カテゴリー: 日経ビジネス

  • 2020.03.23 日経ビジネスを読んで

    2020.03.23 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 弁護士 川人 博

    過労死を専門に弁護されている方のようですね。日本では、働く人の人権よりも顧客サービスを優先しがちなので、労働法を無視する事業主に対しては、もっと罰則を強化すべきだと思う。これが生産性の向上にもつながると思うんだけどな〜。

    ニュースを突く 新型コロナがもたらす「変化の芽」

    「危機に直面することが、生活様式や制度、企業活動などの変化の契機となる」今回の新型コロナはまさにそうなりそうです。ただ、在宅勤務を未だに認めない会社もあるようなので、旧体質の企業もしぶとく生き残りそうですね。

    時事深層 円高、原油安もリスクシナリオに 縮む車市場、震源地は米国へ

    新型コロナの影響だけでなく、円高、原油安もあり、自動車の販売見通しが厳しいという話です。今後は収入が無いから車が買えない、ということも増えてきそうです…。

    時事深層 新型コロナ禍で売れる意外なモノ 新・必需品が映す日本の将来図

    テレワークをするために、ハードディスクや照明器具をそろえたりする人が増え、オフィス用品の市場が少し活気付いているとか。今後、在宅も基本OKとする企業が増えてきそうです。にしても日本人はまじめだ…。ダイニングテーブルで十分そうだけど。

    時事深層 中国・吉利が衛星事業参入 クルマと宇宙が急接近

    中国の自動車メーカー吉利が、人工衛星事業に参入するようです。来るべき自動運転のためにという事ですが、やはり中国はやることがでかい!自動車100年に一度の大転換が、いよいよ宇宙ビジネスにも影響してきそうな予感です。

    特集 ウソかマコトか 世界のヤバい研究 変人が真の改革を生む

    「イノベーションとはとんでもないと思うようなことから始まるもの。革新を起こしたければ、『ばかげた挑戦』をやりやすくする環境整備をすべきなのに、今の産業界はそれをしてはいけない仕組みになっている」、「変なことをやって成果を出した人も、何もせず成果を出さなかった人も待遇面で平等に扱われるなら、異端児呼ばわりされてまで変なことをする人は減っていく」悲しいけど、これが日本の文化…。だからイノベーションのムーブメントも一過性の流行りで終わってしまう感じがします。アイデアを持っているなら海外でスタートさせたほうがいいかな。

    スペシャルリポート 投資ファンドの買収から一年 オリオンビールに見る地方企業の生きる道

    地方企業は、単独での生き残りが難しくなってきており、投資ファンドの傘下に入る企業が増えているそうです。沖縄のオリオンビールもファンド傘下で収益を大きく伸ばしたそうです。第三者の視点によって、自社の抱える問題や強みを認識できたようですね。やっぱり第三者の目はあったほうが良いのかな…。

    ケーススタディー ブリジストン データ転がしCASEに備え

    タイヤ販売だけでは限界が見えているので、タイヤのデータを活用して、新しい価値を生み出す企業への転身を図っているようです。例えば、デジタルフリートソリューション。車両からのデータを分析して、顧客のサプライチェーンを支援しているようです。これもビックデータってやつかな…。100年に一度の変革は、生き残りを賭けた戦いになるけど、大きなビジネスチャンスにもなる、ってやつですね。

    フロントランナー XTIA(クティア) 形状検査に死角なし

    異なる波長のレーザー光を重ね、その光で複雑な形状を短時間に測定できる技術を持った会社の紹介でした。立ち上がったのは2017年と若いですが、唯一の測定技術のためお客さんからの信頼は大きいようです。今は自動車メーカーとの取引が多いようですが、今後は医療業界、海外展開も視野に入れているようです。なかなか面白そうな会社ですね。

    テクノトレンド クルマの対話型AI 悩むトヨタに焦るホンダ

    自動車1台1台にコンシェルジェ。そんなに車と会話することってあるかな、と個人的には思いますがどうなんでしょう、笑。車室内の会話の盗聴も不安だし…。それを考えると、まだ自分は必要じゃないかな、笑。

