カテゴリー: 日経ビジネス

  • 2019.10.28 日経ビジネスを読んで

    2019.10.28 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 徳地立人

    自分がいつも悩むのが、「手間の割には儲けが少ないビジネスを積極的にすべきか」ということです。この記事の徳地氏は、大企業から信頼を得るため、小さな仕事でも積極的に取り、結果、大きな仕事に取る事が出来たようです。最近は成果主義を取り入れている会社がほとんどです。売上至上主義ではなく、小さい仕事でもコツコツとしている人を評価する仕組みがあると嬉しいですよね。とはいえ、お客との付き合い方がドライになっている昨今、今後もこの様な地道なやり方が有効なのか気になるところです。

    時事深層 インバウンド減、消費増税に追い打ち

    インバウンドで延命できただけで、百貨店単独での生き残りは、難しいような気がします。特に地方百貨店は、地域社会と一緒になって、百貨店のあり方、方向性を探る必要があると思います。逆に都心の百貨店は、今後もインバウンドの恩恵を受けることができるので、日本でしか買えないもの、例えば工芸品なんかをメイン商品にするのも手段ではないでしょうか。

    時事深層 ダイソン撤退、中国では販売急減 始まった淘汰、EVバブル崩壊か

    給電インフラが整ってないし、満充電に時間がかかるため、なかなかEV車が普及していません。数分でフル充電できるようなブレイクスルーがない限り普及はまだ遠そうです。まだしばらく内燃機関が続くかな。

    時事深層 店内飲食シールで摩擦解消

    コンビニとかの店内で食べている人に、10%の消費税を払っているか?とわざわざ聞く人がいるんですね。まあ、一番の問題は、複雑な制度を立ち上げたことだと思う。

    時事深層 国内の販売台数9年で10倍 アメ車は売れず覆したジープ

    車がある生活シーンを上手く訴える事が出来ると、まだまだ車は売れる、という事を示した事例でした。モノがあふれる時代は、このシーンの提案も購買の決め手になってきます。

    特集 AI未満人材 教育劣化ニッポンの現実

    IMD世界競争力ランキングで日本は、調査開始以来最低の30位。ビジネスの効率性にいたっては、46位。競争力の低下は、日本の環境だと思います。今ある物で必要十分。不便さが少ない。だからさらに良いものが生まれにくい。同じように仕事をしているのに、出世するのは優秀な人でなく、世渡り上手や良い大学を卒業している人で、やっても無駄だなって。

    子供は高校ぐらいから海外に行かせるべきかもしれませんね…。

    少々心配するところが違うのでは?と感じたのが、通年採用が当たり前になると、新卒の就職浪人が増えるかもしれないと。むしろそういう状況になれば、学生も在学中にもっと勉強するようになり、良き循環が生まれそうと思うけど、どうかな。

    スペシャルリポート TEAL組織

    TEAL組織を分かりやすくいうと、フラットな組織という事になりますね。昔ながらの上位下達の日本の企業には、忖度がある以上、うまく機能しない気がする。

    テクノトレンド

    個人に合わせてオフィス空間を快適にしてくれるのは嬉しい。ただ、「オフィスに移動する」という行動そのものが生産効率を下げているから、在宅勤務をもっと使えるようにしてほしいね。

    編集長インタビュー 資本主義の変質に戸惑うな 東レ社長 日覺昭廣

    「投資家と投機家、株主資本主義と金融資本主義を分けないといけない」。そうそう。投機家は、短期的な金儲けしか考えないから、会社のビジョンと合わないなら無理な注文は堂々と断ってもいいと思う。あとは積極的な情報開示。透明性があれば、ああしろ、こうしろは減ると思います。

    社外取締役の考え方「知らない人が何をできるのか。よく知っている人が倫理観正しく観る」その通りだと思います。「大事なのは結果であって制度や形ではない」と。社外取締役を入れたり、第三者委員会を設立するのは、倫理観を持ったトップマネジメントが減っているということの裏返しではないでしょうか。忖度、世渡りで出世した人は、自分を引っ張ってくれた人に「ノー」と言えないので、他人を使って、自分の上司の過ちを指摘しているのかな。

    世界の最新経営論 ハーバード流 プラットホームビジネス

    備忘録として。

    当たり前だけど、安心して取引できる仕組みを作る。素早く市場に参入し、プラットホームの切替えコスト(スイッチングコスト)を高くすることによって、競合の後発を防ぐ。

    世界鳥瞰 中国で広がる学校教育拒否

    世界の標準というものはなんだろう?自分達は、世界標準なんだろうか?と考える中国人が徐々に増えてきている証拠なんでしょうね。中国がオープンになるのも時間の問題のような気がします。嬉しくもあり、恐ろしくもあり…。

  • 2019.10.21 日経ビジネスを読んで

    2019.10.21 日経ビジネスを読んで

    時事深層 小売でキャッシュレス祭り始まったが… つまるところ手数料が痛い

    政府の補助金は来年夏まで。それ以降は、決済にキャッシュレスが使われるほどカード会社に支払う手数料が増えるばかり。現金決済を貫いた小売店が正解だったかも…。

    時事深層 来年狙われる企業、決まるのは今 物言う言う株主 仕込みの秋到来

    今や上場していなくても、ターゲットカスタマーにはスマホで近づけるし、お金もクラウドファウンディングで集められるし…。そう考えると、物言う株主は、上場のリスクでしかないように思えてくるのは、自分だけ。

    時事深層 関西電力の金品問題 支柱失う関西財界の不安

    今のご時世、贈収賄はないかなと思ったけど、まだ残っていたんですね。こういうのと縁がないのは、2000年以降にできた若い会社だけではないでしょうか。大阪万博に影響があるなら、60、70代以上の人達には勇退してもらい、若い世代に任せましょう。

    フロントライン 進次郎氏、肉離れの空気読めず

    「ステーキ食べたい」程度の発言は、別にいいんじゃない?この記事、昨今のテレビのワイドショーと同じ匂いがした。人のダメな部分に目を向けるのではなく、いいところ、期待したいところに目を向けて欲しい。

