました。(国内外、混ざっています)

    • SNS向けにフェイクニュースを作るAIがあって、またそれを見破るAIがある。
    • 保険はアプリで面倒な手続きを削減。保険金を安くし、もっと簡単に加入できるように。
    • 大型の建築は、3Dプリンターの活用が盛んに。労働者の負担減、ゴミを減らし、環境にも優しく。
    • 分子レベルでの合成で、おいしいワイン、ウイスキーが短期間できるように。
    • 海外トイレサービス。海外のトイレは鍵付きが多く、意外と見つからない。会員へ清潔なトイレを提供。
    • 宅配専門のお店、クラウドキッチンが盛んに。(日本でいう仕出し弁当屋さんかな)
    • 漁業、農業等の一次産業が、仲介アプリで消費者との直接コンタクトするように。
    • お医者さんもDXで、待ち時間の短縮。

    なぜ今回、「ひずみ」という言葉を使ったんだろう。不満、不便の改善と言っても良かったのに…。あと将来、中間業者が減っていくことは間違いなさそうです。

    スペシャルリポート ミレニアルに続く「スマホネーティブ」 Z世代の情報拡散力「好き」の集団が流行生む

    ふむふむ、Z世代とは、生まれた時からスマホがあり、SNSをはじめとしたデジタル空間から情報収集するのが得意。自分の興味や関心があるコミュニティを大事にし、環境配慮など社会に対する意識も強く、多様性に富む、か。こういうオッサンも昔からいるじゃん、と思ってしまった、笑笑。インフルエンサーを使う場合、その人がどれだけ公平公正な人なのかという見極めが重要ですね。今のご時世、間違いをすると、あっという間に叩かれますしね。商品開発も個へのカスタマイズ傾向が強いから、アジャイルではない企業は、どんどんビジネスチャンスを失っていくんだろうな~。

    フロントランナー NGU 型破り介護で能力引き出す

    人って、人と何らかの関わりを持って初めて、生きているって実感が沸くんじゃないかなと思います。にしても、日本の介護制度はおかしすぎる。寝たきりや痴呆予備軍を減らす努力をしているところにもっとお金を回すべきだと思う。

    テクノトレンド 飲食店の自動化 「ロボ店員」が作る・呼ぶ・運ぶ

    ほー、たこ焼きするロボットか~。進化してきてるな~。まだ機械のアクチェーターはほとんどがモーターのはず。電気を通すことによって伸び縮みする素材が出てきたりすると、人型アンドロイドが出てきたりするんだろうな~。

    編集長インタビュー 鈴木修 鈴木会長

    インドでの販売の話がありました。「法人税が30%が22%に下がったから、差分の8%を値下げをするように指示を出した」と。色々考え方があるんですね。私であったら工場従業員へ半分は還元するかな。「『怒ってはダメ、叱りなさい』というのは言葉遊びだ」これは同意。優しく言ったら、同じミスを繰り返しても反省もせず逃げる奴が増えるから。とはいっても、昨今はパワハラ、パワハラってうるさいからな~。弱ったもんです。

    世界の最新経営論 バークレー流 ダイナミック・ケーパビリティ

    確米WLゴア&アソシエイツも、ダイナミックケイパビリティのような組織形態を持つようです。上司がいないようだけど、トラブルがあったとかの責任ってのはどうなるんだろ?

    Pie in the sky

    「現状をこのまま放置すると、現状はこのままです」笑える。

    世界鳥瞰 中村医師が遺した教訓

    「知りもしない国に関して、間違った想定のもと、致命的な欠陥を有する作戦を策定し、戦争を遂行した」中途半端に他国に武力介入し、引っ掻き回した後、後はよろしくと言われても困りますよね。一番の被害者は、残された非戦闘員ですから。家族を養うために兵士をしている人もいるようです。制裁という手段ではなく、兵士に戦争以外の仕事を与えるようにしていたら違った結果が見えたかもしれません。