    編集長インタビュー チャールズ・オライリー 米スタンフォード大学経営大学院教授 新規事業を成功させるには

    「服装や上下関係での振る舞い方、社内用語、空気を読まないKY発言が許されるかどうかといった、新入社員が勤務し始めて、観察しながら学び取る性質のものが組織カルチャー」これが成熟企業の最大の壁になると。文化はなかなか変えることできません、特に派閥が出来上がっているような企業では…。「大企業の持つ顧客基盤や情報、技術、ブランド力といった強みを活かして新規事業を育てなければ、スタートアップと同列になってしまいます。やり方を間違わなければ、大企業だからこそできることがたくさんある」日本企業の場合は当てはまらないかも…。大企業っていうだけで威張り散らし、引っ掻き回す人がいるから。傍白の中で、「トップの役割を担うのは経営リテラシーの高い経営者人材が理想ですが、日本では出世競争を勝ち抜いたタイプの方がなお多く、戦略は『良きに計らえ』と部下に丸投げし細かな戦術には口を挟むといった間違ったマイクロマネジメントもいたる所で見受けられます」笑。ホント多いですよね、こういう経営者や中間管理職。悲しいかな、これが日本企業…。

    世界の最新経営論 オックスフォード流 AIと雇用の未来

    AIの意思決定は、人間ように気分に左右されないので、より公平な判断ができると思います。将来、自分の評価はAIにしてもらいたいという人が増えてきそうですね。自分も是非AIに評価してもらいたい!

    世界鳥瞰 ロシア、サウジ対立で原油暴落

    原油価格の暴落は、ロシアとサウジの対立で起こったんですね。個人的には、石油由来製品が安くなるので、物作りには良い方向だと思っているんですが…。なぜ経済に良くないのだろう…勉強不足だな。

    賢人の警鐘 ANAホールディングス 相談役 大橋 洋治

    「ピンチの時こそリーダーの姿勢が大事だ。顔を上げ、強い意志で会社や社会が進むべき道を示していこう」にも関わらず、いつまで経ってもはっきりとした態度を示すことができないトップが多いからな〜。政府のお役人もそうだけど、笑。

  • 2020.03.16 日経ビジネスを読んで

    2020.03.16 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 日本フィランソロピー協会理事長 高橋 陽子

    「企業も社会の一部、公平な観察者の声に耳を傾ける感性を」家だと、正しい倫理観で子供と接するのに、仕事になるとそれがどこかに飛んでしまう人がたまにいますからね、笑。正しい倫理観を持って判断できる人が経営層に増えてくることを祈ります。

    ニュースを突く ”フラリーマン”はここにいた

    働き方改革で外食産業が活気づくと予想していたら、新型コロナで読みが外れ、逆にサウナ施設やキャンプ場が大賑わいという記事です。お酒や外食はたまにするから美味しいんだ、と気付いたんではないでしょうか。飽きにくいものが長続きするんでしょうね。

    時事深層 戸惑う外国人労働者 「超」人手不足時代の幕開け

    人手不足で外国人に頼っているのに、その外国人が新型コロナの影響で日本に入国できない事態になっているようです。安価な労働力を雇用の調整弁に利用した政府の政策ミスです。

    時事深層 公的保険適用で利用拡大に期待も 新型コロナ検査に「落とし穴」

    PCR検査をやって陰性だった人が、後で陽性化したという事例が発生しています。確実な検査方法ってのは、まだ確立できないのかな…。

    時事深層 自動運転の米ウェイモが2300億円調達 ゴール遠のき「つなぎ資金」か

    米ウェイモの話とはちょっと違いますが、自動運転のセンサー精度が上がるほど、調整が複雑になったり、対応年数の問題が出てくるだろうとありました。自動車メーカーは、サプライヤーに保証させるのかな?

    時事深層 米コンビニチェーンの2兆円買収断念 セブン&アイ、成長への袋小路

    米スピードウェイの買収を断念していたんですね。国内コンビニオーナーの、海外企業を買うんじゃなくて、オーナーに利益還元じゃないの?という心情にも配慮したようです。世界中で店舗が増えるからロイヤリティ料を下げますよ、と言えば変わったかも…。

    フロントライン 感染拡大でトランプ政権に暗雲

    米国では人口の1割にあたる3000万人が医療保険に入ってないようです。もし、この人たちが新型コロナに感染したらパニックになるだろうな〜。どういった時に重症になるのか、このコロナウイルスの素性を早く解明してもらいたい。