    特集 さびつく現場力 磨けば光る日本流

    企業の不祥事が目立ち、昔では考えられないようなことが起こる。日本の会社の現場がさび付いている、という話でした。そりゃ、非正規が雇用者数の4割に達し、たとえ正社員であっても給料が増えない、これだと会社に対する忠誠心もくそもないですよね。精巧に作る事やおもてなし、5Sは、時間とお金があれば他の国でも真似できるし。日本が全世代、都市部、地方関係なく持つ強みってなんだろう。考えさせられる…。

    ケーススタディー オタフクソース

    製品の売上を伸ばすには、やっぱりファンを増やす事が一番。お好み焼きの広がりが自分達の命運を握ると考えて、ソースでなくお好み焼きにフォーカスした戦略(お好み焼きの開業支援や、一般人向けのお好み焼き講習)が面白いですね。

    テクノトレンド バイオニック医療

    体内の様子をリアルタイムにセンサーで監視し、必要時には自動で薬を投入したり、筋電を使って義体を動かしたり、医療補助器具もずいぶん進化していますね。スポーツ競技にも、サイボーグ記録や、遺伝子改良記録なんてのが残るようになるかも。パラリンピックもそのうち細かなルールが必要となってきそうです。

    編集長インタビュー SOMPOホールディングス 桜田謙悟

    気になったコメントをピックアップ。

    • 「平和と安全に指標に測るとOECDではNo.1」になるそうです。なんとか平和と安全を次の日本の成長の柱に使えないものかな…。
    • 「日本人の悪い部分は、周りに合わせようとする同調性」。たまたま自分の周りが命令に忠実なお利口さんばかりだからではないでしょうか。文句を言わずにやってしまうから、いろいろ意見を言ってくれる人が欲しくなるんですよ。まあ同調できない人は、若いうちに干されますけどね…。
    • 「PRAを使った事務処理の自動化」も最近のトレンドです。ただ自動化で楽にできるようになると、それをも上回る「あれやって、これやって」作業がトップマネジメントから出てくるんですよ。ほんと、現場の苦労を知らないのか?!ってね、笑。資料には、作成にのべ何時間と人が関わりました、と書くようにすべきだと思う。人が動く=時間とお金を使っているという事をトップマネジメントにはもっと強く認識してもらいたいですね。

    あと、この方も女性の活躍に賛成の立場です。女性活用積極派の経営者の中には、もしかしたら、「男性部下は忖度ばかりでうんざり。女性の力で社内を変えてほしい」と暗に思っている人もいるんじゃないか、と最近思うようになりました。

    世界の最新経営論 勝者総取りのビジネスモデル プラットホームーがつまずく日

    今週から新しい内容が始まりました。プラットホームビジネスについてです。自身の備忘録で。

    2つ以上のユーザー市場が対象(例えば、友達のつながりと広告)の場合、課金のやり方を間違えると失敗してしまう。覚えとこ。

    世界鳥瞰 アフリカファーストで稼ぐ

    アフリカでも中国企業の進出が進んでいるようです。少しでもチャンスがあれば積極的にリスクを取りに行く中国人の考え方は、凄いと思う。日本人は失敗を恐れるからな〜この姿勢を少し見習った方がいい。

  • 2019.10.14 日経ビジネスを読んで

    2019.10.14 日経ビジネスを読んで

    時事深層 ファーストリテイリング柳生正氏の怒り このままでは日本は滅びる

    「公務員などの人員数も半分にする。それを2年間で実行するぐらいの荒治療をしないと」なかなか刺激的な発言です。荒治療が必要だとの例えだと思いますが…。結局要領の良い人が会社に残るんです。ハングリーではなく要領良く出世を目指す。結局、お利口さんや、イエスマンばかりが周りに残ったから、こんな日本になったんだと思っています。誰もが「できる」と認める人をリーダーに選び、その人が組織を引っ張っていれば、一生懸命仕事をやっても報われないような変な社会にはなっていないのかなと思います。「透明性のある公明正大な制度」も必要なのですが、他にも重要なことは、評価を客観的にしているか?です。大きな会社になるほど、業務内容も様々で全員に対して公正な評価をするのが難しくなってきます。これは永遠のテーマですね。あとマネージャーになる人は仕事だけでなく、人の上に立つ品格があるか。これだけです。これさえきちんと出来ていれば、会社は生まれ変わります。

    時事深層 日産が金型レスの加工技術。

    車の金属部分は、切削、溶接加工で、何とか製品が作れるのですが、問題は電子部品ですよね。半導体なんかは特に。数個のために莫大な費用が掛かる半導体ラインを残すことなんてできないし…。何とか良い方法が出来ないものだろうか。

    時事深層 日鉄、日進製鋼を吸収合併 聖域なき生産再編の号砲か

    例え日本一でも世界の強豪と比べれば、アリと象ぐらい規模が違うとは。グローバルの中で生き残るには、他社に勝る唯一の製品を作るしかありません。

    フロントライン 外国人受け入れに手続きの壁

    日本は相変わらず試験が好きだな~。人手が足りないから、外国人に助けてと言っているのに…。テストで優秀な人を選別しているつもりかもしれないけど、彼らに選別されている事に気付くべきだと思うね。その内、日本に興味も示してくれなくなるんじゃないかな。きっとこのテストの運営会社も天下り用ポストがあり、美味しい既得権ビジネスなるような気がする。

    特集 トヨタも悩む 新50代問題

    「アンフェアを正せ」カゴメの有沢氏の言葉につきますね。多くの会社は、世渡り上手が出世し、お利口さんが、給料、人事規定のルールを作っています。貧乏くじは、真面目な人ばかりに。もう一度、全社員に対してフェアな評価を行うことは、モチベーションをあげるのに効果絶大です。