    賢人の警鐘 川本裕子

    「大量生産型の人事評価システムが続くから職場の満足度が低いのではないだろうか」その通りだと思います。ただ評価システム見直しの前に、評価者の棚卸しが非常に重要だと思います。評価システムは受け入れられるが、評価者に納得できない、という不満が一番多いと聞いたことがあるので。絶対評価と能力主義と終身雇用をベースとしたものが、日本企業には合うのかなと個人的には思います。

  • 2020.01.06 日経ビジネスを読んで

    2020.01.06 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 山折哲雄

    「緩和治療や延命治療などが広まったことで、どこまで生きているのかよく分からない半死半生の人間がどんどん生まれているのが現実でしょう。こういう現実を考えると、現在の高齢化時代にあった死の再定義が必要だと思う」医療費の問題もありますしね。尊厳死の論議を真剣にすべき時かもしれません。

    ニュースを突く GAFAが自動労働で訴えられる理由

    この記事では、直接児童労働に関係していなくても、製品にコバルトを使っているなら訴訟の対象になり得るという内容でした。児童労働は決して良い事では無いけど、一方では、生きるためにやっている仕事を彼らから取り上げてしまったら生活はどうなるのかな、と思っています。企業を訴訟することが彼らに取って本当に良い事になるのだろうか。訴訟で勝ち取ったお金を、その児童らの生活や教育に回してくれればいいけど…。

    時事深層 時間の確保こそが価値の源泉 CEOはトップアスリートたれ

    マイケル・ポーター教授との対談記事。著名な経営学者です。今回はCEOの時間の使い方についての話。備忘録として、「CEOの時間の使い方で注意すべき4つのポイント」

    1. 直接の報告者の人選に注意 (賢くない人を直接のレポートラインに入れちゃいけない)
    2. 向こう3~4ヶ月、何をすべきかを明確に
    3. 多くの電子メールには直接関わる必要がない (論理的には会議時間を減らし生産性を上げるはずだけど、現実はむしろ非効率的で時間泥棒)
    4. 会議の時間は短縮できる (課題をきちんと設定することで短縮できる)

    同じようなことを昔から言われているけど、あんまり変わっていないですね。

    時事深層 自動車メーカーに試練の2020年 環境規制が生む世界の「分断」

    最近の車の排ガスってそんなに汚いかな?もっとダダ漏れになっているところがあるはずで、そこを一つでも抑える方がよっぽど効果がある様な気がするけど。政治に使いやすいから自動車が大体的に叩かれているだけかもね…。

    時事深層 日本電産、日産ナンバー3招へいの裏の狙い 社長も熾烈競争にさらす永守流

    一年足らずで、結果を出さないと社長も降格か…。会長とか社長とか言葉があるけど、ややこしくしているだけなので、もうNo.1、No.2にしたほうがいいんじゃない?頻繁に上が変わるようだと、部下も大変そう…。

    時事深層 屋根職人不足で復旧進まず 被災地から消えぬブルーシート

    昨年の台風19号の被害を受けた家の修復がなかなか進んでいない模様です。理由は、職人さんが確保出来ないため。あらゆる仕事で、能力以上の注文が来たらさばけないのは当然ですよね。こういうときこそ政府は、全国から職人を集め仕事を斡旋をすることではないでしょうか。滞在費や補助も出したりとかすれば、いっぱい職人さんが集まり、復旧も早まる気がするけど…。やっているのかな?

    特集 終焉 GAFAの時代 企業と国家の未来

    デジタル空間を仮想国家とすると、それを利用する人は仮想国民で、その数なんとのべ55億人。今ではリアルの国を脅かす立場になっています。現行の反トラスト法でも、彼らを取り締まることができないらしい。というのも「アマゾンは自社サイトの商品の価格を下げている。GoogleやFacebookにとっては大半のサービスを無料で利用できる」から。消費者の利益になる事をしているんですよね。多くの人がGAFAの恩恵に与っているけど、中には失業したりする人もいるから、すべての人がハッピーではないよな…。消費者ってどこまでをさすんだろう…。先進国では、権力を持ちすぎて叩かれているGAFAですが、その財力を元に後進国ではインフラ整備の協力も始めているようです。地球規模での富の再分配ということであれば、これも正しいことをやっている事になるのかな…。カナダ、デンマークのようにGAFAと手を組んでデジタル国家を目指す国もあれば、アンチGAFAを掲げる国家もあり、さてさて今後どうなることやら。