    特集 どうする?働かないおじさん 終身雇用崩壊後のサバイバル

    45〜64歳の労働人口は約2799万人で4割を占めます。そこが高給な割には働かないので、企業が困っているという話でした。個人的には、こういう働かないおじさんを作ったのは、会社の評価制度の問題だと思っています。従業員が納得する評価を会社が提示していたら、働かないおじさんはいなかっただろうに…、と思うのは私だけでしょうか。ちなみに企業がミドルに期待することは、業務に見合ったスキル以外に、交渉力やコミュニケーション力が大きいようです。人と人とをつなげ、新しい価値を生み出す原動力になって欲しいと。久々に、自身のスキルの棚卸しやってみようかな。

    スペシャルリポート 人口減少時代の冠婚葬祭 突き進む「ソロ社会」”結婚式”も葬式も一人で

    HLA遺伝子というものがあり、このマッチングで結婚相手を見つける婚活サービスもあるとか。DNAで結婚の相手が見つかるものなんでしょうかね…。あと墓じまい。将来、お墓の管理ができなくなることを危惧して、お墓をたたむ人が増えてきているようです。法事って親族が集まるいい機会だったけど、子供が減ってくると色々変わってきますね、これも時代の流れでしょうか…。

    Pie in the sky サッカー監督に聞くべきは

    イングランドのサッカープレミアムリーグ、リバプールエフシーの監督ユルゲン・クロップ氏が、コロナについて聞かれたところ「政治やコロナウイルスのようなシリアスな問題について、サッカー監督の意見を聞きたがる風潮が理解できない。私は素人だ。有名人だからという理由で私の意見を尊重する必要はない。」と答えたそうです。もっともな話ですよ。近頃の日本のワイドショーも同じ類になっていますよね。専門家でもない人のコメントが、何のためになる?といつも感じていました。だから新興のネットTVを見る人が増えてきたんじゃないかな。視聴率を上げることではなく、メディア本来の使命を思い出して欲しいね。

    世界鳥瞰 株急落、試される長期目線の経営

    ステークスホルダー重視の経営が最近の流行だったはず。だから新型コロナで収益が悪化したとしても、簡単には従業員のクビにしないはず?という記事でした。ハード、ソフト(サービス)、デジタル、アナログで、対応が別れそうですね。安易にリストラに走らず、長期目線での行動を期待したいです。(実際、アメリカでは、失業保険申請があっと言う間に1000万人を突破しました)

  • 2020.03.09 日経ビジネスを読んで

    2020.03.09 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 一橋大学名誉教授 関 満博

    昔は、やるべきことが分かりやすく、みんな頑張った分だけ給料は良くなったけど、今は昔のやり方が当てはまらなくなり、自ら新しい解決方法を見つけなければいけない時代になってきた、と。いよいよ上司のイエスマンで出世をしてきた人達では、経営をきちんとコントロール出来ない段階に入ってきましたね。でも、日本企業のリストラはいつも末端からだからな〜、嫌になっちゃう…。

    ニュースを突く 福島原発、見えぬ国の長期方針

    原発から出てくる汚染水は1日170トンもあるんですね。てっきり上手に処理されていると思っていましたが捨てられずにいて、2022年夏には保管場所が満杯になるとか。また汚染された土は約1400万㎥もあるようです。こちらも30年後に県外で処分する事になっているけど、その廃棄方法は不明のまま…。30年後に誰かがきっと解決してくれるだろうという、いつもの問題先送りになっていますね…。

    時事深層 働き方、サービス、教育…… 新秩序の模索が始まった

    台湾では、マスクの転売を防ぐため、政府がITをフル活用。日本でいう健康保険証のようなカードあり、それで購入制限をし、個人の買い占めを防いだようです。日本とは大違い…。この新型肺炎は長引きそうですね。今を堪えて残存者利益を狙うか、それとも早い段階での撤退を考えるか…。とりあえず、早く収まって欲しいと願うばかりです。

    時事深層 業界大手と提携協議開始を発表 TOB断固阻止、執念の前田道路

    500億円を超える特別配当をすることにした前田道路が、さらにNIPPOとの資本業務提携の協議を始めると発表。なぜ、そんなに前田建設との提携を嫌がるんだろう…。

    時事深層 津賀社長続投含む役員人事発表も パナ、苦悩透ける唯一の「昇格」

    近年、不採算事業(半導体事業の売却等)の整理をしていた片山氏が評価され昇格。撤退戦略って日本企業が一番下手な分野です。こういう仕事を担当している人の評価は、もっと上げてもらいたいね。