    ケーススタディー タニタ

    確かにこの「個人事業主」という考え方は、良い制度でもありますが、人員削減の手段としても悪用できてしまいますね。社長はそのつもりはないと言い切っていますが、他の社員がどう思っているか気になります。正しい解釈を何度も繰り返し社員に伝えないと、既得権(自分のポジション等)を守ろうとして、誤った使い方をする人が出くる恐れがありますね。

    編集長インタビュー 伊藤忠商事 岡藤正広

    サプライヤーでもあるが、重要なビジネスパートナー。この考え方が重要なんですけどね。アンフェアな契約にサインをしてしまわないように、契約は時間をかけても対等な条件になるようにしましょう。

    新社長 初心表明 住友ゴム工業会社 山本悟

    「6割くらいは通用する。裏を返せば6割の成果しかない」。なかなか積極的な攻めの言葉だ。覚えておこう。

    気鋭の経済論点 成功のカギは垣根の破壊

    2030年 MaaS関連のマーケットが1900億ドル。「関連」という言葉がどこまでを含んでいるのか不明だけど、こんなにマーケットが大きいんだ。自動車関連のマーケットが、2017年3770億ドルだったものが2030 年に6370億ドルになるっていうのも、凄い。最近の自動車は、なんか動く箱ってイメージが付いてしまって…。自動車分野にはあまり魅力を感じ無くなってしまった…。

    世界鳥瞰 富裕税を認め始めた経済学

    「ある一定の資産越えをする人に数%の課税をする」金持ちは逃げのプロが参謀にいるので、タックスヘイブンとかに上手く逃げるでしょうけど、この法案に賛成、笑。こうでもしないと格差が埋まらない。数%の富裕層からは、もっと取ってもいいと思う。

  • 2019.10.07 日経ビジネスを読んで

    2019.10.07 日経ビジネスを読んで

    特集 目覚めるニッポン 再成長へ50人の提言

    気になったコメントをピックアップ。

    「競争意欲を持つこと自体に疲弊し、こうした精神構造が社会全体を覆ってしまいました」。はい、要領の良い人のみが出世し、働いても働いても報われないことに今の中堅社員が気が付いたんです。

    「ファクトを正しく見ることは、人々が共通の認識に立って行動を起こすうえでの最初のステップになる。」問題なのは、日本の企業では、ファクトを前にして、上司に忖度する所ですよね。

    「市場に任せる小さな政府ではなく、政府による社会的な投資や規制も想定したバランスの良い市場に変えるべきだ」。漸進的資本主義というそうです。個人的には、この発想に大賛成です。個人的には、ベーシックインカム導入が理想なんですけどね。最近、自給自足という手段もありかなと思い始めています。

    「欧米ではチップなどサービスへの対価を支払う文化がある。サービスは無料という考え方を改めなければデフレの脱却にはつながらないだろう」。はい、人が動くとお金がかかる。この認識をトップマネジメントが持つ必要があります。お客は、ビジネスパートナーです。「ただ」を当たり前にリクエストするのは、クレーマー。

    「今の日本の保険制度は、高齢者にメリットが偏る一方で、将来への持続可能性を見通せず、若い人たちの夢を奪っている」。そうなると次の論議は、若者のために誰が犠牲となるのか?でしょうか。高齢化が進んでいる今の日本の国会は、だれも進んで論議しないでしょうね。

    「デジタルネーティブ世代は対面コミュニケーション能力が低い」。全員ではなく、コミュニケーションをうまく取れる人、取れない人がはっきり分かれてきていると感じます。仕事以外の人との付き合いも関係しているのかなと思いますね。PCやスマホがなかった時代は、嫌でも人と会話しなきゃならなかった。でも今は、ほとんどがスマホの画面とにらめっこですからね。

    「経営者は多様性が重要だというが、多様性のある人材を登用し昇格させているだろうか」。何を多様性と考えるかですね。 男性女性以外にも多様性というのはありますが、結局、トップマネジメントが喜ぶ多様性に偏っているように思えます。

    さて20年後、今と同じ事を言われるのか、それとも全然違った提言が出てくるのか楽しみです。

    編集長インタビュー 人づくりからやり直そう 永守重信

    日本をなんとかしたい、という強い思いを感じました。最近自分は、住んでいる環境が日本全体をのんびりにしてしまったのかもしれないと思い始めています。大学生も会社人も、のんびりしていてもなんとかやっていけるじゃんと。英語と同じで、使わない限りなかなか覚えられない。意識を変えるには、まず一旦日本から出て、世界は今どうなっているんだ?というのを自らの目で見て感じ、考えることをしないと始まらないのかもしれません。

    世界の最新経営論 米国型企業経営の今

    法人税率を下げたら、設備投資や採用増にお金が回るかと思っていたら、自社株買いに一生懸命だったという話。なかなか思うように進まないものですね。格差が広がる前に、手を打つべきだった…。 

    世界鳥瞰 議会再開でも進まないEU離脱

    そうか、BrexitのXデーまであと少しなんだ。さてどうなることやら。

    世界鳥瞰 気候変動が生む住宅価格ショック

    記事の内容よりもグレタさんの国連での演説内容の方が気になった。色々な意味で凄い…。

    賢人の警鐘

    ビル エモット氏も労働力不足の環境下では、最低賃金を大幅にあげる事は有効だと語っています。5年程度かけ段階的に賃金を上げる事にすれば、企業も準備が出来るので、良さそうな気がするのですが…。日本政府が取った手段は、海外からの安い労働力。このために格差社会が広がったように思います。

  • 2019.09.30 日経ビジネスを読んで

    2019.09.30 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 三井E&S ホールディングス 加藤泰彦

    複数の会社が入った会議では、必ず言葉の定義の問題が出てきます。言語も違うとなると、なおさら。あれそれで通じる場合もあれば、毎回説明が必要だったりとか。特に契約が絡むと訴訟リスクにもなります。若いころは、相当な苦労があったんだろうなと思いました。