    スペシャルリポート 住宅価格上昇でも買いやすく コスパ重視の一戸建て”安い家”づくり最前線

    23区内のマンション価格が、約7300万円。高いな~。そんな中、コスパ重視の一戸建てメーカーが頑張っているようです。アーネストワンという会社は、段取りを極め工期の短縮、低価格を実現。24時間で戸建てを建てることが出来るんだとか。凄いけど品質的に大丈夫だろうか、笑。大和ハウスのライフジェニックは、顧客窓口をウェブに一本化し、接客を効率化したり、内装の選択肢を減らすことで、低価格を実現。確かに家の内装を比べたりするわけじゃないからね。この発想はいいかも。

    ケーススタディー 三菱重工業 飛べない「スペースジェット」

    遅々として進まない理由が、外側が完成してしまって中に配線が収まらない…。ものづくりへの過信、情報共有不足、エリート意識、社内の問題が起因みたい。社内で喧嘩をしている間に中国企業がごっそりとシェアを握ってしまいそうですね。日本人の得意なところって小型化と思っています。遊び部分をとことん削り倒し「ギチギチ」にする事。工場ラインの生産性も納期や仕様とかもそう。とにかく「ギチギチ」に詰め込む。で、一度達成するとさらに「ギチギチ」を求める。だから想定外の事があると、すべてが破綻し、手の施しようがなくなる場合が多い。もう少し遊びのある発想はできないものだろうか。

    フロントランナー ギフトパッド 「贈り物」で接客接点を創出

    紙のカタログギフトを、オンラインにした会社は他にもありますが、この会社は、ギフト以外にアンケートやフィードバックもできる様にした会社です。なかなか面白いですね。にしても、印刷屋さんの仕事が、どんどん減っている…。

    テクノトレンド インフラの点検や調査現場で用途拡大 ドローンで水中や地下も見通す

    ドローンの運動性能以外にも、検査方法の技術革新によってさらに検査精度が上がってくるわけだ。AIも駆使して老朽化したインフラの補修箇所をピンポイントで見つけるようになってくれば、保全も効率的にできそうです。

    編集長インタビュー 米マイクロソフト副社長 平野拓也

    経営者の若返りについて、「それ自体はいい事だか、正しい危機感とそれに対する明確なビジョンがあることが大事で、それを支援する周囲からの後押しも大切」と。社長になることが目標って人もいるから、だからピンとこない人もいるのか、笑。「日本はあらゆる意味で居心地がいい」ん〜、年収が少ない人ほど住みにくい国になっているような気がします…。格差は広がる傾向なので、居心地が良いのはあと5年ぐらいかな…。2014年サティア・ナデラ氏就任後の改革は凄かった(パソコンからクラウド)様で、「成功しても失敗しても、将来、どこかのビジネススクールのケーススタディーになるだろう」と平野氏は思ったそうです。自分も他人からこう言われるくらいの何か大きなチャレンジをしてみたい…。

    世界の最新経営論 世界が注目する「人単合一」モデル ハイアールが「俊敏」な理由

    ハイアールが、ダイナミック・ケーパビリティに優れているという紹介でした。ダイナミック・ケーパビリティってなんぞや?って話ですが、”組織とその経営者が急速な変化に対応するために、社内外の技能を統合し、構築し、組合せ直す能力”らしい。「大企業でありながら起業家集団的で、ほぼフラットで協業する組織のため(分権化)、動きが早く、鉱脈を見つけるとアジャイル(俊敏)に社内起業の形でビジネスが始まる(自己組織化)」。ん?これって日本企業が、最も苦手にすることじゃない?笑笑。

    世界鳥瞰 従順なマカオさえ解かれない呪縛

    マカオの人は半分以上が中国本土の人で、中華人民共和国の国民という認識が強いようです。代わって香港人は、中国人という認識の人は、右肩下がりで減っていると。台湾、香港、マカオ、将来どうなっていくんでしょうか。

    賢人の警鐘 ユーラシアグループ社長 イアン・ブレマー

    他国の経済学者からは、日本は、アメリカ、イタリア、イギリスと比べ、まだ政治、国が安定しているように見えるんだ。消去法で政権が続いているだけなのに…。現政権も森友学園、IR収賄、桜を見る会と、癒着、収賄、既得権益の問題だらけに見えるけど…。海外がそんなにひどいの?