    フロントライン 「一般人マスク不要」発言の真意

    新型コロナウィルス対応で、トランプ大統領がリーダーシップを発揮してるようです。感染者の治療を優先し、医療従事者の安全を確保しながら完治を促す。珍しくまとも、笑。とはいえ封じ込めは思うように進んでいない感じ。今後どうなるか予断を許しません。

    特集 社員はなぜ育たない 危機を乗り切るリーダーの作り方

    「到達不可能な目標はかえって優秀な候補者を脱落させることになり、結局、周りにはイエスマンばかりでトップの暴走が止められなくなる」「ポストが減って、部下を持った経験の少ない社員が増えたため、チームを統率できる人材が育っていない」言い訳とも取れるような問題がどこ企業もあるようで、笑。で対策がいくつか紹介されていましたが、一番進んでいるなと思ったのがIBM。「意欲がある社員には能力を問わず学ぶチャンスを提供している。最近では、AIや脳科学の知見も取り入れ、より客観的な評価育成プログラムを提供できるよう進化させている」いいですね〜。若い社員に対しエリートコースを設ける企業もあるけど、大概が社長や管理職のお気に入りだから個人的には好きでない。あと「リーダーの器量以上の組織は絶対にできない」と。自分よりも優秀な人を採用すると評価が上がるような仕組みにしないと…でも、日本企業じゃ無理だわな…。

    陸上自衛隊には「指揮の要訣」と呼ばれるものがあるようで、備忘録として。

    • メンバーの状況掌握:メンバーの一人ひとりが役割を果たす上で問題を抱えていないか確認。
    • リーダーの企図:企図とは細かな指示の背景にあるもの。これを説明すれば部下は自発的に動く。
    • 適時適切な指示で行動を統制すること:命令には一点の疑義もないように。

    どれも、最近の分業が進んだ組織では欠けているものばかりですね。

    不思議に思ったのは、リーダー育成に頭を抱えている企業もあれば、サイバーエージェントのように、社長をバンバン輩出している企業もあったりして、すいぶんと考え方が違うものだなと思いましたね。リーダーと言っても、会社規模や、若手、中堅、社長候補では、求められる物が違うので、今回の記事は、あくまで参考程度というこで。

    逆・タイムマシン経営論

    最終回は、飛び道具トラップに陥らないための回避方法が書いてありました。

    • まずは自社の戦略を固めること。
    • 飛び道具とセットになっている、成功事例がなぜ成功したのか十分に理解すること。
    • 飛び道具を抽象化し、理論でその本質をつかむこと。

    これが分かっていても、罠にかかる人がいますから、笑。飛び道具を導入して失敗した会社は、どうやって導入を決定したんだろう。ITサポートを一人でやっていた?ITリテラシーが低い経営者の鶴の一言で決まった?背景が知りたかったな。

    ケーススタディー JR貨物 脱「お荷物」、外部人材が牽引

    「何をやっても無駄だ」こういう言葉が出る人は、会社を良くしようと過去努力したんだけど、結局は当時の反対勢力に妨害された人達なんでしょうね…。やるせないですよね。この会社はぜい肉が多いので、すぐに筋肉質になれそうな感じがしました。

    テクノトレンド 味覚のデータ化 「ビールに枝豆」の相性も証明

    味も、デジタルで可視化の動きが加速しているという記事でした。人間にベストの味が見つけられるようになると、どのメーカーが作っても似たり寄ったりの味になってしまうのでは?と思うのは私だけ、笑。評価者の感覚がメーカーの味になるってことかな?

    編集長インタビュー 寺畠 正道 日本たばこ産業(JT)社長 紙巻きの成功体験捨てる

    「経営理念は共通の理解を持ってもらう。そして大事なのは(買った側も買われた側も)フェアに扱うことだ」 M&Aの基本ですね。

    世界の最新経営論 クレディ・スイスには投資基準も うわべの「環境配慮」は×

    ここでも企業の透明性の重要さを挙げられていました。うわべだけの環境配慮は、内部告発者により瞬時にSNSで噂が世界中に広まるよと。対応を一つ間違うと大きなダメージを受けかねない時代になってきています。

    世界鳥瞰 中国、監視技術で新型コロナ対策

    監視技術が新型コロナの封じ込めに役に立っているのは分かるけど。携帯を追跡して身元を確認しているとか、アプリから何を買ったかとか、どんな会話をしているのか、全部漏れているそうです。ちょっと怖い…。