    時事深層 消費増税、胃袋争奪戦に異常あり 笑うコンビニ、泣く外食

    店内飲食と持ち帰りの場合の消費税が違うために、不公平感が出ますよね。あと複雑になっているし。とはいえ価格ばかりでなく、良いものを提供していれば、少々の値上げであってもお客の入りは変わらないような気がしますが、どうなんでしょう…。自分自身、現金を使用する機会は近所のスーパーのみ。コンビニはSUICAだし、大きい買い物はクレジットカード。手数料がもっと下がれば、スーパーもキャッシュレスになるのに…。アマゾンのAWSのように利用者が増えれは増えるほど、料金を安くするような価格モデルはできないものだろうか。

    時事深層 「頭脳のデンソー」と急接近 アイシン、見えない次世代の柱

    デンソーとアイシンが将来合併?世界一の売上を誇る自動車部品メーカーになるじゃん!最近はCASEとかで自動車メーカー自体も合併、提携が盛んになってきているので、部品メーカーも生き残りをかけた再編が加速しそうです。中小は淘汰の波に晒されるのだろうか…。組織のポスト争いはきっと熾烈だろうな。。。

    特集 リブラインパクト お金と国の進化論

    リブラという仮想通貨をフェイスブックが出そうとしたけど、懸案事項(マネーロンダリング等)が多々あり政府が容認していない程度の話かな通っていましたが、なかなか奥が深い。国、お金、人の信用のあり方にも通ずる話でした。政府からの自立とか、エストニアの仮想国家構想等々。個人的には、リブラは国家の信用を揺さぶるものなので、しばらくは発行できないと思います。今後は、企業の発行する仮想通貨は国が規制しつつ、共通の経済圏で使われる国際仮想通貨のようなものが国から発行されるのではないかと思います。仮想通貨が、国際基軸通貨になったら、ドル建ての商品とかどうなるんだろ…。仮想通貨のビットコインが初めて世の中に出た時、ルールや規制をもっと論議すべきだったと嘆いている人も多いような気がする。

    フロントランナー エッジイノベーション 誰でも手軽にサバゲーを

    サバイバルゲームを利用して、会社が従業員の人間性を確認か…。競技スポーツの一種と考えれば、確かに人間性をみるのに役に立ちそうですね。でも、スポーツよりも手軽なので、また「こう行動したほうが人事のウケが良い」とかいう攻略本が出てきそう…。

    テクノトレンド 金属3Dプリンターに価格破壊 小型化でオフィスにも置ける

    3000万円程度の値段になってくると、拳銃などの武器が作れてしまうではないか…。悪意のある集団とかの購入が増えそうだな…。

    Pie in the sky 無責任は法で取り締まるべきか

    誤報をリツイートしても何も責任を負わないというのはおかしいと思っていました。ルールがあるから自由が存在すると思っていますので、リツイート取り締まりに賛成です。自分がリツイートで被害者になったことがないから、何時までたってもこういう問題がなくならないんですよね。リツイートにも責任を負わせるべきと思いますね。

    世界鳥瞰 攻高防低のドローン戦争

    今週号のテクノトレンドにもあったように、大型の金属3Dプリンターが普及するとエライことだぞ。1機10万円の殺人ドローンと、それを打ち落とす1発3億円のパトリオット。攻撃側に分がありすぎるな。本気で防御策を考えないと…。

    世界鳥瞰 テック企業特別扱いの終焉 ウーバーの業務の本質は何か

    タクシー運転手を正規従業員として雇用するよう米カルフォルニア州で法律ができたようです。需要と供給をアプリで仲介し、その中から粗利を取っていた企業にとっては、経営に非常に大きなインパクトをあたえる内容です。元は法律がインターネット経済の普及に追いついていなかった、というのが原因だったと思っています。これから起業する会社は、ユニコーンバブルの恩恵は受けられにくくなりそう…。

  • 2019.09.23 日経ビジネスを読んで

    2019.09.23 日経ビジネスを読んで

    編集長の視点

    「ボケた経営者が社内を混乱に陥れる」。実際に起こってるようです。若い社員に「あの人、老害だね」と陰口を叩かれる前に、自分は会社を去ろうと思っていますが、去った後に、自らが辞める選択したことを忘れて、また「俺を雇え」という人もいるようで…。ボケって怖い。例え、自分がボケて暴走したとしても、それを止めることができる組織構造、ルールの策定が大切だと思いました。

    時事深層 海外工場で相次ぐ撤退・縮小 ホンダ現地化優等生の誤算

    車って昔ほど必要じゃないよね、とよく聞くようになりました。もちろん今でも車好きな人もいるのですが、普通は、細かく性能、機能を比較しないはず。となると、デザインが重要になると思うんだけど、どうも最近の日本車のデザインは良いと思えない。箱っぽいというか。。あくまでこれは個人の感想ですが、車を「運転している」のではなく、ちょこんと「乗っている」ようにしか思えてなくて。これが車を所有する楽しみを減らしているような。。。そっか、「ずーっと眺めていても全然飽きない」これが所有ってことか。

    目覚めるニッポン 中国に抜かれる危機感を

    「一度、駄目になれば危機感を持てる」とありました。日本はものにあふれ、大方の人がそれほど不自由でない生活を送れるので、危機感を持つのはまだまだ先なのかなと思います。

    時事深層 小泉進次郎氏も起用し総仕上げへ 内閣改造に透ける安倍首相の本音

    年配政治家はいつも自分のポストばかりを心配。こんなんじゃ、小泉さんを使ったとしても、若年層の投票率が上がらないですよ。

    フロントライン 独VW 背水の大衆EV

    2021年に、18年と同じCO2排出量だと1兆円の罰金になる?環境保護も大事だけど、そもそも会社をつぶしてしまうと、もっと環境保護が遅れてしまうような…。桁違いの罰金は、少し考えものかもしれない。