  • 2019.12.23・30 日経ビジネスを読んで

    2019.12.23・30 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 古川 國久 

    役員会で突然批判の矢面に立たされて、その場で辞任できる人なんて、なかなかいないですね。その後、後輩と一緒に新しい会社を立ち上げ、今の成功に繋がっているようです。人柄が良かったから多くの人が付いてきてくれたんですね。自分も辞める時には、人が付いてきてくれる様な人間になりたいものです。

    編集長の視点

    「当事者は、目先の収益を伸ばす戦術に目が行き、その事業が永遠に続くかのように思いがち」そう分かっていても、なかなかマインドを切り替えられないのが、人間。技術革新的のスピードは今まで以上に早くなっています。大きなうねりを見逃さないためにも、驕ることなく色々な人の意見に耳を傾ける力が求められます。

    時事深層 対トヨタ、こんちくしょうを変えたかった

    「トヨタとは仲良くケンカしてほしい」この一文とは関係ないですが…。”論議”について。日本人は論議が下手。人ではなく、アイデア、意見に対して会話をしているのに、自分が否定されたと思う人が多くて…。肩書きに関係なく、意見に対して論議ができる様になってくると、日本企業も大きく変わってくると思います。

    時事深層 ホンダや日立、BMWはサービス強化 英EU離脱、製造業に「変身」迫る

    スコットランドと北アイルランドに配慮すれば保守党内で反発がおき、逆に配慮を怠ると、2地域は独立へ動いてしまうのか。舵取りが難しいですね。英国のEU離脱は決まったのですが、来年以降の行方が気になります。

    時事深層 18年ぶりの株価高値をけん引 ソニー半導体に迫るサムスン

    携帯のカメラが多眼化しているのでソニーの株価が伸びているようです。カメラの性能が良くなるほど、美しい写真が取れますが、SNS等にアップロードされた写真から鍵がコピーができたり、瞳に映ったものから今の場所が分かってしまったりとか、色々問題が出ているようですが…、どうなんでしょう…。

    時事深層 アサヒ、ビール類の販売数量を非公開に 収益重視も勝ち逃げとの批判

    シェアではなく収益に方針転換した事は、個人的には良いと思います。シェア至上主義は安売り合戦になってしまい、いつまで経っても日本全体の底上げができないですからね。

    時事深層 ヤマダが大塚家具を買収、救済の色濃く またも続投、大塚社長の巧と拙

    大塚家具のお家騒動があってから、もう4年も経つのか…。今回も社長は続投のようだけど、社員のやる気はどうなんでしょう?若い人の退職が増えている様だと、ちょっとやばいかも…。

    フロントライン 広がる中国への過剰な配慮

    悪意など全く無い広告なのに、少しでも中国や香港と関連付けられると、瞬く間に叩かれる。地政学的リスクはひと昔以上に、大きくなってきていますね。

    特集 2020年大転換 「五輪後」に起きる14の異変

    先々週は、「100年後も続く企業であるためには」が特集になっていましたね。今週は2020の話。下記14項目が想定されていました。さてさてどうなることやら。

    1. 近づく不動産価格の天井 「湾岸」「ムサコ」の黄昏
    2. 五輪後、日本経済、じり貧覚悟か
    3. 問題山積み 年前半は「五輪準備パニック列島」
    4. 限界点を超える教育劣化「%」がわからない大学生
    5. 超・早期化する就活 大学はレジャーランドから職安へ
    6. 変わる街づくり 首都圏民は、川崎南部を目指す?
    7. インバウンドも大転換? 北九州が名所になる日
    8. 地銀マン、消える「地方での威光」
    9. 出前戦争が招く「一段の人手不足」
    10. 自動車は「100年に1度」級 主力産業も転換だらけの1年
    11. 世界中で「ミニ独立国」が誕生
    12. 米中・日韓・香港問題の「現実解」
    13. 世界食糧危機 「コーヒーが消える日」は来る?
    14. ついに幕開け 人類期待の「宇宙産業」