    賢人の警鐘 三菱ケミカルホールディングス 会長 小林 喜光

    「テクノロジーが究極に進化する世界では、哲学の重みが確実に増すのは間違いない」私もそう思います。倫理、道徳感を企業の人の評価項目の一つに取り入れるべきだと思います。「現状、既得権を守ることを重視したり、昔ながらの研究に固執したりするケースが目立つ」 やっぱり自分の身が一番可愛いってことですよ。会社のために全体最適をしているか、という項目も評価に取り入れるべきだと思います。

  • 2020.03.02 日経ビジネスを読んで

    2020.03.02 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 静岡大学名誉教授 大和田哲男

    歴史を学べ、とよく耳にしますが「勝者が自らの正統性を訴えるため、敗者を『悪者』に仕立て上げた部分を取り除いて評価する必要がある」と。正しい歴史とはなんでしょうね…。気をつけないと。

    ニュースを突く プラットフォーマー規制、日本の盲点

    「公正取引委員会が調査する楽天の送料問題も、本来は市場原理に任せて出店者や利用者の判断を仰ぐ話と割り切れるくらいでなければ、国内企業は委縮する一方ではないか」私も市場原理に任せるべきと思っていました。でも、のびのびとやらせることと、優越的地位の乱用は別物です。楽天が出店者に送料無料を強要したようなので、手に負えなくなる前に、最低限の規制は必要かも、と思いました。

    緊急特集 コロナショック 崩れる既存秩序

    サプライヤーが完成メーカーに「納入できない」と言えないのは、供給側が不利になるような契約があるからだと思います。この日本独自の契約が日本の生産性をあらゆる面で押し下げていると思うのは私だけでしょうか…。そもそも本当に欲しい物であれば、2、3か月ぐらい待てそうな気がするけど…。完成メーカーが協力会社や下請け会社の雇用を守るために物を買う、というなら分かりますが、自社のラインを止めないために物をよこせ、と言われている気がしてならないんですよね…。

    特集 どん底からの復活劇 失敗が事業を育てる

    今までミスを出さないことが優秀であり、そういう人が近年の会社のマネジメント層にいますからね。例え、トップが意識改革をしても、中間管理職が変わらない限り、現場はチャレンジできないし、しようとも思いません。しばらくは無難な事業戦略が続きそうです。

    スペシャルリポート 「3.11」から10年目の電力業界 原発再稼働ままならず 成長の道筋描けるか

    素人考えだけど、宇宙戦艦ヤマトにあったような放射能除去装置とか、デブリから原子炉用の燃料を作れないものだろうか…。

    フロントランナー 東京食品機械 密着包装で食品ロスを削減

    「日本の顧客は切れ味やフィルムの切断面など、細かい点にまでこだわる」。この会社の顧客の話です。細かい点にこだわるのは良いことですが、その顧客は対価はちゃんと払ってくれているのかな~。日本の場合、サービスの一環としてタダを求められることが多いからな~。

    テクノトレンド 勝利を生むスポーツテック

    スポーツもデジタルデータの活用が進んでいるという話でした。蓄積した選手データは、ゲーム会社にも売ることが出来そうですね。デジタル変革にも役立つデータ活用3か条として。

    • 適切な目標を決める ゴールから逆算してデータを集める
    • データ人材を育てる データを基に指導したりコミュニケーションしたりする人材が欠かせない
    • こだわりすぎない 新たな成果を得るためには、時にはデータを「無視」する必要も

    世界の最新経営論 ベゾス氏が尊敬されない理由 寄附より社員を大切に

    SNSが普及した今、従業員を正しく処遇し、提携先やサプライヤーも含めて環境に配慮していないと、世論からも身内からも叩かれる時代になってきた、という話でした。

    Pie in the sky 団結は前提にして目的にあらず

    今週も大いに笑わさせてもらいました。ビジョン、バリューとかいう横文字は多く出てきます。その度に、前のと何が違うの?って、笑。聞く人によって言うこと違うし、笑。

    世界鳥瞰 電池が変える発電産業の未来

    日本の再生可能エネルギーは、今は下火になっていると聞いていますが、アメリカでは、ソーラーパネルやバッテリーの値段が10年前に比べ、8、9割ほど安くなってきているので、急拡大しているようです。日本は狭いし、地震とか多いから、なかなか再生エネルギーの流れが出来にくいのかな…。