    特集 「踏み間違い」だけじゃない 判断力低下社会

    自分の身に降りかかりそうな問題は、突然上司がボケて、自分が首になったりするぐらいかなと思っていたけど、知らないうちに親が高額商品をローンで購入してしまったとか、万引きをやるようになってしまったとかいうこともあるのか。こりゃ大事だな。。。三菱UFJ信託銀行が販売する「つかえて安心」という商品が売れているみたいです。親の口座の入手金を親族が見守るというサービスです。即座に親族へ連絡が届くようになれば、オレオレ詐欺対策にもなるような気がします。

    スペシャルリポート 胎動する経済回廊 米中摩擦が追い風に

    うまく波をとらえている人は、米中摩擦ですらビジネスにしていますね。島国日本にいるとなかなか分からないけど、国境をまたいだ幹線道路(南北経済回廊、東西経済回廊、南部経済回廊)沿いが発展しているのをみると、大きなビジネスのうねりを感じます。

    スペシャルリポート 勃興する投げ銭型ライブ配信市場

    思った以上にライブ配信の市場は大きいようですね(自分はとても恥ずかしくてできない。。)。ライブ配信だけで月1000万円稼ぐ人がいるっていう話だからすごい。誰もが、自分を世界に表現できる時代か。。自分も将来のために何か特技を見つけようかな。。

    スペシャルリポート 激化する2021年採用戦線

    開発設計系の給料は、むしろ個別で設定し、年契約にしたほうが良いと思いますね。ただ、給料の話でいつも忘れがちなのは、人の品格について。自分の経験上、給料をたくさんもらっている人ほど、人間性にかなり疑問を感じる時が多いです。わがままを貫き、組織を混乱させ、最後は会社を去っていく。そんな新人は不要です。30過ぎても勉強する人は伸びます。まず、そういう人を選択する人事の眼力があるか。次に、そういう人に育て上げる能力がマネジメントにちゃんと備わっているかが重要ではないかと思います。

    テクノトレンド VRで社員教育!顧客サービス 恐怖も感動もリアルに体験

    普通のテレビでする家庭ゲームでも、最近のは高いところから落ちる時、かなり肝を冷やします。笑。仕事の危険をVRで、事前に体感できるのは、いいアイデアですね。

    編集長インタビュー マツダ社長 丸本明

    上の時事深層でも書きましたが、車のデザインって重要だと思っています。マツダの車は、技術以外にデザインからも「自分が車を運転している」って感じがするんですよね。今は、販売が伸び悩んでいるようですが、価格を下げてしまうとブランドを毀損しかねません。何とかここは踏ん張って、ドライバーが「運転している」という気になれる車を作り続けてもらいたいと思います。

    賢人の警鐘

    確かに、最近は、セールやポイント還元などが頻繁にあって、本当の価格がいったい何なのか分からなくなっていますね。安く売るよりも、私は適正であることが重要だと思っています。でないと、いつまでたっても自分たちの給料が増えませんから。記事にあったように、経営者には、「成功している企業は何をどうしているか」を継続して考えてもらいたいと思いますね。

  • 2019.09.16 日経ビジネスを読んで

    2019.09.16 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓

    カセットテープといえば、maxell。ラジカセが全盛のころ使ってました。道に捨てられたテープが車にひかれて、テープがうわーってなっていたのを覚えています。今は、そんな光景見ることないですね。2017年自ら日立からの独立を選択したのは英断だったのではないでしょうか。これからも頑張って欲しいと思います。

    時事深層 携帯事業参入、延期を発表 楽天、巻き返しにさらなる壁も

    あー、腕の見せどころだったのに…。やっぱり延期になってしまったんですね。

    時事深層 西川社長が辞任 日産が切った引責カード

    西川氏の辞任は潔い良い感じと思いました。にしても、叩いた分だけ埃は出ますね。どこの日本企業もガバナンスが働かなかった期間が長ければ長いほど埃の量も多いということかな…。

    時事深層 すき家、松屋は税込同一、吉野家は税抜き表記 軽減税率 何が対応を分けたのか

    他の国も軽減税率を導入している、という理由だけで、採用したんだろうな~。それが抱える本質的な問題には一切焦点を当てない、いつもの日本政府や、官僚のやり方か…。

    時事深層 激化する顔認証システムの技術競争 NEC、ラグビーW杯で中国勢けん制

    顔認証システムの精度はどうやって測るんだろうと思っていたのですが、客観的に測定する機関がアメリカにはあるんですね。2017年の1位はNEC。顔認証の精度を上げるためにはデータ量が多いほど有利。中国が凄い勢いで追いかけてきているようです。

    フロントライン アップルがクレカで狙う革新

    カード番号の表記がないカードか。不正利用を減らすために携帯アプリとのコンビネーションで使われる新しいカードみたい。確かに表記がなければ盗み見されることもないか。元々はカード番号を機械でカーボン転写していたから、凹凸のある番号が必要だったけど、今は磁気データや内蔵チップの方を使っているからカードそのものに番号がなくてもいいかもね。ネットで物を買う時、市少々面倒になったぐらいかな…。さてさてどこまて認知度が上がるか。

    特集 フィジカルインターネット

    トラックの積載率が低い割には、運ぶ箱の数が増えている?なのに人手不足?物流会社のテレビコマーシャルを見る限り、効率が良くなっているのかと思いきや、まだまだ改善の余地があるようですね。どこの市場で箱が増えているんだろう?一般家庭かな?一般家庭の場合なら、全ての人が全ての荷物を受取日に自宅玄関で受け取りたいのかな?自分なら、自転車のカゴに入るサイズなら会社帰りに取りに行ってもいいんだけど。倉庫引取(24時間営業)を基本として、自宅配送は到着時間を厳密にし有料化。再配達や深夜配達の要望も有料化。こうするだけでも効率化、省力化が出来る気がします。今は、タクシー配車のウーバーのように、時間のある人が荷物を運ぶサービスもあるようです。それを考えると、アイデアを形にできるソフトウェアの知識がある技術者がうらやましい。