    スペシャルリポート 旅するように働く 「地方で副業」の選択肢

    都市圏の本業と地方での副業の両立か…。大きな企業の中では業務が細分化されていて、自分が、どう社会に貢献しているのか見えにくい、だから副業にやりがいを求めている人が増えているような気がします。政府も税収が増える訳だから、副業がもっと簡単にできるように、支援や補助をしてもいいんじゃないかな。

    ケーススタディー 日販グループホールディングス 市場半減も、読書は死なず

    図書館を使う人は少ないのかな?自分は結構使うけど。最新雑誌もあるし、理数系の学術書なら発行年度の新旧はあまり関係ないし。本も「購入」から「シェア」にもっとシフトしていくのかな。

    編集長インタビュー 五木寛之

    昭和は青年。平成は、中年。令和は、成熟か。上手い言葉ですね。

    世界鳥瞰 インド、国際法でイスラム差別

    ヒンズー化が狙いの様です。日本では、めったに宗教間で争い事は起きないけど、やっぱり宗教は難しい。平和解決できないものなのだろうか。

    世界鳥瞰 NY前市長が仕掛ける金権選挙

    「ブルームバーグ氏が選挙戦に参戦してからわずか5週間で110億円の私財を投入」何かがおかしい…。金で買われるような人間にはなりたくないな。

  • 2019.12.16 日経ビジネスを読んで

    2019.12.16 日経ビジネスを読んで

    編集長の視点

    昔は、上司の罪を部下が被って、刑務所に入ることもあったんですね。見返りは、出所後グループ会社の役員の席か…今でも同じなんだろうか…。

    時事深層 日野自動車、自ら物流事業 MaaS時代の売らない稼ぎ方

    日本の物流市場は、非効率な部分が多いと思います。だから空荷が増え、またドライバー不足も出ていると思うのですが実際どうなんでしょうね。物流企業の統廃合が進み、もっと効率になれば意外とMaaSなんてものを使わなくても十分回る様な気がするのですが。それをMaaSと呼ぶかもね、笑。都心部では、カーシェアが今後一般的になってきそうなので、自動車メーカーの車を売らない新しいビジネスの模索がしばらく続きそうです。

    時事深層 事業規模26兆円の経済対策決定 政府与党、大盤振る舞いの内情

    「景気の下支えには家計の直接支援をもっと手厚くすべきだ」そう思います。政府主導の経済対策は、親から下請け、下請けから孫請けと広がって行く対策が多くて、下々にほとんど恩恵がまわらず、役人の接待費用に消えていそうな気がするんですよね…。もっと家庭へ直接届くようにして欲しい。

    時事深層 スマホ世界第4位、シャオミ日本上陸 携帯各社、測りかねる距離感

    元々はスマホメーカーだったのですが、今は総合家電メーカーになっています。同社の製品の強みはスマホとの連携。新しい物好きな日本人に対してどう受け入れられるか、楽しみですね。問題は、中国企業ということ。ファーウェイの事もあるので、日本企業も積極的に握手しずらいようです。

    時事深層 ANA、JALが航空運賃の方針転換 変動性に翻弄される旅行大手

    旅行会社にとってダイナミックプライシングは時価の寿司みたいで、ツアーが売りにくくなってしまうんですね。航空チケットやホテルは個人が直接購入するようになっているし。老舗の日本旅行会社も大変だ…。自分は昨年、ダイナミックプライシングが導入されたことに気がつかず、普段の3倍の価格でエアーのチケットを買ってしまったからな、今年は気をつけよう。

    時事深層 セール依存、苦悩するアパレル ひそかに進める在庫処分

    ブラント名を表示しなかったり、タグを外したりしながら衣料品を格安販売する手法が目立ち始めたようです。ブランドに興味がない人には、無名で安くなるならそっちの方がいいですよね。昔は、商品そのものが良くて、「このブランド良いよね」だったのですが、いつの頃から、なんの変哲もない素材やデザインにびっくりする高い値段がつくようになってきて。ブランドがないといくらだろう?と思うようになっていたところです。消費者が、本当に良いものを選ぶようになり始めたのかもしれません。

    時事深層 未婚率上昇が広げる市場 一人旅人気、おじさんが牽引役

    35歳以上の男性では約25%、4人に1人が一人旅を選択しているようです。未婚率の上昇も関係しているとか。観光+”おまけ”婚活のような独身限定のツアー旅行があったら、人気になりそうな感じがします。もうあるかな?