    賢人の警鐘 カプコン 会長兼CEO 辻本憲三

    若い人も飲みに行っていると思います。ただ若い人同士で。彼らは、自分の上司が、尊敬する人かどうか分からない内に、一緒に飲むのが好きじゃないみたいです。だから、自分の部署だけの飲み会には参加しせず、色々な部署が混ざった飲み会は参加する人が多いんですね。若い人の方がよっぽどしたたかです…。

  • 2020.02.24 日経ビジネスを読んで

    2020.02.24 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 みずほフィナンシャルグループ会長 伊藤康博

    「若いうちはつまらないように見える仕事でも、集中してやるべきことを見つけていれば、必ず突破口が待っている。今やっている仕事には必ず意味がある」ん〜昔は信用していたんですけれどね。報われるのは一部の人間だけで全ての人が報われるわけではない、という言葉が隠れていることが分かったからな〜。今と昔では評価方法が違うので、なかなか若い人には浸透しないのではないでしょうか。

    編集長の視点 強い?トヨタの危機感 危険回避は謙虚な耳から

    「みなさん危機感をお持ちですよ」大企業の人は給料がいいですから、その給料が半分になってもなんとか食いつなげる、という思いがあるうちは、まだまだ危機感は出てこないと思います。

    ニュースを突く 山崎良兵 「副業当たり前」時代のサバイバル術

    新卒入社で定年67歳だと、45年間勤めないといけないので、副業という気分転換は必要だと思います。副業を認めている企業が増えたとのことですが、実際は上司の承認が必要だとか、土日のみとか制限付きのはず。もっと自由に副業を認めないと、優秀な若い人が入ってこないし、優秀な中堅が出て行ってしまいますよ。 

    時事深層 新型コロナウイルスが狂わせる契機シナリオ 迫る世界経済原則ドミノの足音

    毎朝のニュースが、まず感染者の数から。いい加減聞き飽きた、笑。どういう場合が重篤になるのか早く発表して欲しい。風邪もひどくなると肺炎をこじらせます。これも風邪の一種だと公式にアナウンスできないものなの?

    時事深層 米国では販売激減、中国はコロナリスク 日産が直面する「3度目の谷」

    日産の時価総額がSUBARUと逆転しているそう。ルノーとの提携もふわふわしているし、低迷株となってしまうかな…。

    時事深層 携帯世界一”撤回”2号ファンド小休止 孫会長、薄れるワンマン経理力

    SVFは市場操作をしている、と一部の人から見られていますからね。2号ファンドは縮小して再スタートという判断は正しかったかも。なんでウイワークに出資してしまったんだろう。凡人では想像すらできない大きな戦略があったんだろうか…。もしかして、新型肺炎を読んでいた?お金がある人には今年は当たり年なんだろうな〜。

    時事深層 技術者不足の日本企業に朗報? インドIT人材、獲得の好機到来 

    自分の聞いた面白い話です。インド人には、できる「うなずき」とできない「うなずき」があるらしい、笑。流行に乗るだけでは高い授業料をはらうことになりますよ。

    時事深層 VCの国内スタートアップ投資が活況 銀行がファンド設立も「今更感」

    あおぞら銀行がスタートアップ企業へ投資するファンドを設立したようです。一方、世界に目を向けると、スタートアップ企業に対する事業評価の目は以前より厳しくなっているそうで…。すでにバブル感があったけど、コロナでさらに弾けそう…。

    フロントライン スマホ特化動画「クイビー離陸」

    アメリカで、スマホに特化した動画配信サービス「クイビー」が始まるそうです。こういうデジタルサービスのスタートダッシュは、どれだけ人の目に止まるかが重要みたいですね。創業メンバーは錚々たるメンバーをそろえ、豪華なデビューを飾ったそうです。そんなに移動しながらスマホで動画を見たいものなんだろうか…。個人的には今一良さが分からない…。

    特集 クルマ創成期 ソニーがEV、トヨタは街

    内燃機関はモーターに、シャーシは電動化、運転は、電子の目と通信と人工知能による自動化が車としての最終ゴールっぽい。ケイレツが崩壊し、新旧のメーカーが入り乱れて、ビジネスの争奪戦が加速しています。競争が激しくなるほど価格は安くなるので、「将来、自動車もコモディティ化して価格が5分の1になる」と予想した日本電産社長の話も、もしかしたらそうなるかもと思うようになりました。将来、自動車では生き残っていけないと読んで、VWやトヨタのように、ソフト企業への転身や街づくりに力を入れるのも分かるような気がしました。