    フロントランナー ふらここ

    この会社の雛人形、五月人形は、顔立ちや、服装は現代風で、またサイズも従来品に比べ小型です。廃るばかりの人形市場かと思われていましたが、生活の変化に合わせ製品に変更を加えたところ、新しい需要を見つけることができた、という例でした。

    スペシャルリポート 行政手続き電子化の象徴 文化保護か、効率化か はんこ大戦争の舞台裏

    個人的にもハンコの存在は、生産性を低くしている気がします。ハンコの電子化も手段かもしれませんが、どうしても管理(盗難のリスク)が付きまとうので、ブロックチェーンの採用は、なかなか良いアイデアではないかなと思います。ハンコ文化は、日本の文化として、海外にお土産用として、発信していくのもありなのかな思いました。

    スペシャルリポート 激化する2021年採用戦線

    会社の業務は、部署ごとによって違います。新卒の一括大量採用は、工場従業員の様に業務が決まっていて、また大量に採用したい時は有効に機能するけど、他の業種の募集にも同じように適用してるから無理がでていると思う。大企業だと、入りたい部署と入社後の配属先が違うなんて当たり前のようにありますからね。もっと人事が、人材を募集している部署の業務をしっかり把握し、また応募者に対してその説明ができていれば、会社と学生のミスマッチは減るのではと思います。

    新社長 初心表明 フジテレビ 遠藤龍之介

    「他部署に行くにもエレベーターを待つ必要が出てきて、ちょっと話してくるわ、というのが少なくなり、そのうちメールでやり取りするようになって、直接の会話することが減ってしまった。」なんかどこの会社でも起こっている話です。高いビルを目指すと、知らず知らずこういう風になってしまうのかな。平屋建から高層ビルに移った会社と、その逆のパターンの業績推移を比較してもらいたい。笑。

    気鋭の経営論点

    今週は、MMT現代貨幣理論の話。自国通貨で国債ができて、それを国内で消化できる国は、財政赤字や政府債務の大きさを気にせず、継続的に財政出動できる。??自分には難しかった…。汗。

  • 2019.09.09 日経ビジネスを読んで

    2019.09.09 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓

    社会人になってから、「選抜」という言葉の定義が、「誰かのお気に入り」なんだとつくづく思うようになりました。優秀と忖度、この言葉に近頃良く考えさせられます。

    編集長の視点

    ある日本企業の解析チームが、ファーウェイのスマホを解析したところ、謎の部分があるようだと。未来の機能を謎と言っただけなのか、はたまた本当に通信内容を傍受するような悪意のある何かが入っているのか…。本当にやられた時は、リスクが大きくなりますね…。

    ニュースを突く

    消費税導入により、苦境に立たされるお店が増えるとありました。日本より消費税が高い国はいくつもあるはず。ということは、その国では、すでに企業や、お店の淘汰が進み、何かに秀でた能力、商品を持っているところだけが生き残っているということになるのか?日本も見習うべきところがたくさんあると思います。

    時事深層 韓国人観光客が激減 日本離れは半日よりも財布が理由

    日韓関係の悪化で、日本の観光地の収益が大打撃を受けているという記事でした。一国からの観光客に依存し過ぎるのは、リスクが大きいので、これからはもっとグローバルに集客するよう考えなければいけないですね。

    時事深層 外国人投資規制強化の衝撃 外為法告示、ベンチャー投資に冷水

    これって、有望な国内ベンチャーを外資傘下に入らないようにしつつ、日本の銀行を助けようとしているような…。どうも日本政府の発想は、既得権を守ることばかり考えている気がする。

    時事深層 充電設備があるのは1%未満 EV普及にマンション駐車場の壁

    そっか。マンションだと後から駐車場に充電設備を付けることができないから、EV車を買いたくても買えないんだ。日本だけでなくマンション比率が高い国では同じ問題を抱えていそう。やっぱりフル充電が数分で終わらないうちは、内燃期間がまだまだ主流となりそうだな~。

    特集 米政府も恐れる ファーウェイ最強経営の真実

    今週はファーウェイの特集でした。いくつかすごいと思ったところがあるので。まず特許出願数。2018年は5000件で1位。2位とは倍違います(2位は日本の三菱電機)。また非上場企業であり、創業者と従業員で株式の100%を持ちます。会社が大きくなるほど株の資産が増えるので、モチベーションが上がりますね。ただ社内競争はとても激しい様子。退職時には株を売る必要がありますが、45才過ぎで退職する場合は株をそのまま保有する事ができます(収入のために、会社にへばりつくこうとする老害社員を減らす目的)。代表委員会なるものがあります。115人の代表委員を社員選挙で選出。さらに、そこから取締役会メンバーと10人の監視委員会メンバーを選出。社員が経営メンバーを選ぶため人格や人望のない人は上に上がりにくい仕組みになっているように感じます。会長職は輪番制をとっており、半年毎に3人の副会長で回しています。さらには、ガバナンスに対して公式に社内批判できる部署があります。経営上の課題や問題点を浮き彫りにし、それを建設的に論議することにより経営層、従業員の相互理解を深める目的とのこと。最後に、ファーウェイ基本法というのがあり、6章103条に渡ってファーウェイ社員はこうあるべきだ、と細かく規定。屁理屈を語る余地が少なそう。

    創業者語録:

    – リーダーとして成功するには、寛容であらねばならない。多様な性格、特徴、好みを持つ人たちが集まる組織が、共通の目標とビジョンに向かって1つになれるかどうかは、リーダーが寛容かどうかにかかっているのだ。

    – ファーウェイは私利私欲なく科学者をサポートする。論文や特許等の成果を独占するつもりはない。ただ、「知る権利」-成果に限らず、失敗も含めた経過を知る権利- さえあれば良いのだ。

    – イノベーションは成功することもあれば、失敗することもある。組織を転覆させるような存在を恐れずに受け入れよ。卵は外から割られれば目玉焼きになるだけだが、内側から割れれば孔雀が生まれるのだ。