    時事深層 ソフトバンクがオンライン健康相談事業 遠隔医療時代の幕が上がるか

    病気や怪我で、「大丈夫だと思うけど、念のため専門医の意見が聞きたい」っていうことが時々あります。そういう安心感を求める人には嬉しいサービスではないでしょうか。

    フロントライン イオンを救う英オカドの野望

    口に入れるものだから…とか、たった一個のために返品や交換って面倒かも…、と思うから、生鮮食品のネット注文はなかなか普及していないと思います。実際、自分もその一人だし、笑。でも一旦リピーターになると、お店を変えることなんてあまりしないだろうし、嬉しいサービスですよね。問題は、その食わず嫌いをどうやって払拭するか。使っている人の意見を、紹介するのもいい手かも。

    特集 謝罪の流儀 平成までの謝り方は通用しない

    一番良いのは間違いを犯さない事だけど、間違いは、誰もがあるから。

    備忘録として。生配信時代の会見虎の巻

    • 誠心誠意の謝罪をすべき →責任の所在と今後の対応についてきちんと示す
    • 会見の長時間対策を徹底せよ →様々な想定質問に対する回答を準備する
    • 関係者と事実関係を事前に確認すべし →生配信中に異なる事実を持って反論されると会見自体の信用性が損われる
    • 登壇者は事象の理解を深めよ →理解が浅い責任者が登壇すると逆効果
    • 自社サイトでも配信すべし →自ら全てを伝える体制を作る

    ついでに、心理学からみた釈明行為の分類

    問題に関連したことを認めるか?否定すると →「否認」したと思われる。肯定すると →関与した事象が不適切なものであったことを認めるか?となる。それを否定すると →「正当化」(自分が間違ったことをしていないと主張する)。肯定すると →自分に責任があることを認めるか?となる。否定すると →「弁解」になり(やむを得ない事情があったと申し開きする)、肯定すると →「謝罪」へ。

    謝罪のつもりなのに、聞き手が弁解や正当化と受け止めてしまえば、事態の沈静化のつもりが逆効果になる恐れもあると…。なるほど。日本人がすぐ謝るのは、狭い社会で生き抜くための知恵だったようです。厚切りジェイソンさんが「誰に、何を謝っているのか。その境界や責任の所在が、曖昧になっている謝罪は、誰のためにもならない」と言っていました。最悪の事態を避けるためにも、謝罪の流儀を常にアップデートしないといけないですね。

    スペシャルリポート ネット時代の働き方を問う 雇われない社会の胎動

    まだ日本では、フリーランスという仕事に市民権が与えられていないですね。法整備が遅れているのが原因のようです。

    ケーススタディー 東京エレクトロン 世界で戦う人材の作り方

    等級制度と評価制度が細かく別れていて、フェアじゃないな、と思うところが少ない様に見えます。なかなか良いのではないでしょうか。自分も、社員にやる気を出させるのは、公正で透明である事、そして相対ではなく絶対評価だと思っています。

    編集長インタビュー コンコルディア・フィナンシャルグループ社長 川村健一

    「中小企業融資額が全体の融資額の1割も満たない。地銀は、地域の中小企業向けに金融仲介機能をしていないと存在意義がない」。銀行の業務である貯金、貸出、為替を、デジタルが侵食し始めているから、地元密着なのか、それとも侵されてきたから、地元密着に戻ろうとしているのか…。地元の企業が答えを教えてくれるでしょう。