    ケーススタディー 住友生命保険 逆境打破にデータで挑む

    健康ブームで日常的に運動をする人は増えていると聞きます。運動した分だけ安くなる保険は魅力ですよね。最大30%の割引はかなりいいかも。

    フロントランナー 電脳交通 タクシー配車、ITで変革

    タクシーの配車を専門に行う会社です。タクシーの配車アプリは、結局今も配車センターから無線でタクシーに連絡していたんですね。システムが一番近くを走るタクシーを探して表示しているものと思っていました。今、タクシー業界も経営者の高齢化で、継続困難な会社が増えてきており、配車専門のサービスを利用するところが増えてきているそうです。この会社もSNSをマーケティングに使っているようですね。やはりITサービスはどれだけ人の目につくかがポイントになってくるな…。

    テクノトレンド 定番ビール、まだうまくなる

    いつまでたってもビールの税金を安くしなかった政府が悪い!酒税が77円って、高過ぎだろ!誤った政府の方針で、市場規模を小さくしてしまったと思う。

    Pie in the sky 世間の賢さに気づかない人々

    そうそう!「進化したSNSは、優秀な偏見固定装置以外のナニモノでもない」全く同感です。下世話で致し方ない。関連ニュースは広告は一切見ないことにした。

    世界鳥瞰 中国の銀行に影落とす新型肺炎

    中国では、新型肺炎の影響で事業の活動が停止し、資金繰りに窮する事業者が出始めている様です。世界中で起こったら、えらいことだぞ…。

  • 2020.02.17 日経ビジネスを読んで

    2020.02.17 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 味の素顧問、企業情報化協会副会長 五十嵐弘司

    「何かあったら全部責任を取る」こういう事を言ってくれる上司が羨ましいです。「経営層は、チームで全体最適を考える必要がある」ホント分業仕事が増えました。分業が過ぎると、たとえ最終完成品が殺人兵器であっても本人たちには分からないということですからね、不安になるのが分かります。自分の担当分野しか考えない人が増えてしまった背景は、評価方法に問題があったんだと思います。全体最適に貢献した人ほど高評価になる様にすれば変わる様な気がしますが、どうなんでしょうね。そういえば経営層の評価基準を一般社員にも公開している企業ってあるのかな?

    ニュースを突く 日本経済は新型肺炎に耐えうるか

    感染者が、7万人強。感染経路が不明な感染者も出てきて、いよいよ市中感染かとなり始めたけど、なんとかオリンピックまでには落ち着いてほしいな…。(2月終わりには世界中に広がり、日経、ダウ暴落)

    時事深層 DeNAやメルカリなどネット企業 折れる「ニの矢」で再編モード

    日本のネット企業が新たな成長の柱を見つけられず苦戦中とのこと。ネット産業は後発でも簡単に真似ができてしまうので、継続して収益をあげるのは大変なんですね。

    時事深層 新型コロナウイルスで浸透するテレワーク 危機に不可逆で進む新しい働き方

    そもそも、ハードからソフトに産業の転換が起こっている中で、ハードの時と同じルールで仕事をしているのがおかしいと思う。在宅勤務がもっと当たり前になって欲しいな。そうなると駅近の物件も安くなるだろうし、地方にも満遍なくお金が分配されることになって良いと思うね。とはいっても、まずコロナが落ち着かないと…。

    時事深層 テスラがCATLから電池調達 「独占」手放したパナのジレンマ

    黎明期からの参入であっても、成功を掴むのは難しいということですね。手を引くには大き過ぎた投資額と、テスラの成長を読み誤った感じがします。今年から参入していれば、業界図が大きく変わったかも。販売台数が高々40万台未満のテスラが、時価総額で、1000万台販売するトヨタについで2位とは…。ちょっとバブルだと思うけど人気すごいな。

    時事深層 アイシンがMaaS事業 逆境・自動車部品の生きる道

    乗り合いサービスをMaaSと呼んでいいものかとちょっと首を捻りますが、笑。チョイソコというサービスの実証実験をスタートさせたという記事です。とうとう輸送サービスをスタートしたか、と個人的な感想。自分たちの手でビジネスを壊し、生まれ変わらない限り明日はないと思ったんでしょうね。これも時代の流れか…。