    – ファーウェイは肥沃な黒土のようなプラットホームであり続ける。その肥沃な大地に、ジャガイモの栽培が得意な人にジャガイモを、トウモロコシの栽培が得意な人にトウモロコシを植えてもらう。そうすることで、ファーウェイは共に成長していける。

    なんか企業経営の望ましい形になっていないか!!素晴らしいぞ、こりゃ大きくなるわ!と思いました。

    スペシャルリポート ダヴィンチ特許切れでチャンス到来 手術支援ロボット日本勢は巻き返せるか

    なるほど~。ダヴィンチが特許でガチガチだったので、他が販売できなかったのか。精密、小型化分野は、日本企業の得意なところ。今後、多くの日本メーカーが手術ロボット市場に参入することによって手術費用が安くなることを期待します。

    スペシャルリポート 激化する2021年採用戦線

    学生にしてみれば、4月に就職できない=落ちこぼれ、みたいな感じになってしまうから、どこでもいいから何とか就職したいというのが本音かな。中小企業が優秀な学生がこないと嘆いているけど、通年採用をもっと積極的にすれば、環境は変わるような気がします。個人的には、新卒より、適度に大人の社会を知った社会人3年生程度の中途や外国人の方がよっぽど魅力があると思いますが…。最近は、入社も入学試験のように、攻略本を読んで学生は攻めてきますから「装った優秀」なのか「本質的に優秀」なのか、人事の人を見極める能力が問われます。

    テクノトレンド もののインターネットに死角あり 狙われるIOT機器

    今や、ありとあらゆる電化製品にソフトウェアが入っているので、セキュリティを気にする必要はあるけど…。身の回りの電化製品は数が多いし、対策してもイタチごっこでキリがないし…。漏らしたくない情報を入力すると、その情報を使っていそうな機器を教えてくれるサイトがあったりすると便利かも。当面は、監視カメラ、携帯電話、AIスピーカーかな?

    世界の最新経営論

    「意図はどうであれ、最新の技術は害にもなり得る。AIだと、監視と軍事利用。」 これをデュアルユーステクノロジーというようです。「その技術が生まれる前に時計を戻す事が出来ないから、できること、出来ないことを少しでも多く把握し、将来起こり得るリスクに備えるしかない」と。

    賢人の警鐘

    私も、本来の働き方改革は、生産性の向上が目的だと思います。川野氏が疑問を呈したように、日本政府の言っている働き方改革では、誰かが誰かの代わりに仕事をしているだけのようで、何のための改革か分かりません。2000年以前に創立された企業の声が経済の中心にある以上、しばらくはなんちゃって働き方改革が続きそうです。

  • 2019.09.02 日経ビジネスを読んで

    2019.09.02 日経ビジネスを読んで

    時事深層 インド大手が傘下の共和薬品の売却検討
    後発薬は、1兆円にまで広がっているんですね。てっきり42兆円の医療費のほとんどが薬代と思ってました…。

    時事深層 京都信用金庫が実証実験
    認知症で、パスワードが思い出せなくなるか…。自分も不安だな、汗。2030年には痴呆症患者の保有資産が215兆円と推定されているようで。銀行に渡すのはもったいない!オレオレ詐欺にあうのはもっともったいない。何か良い方法はないものか…。

    時事深層 コンビニ対抗、柔軟策で全店の2割に拡大へ ウエルシア「できる時だけ」24時間
    もう、24時間営業を止めてもいいのに…。

    目覚めるニッポン
    「生産性の低さを労働者のせいにして、働き方改革という号令の下で労働者に生産性改善の責任を押し付け、賃金は抑制したまま。そのような考え方が日本経済をダメにしている。」「日本の人材は素晴らしいですが、潜在的な力を生かせる産業構造になっていない。」全く同感ですね。過去(今も?)の日本政府の政策がダメダメなんですよ。

    スペシャルリポート 注目は確かに集まる、だが… 自虐マーケの極意
    物に対する自虐は分かります。が、人に属する事の自虐は、要注意ですね。会社の中にいると、知らずとその社風が染み付きます。自分の常識は世間の非常識。改めて自分の肝にも命じておきます。

    経営教室 反骨のリーダー
    世界への挑み方 備忘録として。

    • ものまねは絶対にしない。消費者の驚きを引き出す商品を作る。
    • 小さくてもブルーオーシャンを狙う。
    • 新規参入後の成否の判断は3年が目安。2桁成長なら投資は継続
    • 帳簿の数字にこだわり、効率だけを追求してはならない。

    フロントランナー ビラシステムズ
    迷惑電話と思われる番号からかかってきた時に、「迷惑電話の可能性あり」と表示してくれるサービス会社の紹介です。こういうサービスがあるとうれしいですよね。不思議なのは、なぜもっと早くキャリアがやらなかったんだろう。キャリアならすぐ出来そうなサービスなのに。

    テクノトレンド トラックの隊列走行 運転手不足解消の切り札に
    隊列中トラックへの割り込みなど、外部要因が多いほど処理が複雑になるので、ダイムラーが隊列走行から自動運転に開発をシフトしたのも、なんとなくうなずけます。MaaSの活用も広がればCO2の排出量を減らしたり、道の渋滞も減るのではと思っています。

    世界鳥瞰 ウィーワークの魔法に騙されるな
    伝道師のような人が、「その企業の素晴らしい未来を語って、人々の興奮を呼び起こし、資金を調達」これって詐欺と紙一重…。騙されたと確信が持てるまで気が付かないのが人間なんです…。

    賢人の警鐘
    「バラ色の老後のバラは若い頃から時間をかけて育てなければならないのである」。確かにそうだけど、今の若い人には、1000円すら将来に回すのも難しいのでは、と感じてしまう。若い人が年寄りの生活を支えるのではなく、例えば、70才以上になったら、その年代の人同士で、助け合うようにするとか。詰めるところはいっぱいあるけど、こっちの方が若者の将来はもっと明るくなるはず。