    世界の最新経営論 IMD流 デジタル革命

    「中間管理職が自分から変わることなどない。まずシニアマネージャーが変わるべきだ。シニアマネージャーが本気で変革が必要だと信じない限り何も起こらない。」そのとおりなんだけど、多くの日本の企業の社長さん達は、事なかれ主義が多いし〜、変化も嫌うからな〜。

    世界鳥瞰 脆弱さ露呈したダイヤ供給網

    ダイヤモンド原石の価格が急落しているようです。ダイヤモンドは大手2社が価格を決定しているんですね。知らなかった…。

    世界鳥瞰 国連を”操り”たい中国の深謀

    大国が世界を牛耳っている状況を、小国は嬉しく思っていない様です。会社の派閥と同じですね、笑。それぞれが自国の利益を考え始めるとより複雑になるようで。すべての国がベーシックインカム導入してしまえば解決すると思う…。

  • 2019.12.09 日経ビジネスを読んで

    2019.12.09 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 北原 武

    「人の能力には、理系、文系といった分野による差はあまりなく、面白いと感じたものに、素晴らしい集中力を発揮する。そして、行動に移すエネルギーを得るきっかけになるのは嫉妬じゃないでしょうか」学生の間だけかな、テストっていう公平な評価の物差しがあるのは。社会人になると、建前上は公平な評価の物差しが存在しますが、実際は不透明な人事をよく見かけます。そのため、嫉妬が前向きなエネルギーにならず、足の引っ張りあいの様な陰湿なものになり始めるんんですよね。誰でも納得できる評価方法を作ることが、今の日本企業に課せられた課題だと思います。

    ニュースを突く 多弱野党解消への動きは本物か

    自民党が不祥事を起こしても、まだ現内閣の支持率は50%。また政党支持率も、自民党が39%。今の日本の政治は消去法的な選択になっているもんな。野党は、桜を見る会を叩く事で、国民の支持を得られると思っているのかな…。そんな事を期待している人は一部だけだと思う。ほとんどの国民は日本の将来の事を考えて欲しいと思っているはず。それを考えると、やっぱり与野党がワザとお互いの不祥事を出し合い時間稼ぎや、出来レースをしていると思ってしまう…。

    時事深層 不満噴出の東証再編論議 市場区分見直し、基準骨抜きに

    上場すると、銀行の融資が受けやすくなったり、就職希望者も増えたり、経団連からの入会を誘われたりと、それなりにメリットがあるんですね。でも近い将来、上場の旨味は減るかも…。金策はクラウドファウンディングが基本となり、就職は上場企業よりも自分のしたい事が出来る会社を選ぶ人が増え、経団連に変わる新しい団体が出てくる様な…。

    時事深層 自動ブレーキ、搭載義務化 「3兆円市場」に号砲か

    最近の車は電子部品の塊ですね。確かに交通事故を減らす機能は便利だけど…。でも故障したら、今の車はほぼ個人では修理不可能で、それがリスクにならないかなって。電子部品が載っていない車があってもいいかなって思いました。メカだけで、排ガス規制をクリアするのはやっぱり難しいのかな。…。

    時事深層 九州、北海道、北陸… 地銀に泥臭く忍び寄るGoogle

    グーグルが地方銀行を通じて、地方の中小企業にデジタル支援をしているという記事でした。中小企業はなかなかデジタル化が進んでいないと聞きます。グーグルの支配が広くなるのは素直に喜べないけど、地方の活性化につながると嬉しいですね。

    時事深層 忘年会シーズン、無断キャンセルにITで対抗 世論に追い風、泣き寝入りせず

    海外のホテルのように、最初に全額をデポジット代として払うことが一般的になってくれば変わってくるでしょうね。最初にデポジットを取られた時は不安で不安でしょうがなかったけど、笑。

    フロントライン 止まらない米小売業の淘汰

    アメリカでは、カジュアル衣料のサブスクリプションサービスが台頭しており、店舗型衣料小売の倒産が増えているそうです。自分は、普通の人より足が太めで短いので、サブスクリプションとは無縁…。標準体型の人が多いのかな?羨ましい、笑笑。