  • 2019.08.26 日経ビジネスを読んで

    2019.08.26 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓
    「迅速に動く事と、拙速な対応との違いは、目標が明確であるか否かにあります。そして目標を定める時は、利害関係者を多面的に捉えて、この一石三鳥のように皆の利益になるよう考えることが大切」とありました。説明が具体的!聞き手の勝手な解釈はなさそうですね。

    編集長の視点
    ゴールドマンサックス 投資銀行部門の入社試験がこんなにハードとは…。入社しただけでもエリートなのに、会社に入ってからも常に順位がついてまわるだろうし、休日ってあるんだろうか…。社員が抱く将来の目標ってなんなんだろう。

    ニュースを突く
    「同社の人類への最大の貢献はヘルスケア分野になる」とアップルは表明しているようです。素晴らしい!どうせなら、もう一歩進んでベーシックインカムを推進して欲しい。病は気からといいますよね。人々が人らしい生活を送れるようになれば、病気になる人も減るのではと思います。

    時事深層 紆余曲折の末、マツキヨと経営協議 ココカラが二股に陥った理由
    なぜ社外取締役の報酬額がここでピックアップされていたんだろ…。

    時事深層 老後2000万円不足問題で注目 中小企業向けイデコに追い風
    追い風なんでしょうけど、個人的には今後の日本株に懐疑的…。というのも、売買は超高速でコンピュータがやっているし(長期的な視野で、株の保有をしていない)、資金はクラウドから調達出来るし(上場以外の資金調達方法が出てきた)、そうなると上場の魅力ってあるのかな…と。この先、数十年、日本株はフラフラと横ばいのような気が…。

    フロントライン 日本の漫画クールじゃない届け方
    日本人、特におっさんって頭かたいし、ビジネスパートナーづくりと交渉が下手ですよね…。「自分達がやらなきゃ誰がやってしまう。だから今自分達が始めないと!」とマネジメントに詰め寄っても、誰も決断せず周りを眺めるばかりで…。で、他の誰が始めた時に大慌てする事がなんと多いことか…。

    特集 出来きる若手がなぜ辞めた 本当に効く人材定着の知恵
    自分が20代の頃に会社を辞めた理由と、今の若者が辞めたい理由が全く同じ、笑。って事は、やっぱり何年経っても日本企業は変われないって事か。自分の読みが当たっていたので安心しました。辞める理由の本音が、

    • 会社が好きだからこそ、会社の衰退を見ていられない。
    • 上司にこらえ性かがない。
    • 仕事に正義を感じられない。
    • 人生を長期的に考えている。
    • 世の役に立つ実感がない。

    だそうです。離職を減らすのは仕組みづくりじゃないんですよね。会社に対する思い入れはあるので、問題はマネジメントです。上に立つ人が尊敬できないってことになりそうです。

    比較的若い会社(1995年以降の創業)や組織がフラットな会社は、離職対策がうまく回っているように感じますね。問題は、昭和以前に設立された組織の階層が厚い古い大企業かな。ここには若い人が務め続ける吸引力はもうないかと…。ベテラン層が多いからポストが空かない。すると、金魚のフンのように権力について回る忖度上手が出世していく。ポストにつけなかった人は、会社への不満をつい若手にこぼしてしまう。この環境が若手の離職を加速していると思います。
    どうすればいいか?真っ先に行うべきことは、今のマネジメントの再評価。能力の無い人にはラインから外れてもらい、実力のある人にマネジメントになってもらいましょう。で、ポストが無いなら、輪番体制にする。中年層にも刺激となり、若手のやる気も上がると思います。

    スペシャルリポー  規制緩和で取り組み拡大 宅配便はタクシーが配達 貨客混載、地方を救うか
    たまたま輸送物に焦点があたっているだけで、大きな荷物を持った人の移動と考えれば、これってMaaSそのものと思いました。

    ケーススタディー 日揮
    「相手には相手の論がある。相手の背景を尊重しながらロジックを組み立てろ」「問題が起きそうと思った時は9割の確率で起きる。対応策を準備しておくことで相手からの信頼を獲得しつつ、期限に間に合わせる」 こういう肌感覚は、現場の前線でしか経験を積めません。若いうちから経験をたくさん積めるこの会社が羨ましいです。

    「仕事を遂行するには、パートナーが必要で、関係を深めリスペクトを忘れないためにも現場で、顔を合わせることは重要」と社長の言葉にありました。今は、電話会議のようなツールもありますが、半年に一度は、お互いにパートナー同士が顔を合わせる事も必要と思います。

    フロントランナー フジワラテクノアート
    日本酒も今や機械で匠の味が再現できるんですね。味が管理しやすくなり、供給も安定するのであれば、自動化も良い事かな。

    テクノトレンド 陸海空に新モビリテ  開発進む空飛ぶクルマ
    だから、それは1人乗りのヘリコプター、笑。住宅密集地での飛行は、危険だから。

    経営教室 反骨のリーダー 金車グループ(台湾) アルバート・リー
    備忘録として。後発組の勝ち方

    • 参入するなら、全体のパイが大きく伸びしろのある市場にする
    • 先発組のノウハウを最大限生かす
    • 常識にとらわれない逆転の発想で欠点を利点に変える
    • 目先の売り上げのために安売りはせず、長期視点でブランドを育成

    世界の最新経営論
    AIは、「人間の意思決定の一部に関わり、判断をより良いものにすることが、出来るツールといえる」とありました。そうあって欲しいものです。

    賢人の警鐘
    「画期的な製品、アイデアは若く活力のある社員によって推進される」とありました。ん〜、アイデアは年齢関係なく出てくると思うし、別に若手が入ったからといって、それが刺激にはならないような気が…。知り合いの外国人に言われたのが、「日本は長期連休がない。頭がリフレッシュできないから、発想が固くて良いアイデアが出てこないんだ」と。もっと休みを増やせば、少子化対策の妙案が出でくるかも…。