    特集  100年後も強い 未来予測から考える新・長寿法

    「『環境変化に対応し進化する』『伝統を守り磨く』そんな古くからある長寿の法則はあくまで結果論であり、その威力は年々色褪せつつある」どちらも企業変革の常套手段として使われていましたが、それでも成功しなかった例が最近出てきているようです。100年後も強い企業になるための鉄則は、

    • (今は市場がないが)100年後に売れる商品・サービスを提供する。
    • (今も売れていて)100年後も売れる商品・サービスを提供する。

    地球の人口は110億人と突破、平均気温も2.6〜4.8度上昇する見通し。人口爆発、温暖化時代に需要が急増する商品を予測するのは、さほど難しくない…?目先の精度を上げるのは難しいけど、確かに100年後にあったら嬉しいもの、便利なものを想像することはできるかな。

    ケーススタディー ハーモニックドライブシステムズ 日本電産も跳ね返す提案力

    「(顧客に)使ってもらうには、カスカムメードが欠かせない。そのために重要なのは技術ではない。技術に時間を掛け合わせた『技能』です」売り上げの90%が、カスタム製品となる会社だからこそ出てくる言葉なんでしょうね。トヨタ生産方式を導入したり、自動化設備と人をうまく使い分けたりと、生産現場の改革も進めている様です。次の製品にも余念がなく、米最先端研究機関のSRIインターナショナルと開発をしているそう。「まねはされても先頭は譲らない」しばらくは、先頭を走れそうですね。

    フロントランナー ファーマフーズ GABAを基点に創薬進出

    GABAってなんだろうと前から思っていました。どうやら、漬物の発酵に必要な乳酸菌に含まれるアミノ酸の一種なんですね。機能性表示食品に素材として添加されるみたい。で、本当に効くんだろうか…。特保のお茶で痩せない…。

    テクノトレンド アパレルに広がる最新テック スマホAIで「ささげ(撮影・採寸・原稿作成)」自動化

    スマホやAIでスーツの採寸をする技術の紹介でした。オーダーメイドの服を作るときの敷居の高さを低くするにはいいかなと思います。それをきっかけに本格的な仕立に興味を持ってもらえるかもしれないし。どのくらいの精度のなんだろう。まだ自分は人に採寸してもらった方が良いかな。

    世界の最新経営論

    「(ITの)システムをよく理解した上で改修して整理する必要があるが、これが大変困難だ」そうなんですよ。自社のITシステム改修時に、そのシステム改修担当者は現場の声を全く聞かないことが多すぎる。自分達の知り合いに状況を聞くだけで、それが全てだと。こんなんじゃ改修がまともにできるわけがない。「手段が目的化する」と失敗する例が7つありました。

    • 「デジタル化のためのデジタル化」に集中
    • 変革した内容でなく変革した企業に注目してしまう
    • 戦略と計画に時間をかけ、目的と素早さを軽視
    • サイロ内での変革に終始する
    • 組織文化の変革が不十分
    • デジタルスキル向上に投資しない

    世界鳥瞰 高級品市場の限界に挑むLVMH

    「この業界は、美しいが無用の外国製品を消費者に購入させるべく大金を注ぎ込むことで発展してきた。今の時代の典型的な事業モデルだ。時代が変わったらどうなるのだろうか」と記事の最後にありました。今は、動物愛護や、環境が破壊されないように企業努力を求められる時代です。そのような製品に対して、人々が激しくバッシングするようになり始めたら、色々変わってしまいそうです…。

    世界鳥瞰 激化する米大統領選の空中戦

    他の国の出来事だから、よくルールはわからないけど、アメリカではデジタル選挙広告に個人資産を使えるみたい。トランプ氏は、昨年の中間選挙以降に31億ドル。マイケル・ブルームバーグ氏は、11日22日の1日だけでテレビ広告に33億。選挙戦に何十億ドルも使うようなら、金権選挙と言われますよね。デジタル政治広告を禁止すべき、と訴える人もいるのがよくわかる。

    賢人の警鐘

    小売り業の社会的立場が低いと。私もそう思いますね。日本には昔、士農工商のヒエラルキーがあったから、サービスは「タダ」とか「頭を下げてもらうもの」っていう固定観念が染み付いてしまっているのかな。アメリカの様にチップ制にすればいいのに…とよく思います。