    時事深層 下げ止まらないデジカメ出荷台数 ニコン、キャノンに迫る時間切れ

    自分の周りの友達でデジカメを持っている人はおらず、デジカメが欲しいという人もみないし。今年1000万台強の需要も将来はかなり厳しいかも…。

    特集 長生きという憂鬱 人生100年時代の正しい老後設計

    生涯現役と思っていても現実はなかなか厳しいようです。50歳以降の起業では半分が赤字だったり、好きな仕事を選んでもやっぱり人間関係があったりと。環境に適応できるものが生き残れるってやつですな。自分は人の下で働くのはもう疲れたので失敗してもいいから起業を選択するかな。いよいよ老人ホームとなったら月95万円?!払える人ってどんな人?日本政府なんとかしなさい!おじいちゃん、おばあちゃんになってもできる仕事や、趣味はどんなものが良いかと自分なりにまとめると、

    • 事故を起こす、事故に巻き込まれる危険が少ないこと
    • 若い人、上級者からの指示が少ないこと
    • 自分が誰かの足を引っ張っるような仕事ではないこと
    • 覚えることが不要。上達が不要。

    逆・タイムマシン経営論 「飛び道具トラップ」に気をつけろ

    今週号は、バブル前にブームになったEPRの話でした。「手段が目的化してしまうとその後に次々と負の連鎖が生まれます。だからこそ、何がそもそもの目的で、何がそれに対する手段なのか、手段と目的の関係をはっきりさせた上で意思決定をすることが大切なのです」EPRはただの統合業務ソフト。なのに当時は競争優位に立てるとみんな思ってしまったんですよね。日本人は、すぐ人と同じことをしたがるし、人と違うことをするのを恐れるからな〜。「競合他社との違いを作るのが戦略であり、それは他社とdifferentな活動を選択することによって生まれる。他社よりもbetterであってもそれは戦略ではない。」賢い企業は、ちゃんとわかっていたんでしょうね。

    ケーススタディー 湖池屋 「脱・2番手意識」でヒット連発

    「30、40代の精鋭部隊を集め、社内の意識改革を働きかけるプロジェクトチームを立ち上げた。しかし、長年染み付いた意識を変えるのは難しく、成果は出なかった」社内の意識とは、その会社の文化みたいなもので、積み重なった思いや既得権益が絡んだりしてそう簡単には変えられないと思います。それができるのは覚悟をもった社長だけ。実働部隊ではなかなか厳しいと思いますね。ん〜、ポテトチップス一つとっても、日本で生き残っていくのは大変だ〜。これだけのマーケティング力、商品開発力があるなら海外でもやっていけそうだけど…。

    フロントランナー 創造系不動産 建築と不動産を融合する

    建築家と不動産屋は日常的に仕事を紹介したりしているものだと思っていたのですが、実は違っていたんですね。不動産の資格を持つ建築家は最強ってこと?

    テクノトレンド 航空機、クルマへの搭載も視野に 超電導モーターが地球を救う

    車の内燃機関がモーターに変わりつつあるように、ジェット機のジェットエンジンですらモーターに置き換わろうとしているんですね。本当にそんな日が来るんだろうか。

    編集長インタビュー 出口浩明 立命館アジア太平洋大学学長 学ばない大人が衰退招く

    痛烈に日本企業を批判していました。「偏差値でふるいにかけた後、素直で我慢強く、協調性があり、上司の言うことを聞く人を採用する。そんな人ばかりを集めて、スティーブ・ジョブズが生まれるか」生まれませんよね、笑。でも、そういうお利口さんを選んでしまう理由があるんです。だって、癖がある人を入れたら、選んだ人を責める人がいるからですよ。「給料が出れば良く、年功序列で上がっていければ満足で、経営者も任期を全うすることしか頭にない」これもある種の成功体験ですね。大企業勤めなら、なおさら。普通は波風が立たない生活を選びます。「これからの世界では、問を立てる力や探究力が何よりも大切になります。この先、何が起こるか分からないから、頼れるのは自分の頭しかないわけです」人生100年時代、50、60歳になっても勉強が必要な理由です。

    世界の最新経営論 社会課題と収益企業 寄付や植林はESGではない

    「企業が数字だけでなく「E」「S」 「G」 と言う3つの分野でどう成功を収めているかが重要なのである」「単にビジネスの利益を社会に還元するのではなく、社会に不利益を起こさないやり方でビジネスをしていくことこそが社会貢献との認識が広まりつつある」環境汚染を気にも止めない企業を減らすには、投資する人が目を光らせる必要があります。もし地球が言葉を話せたら、自滅するのを待っていたのに、なぜ今になって地球の事を考え始めたの?と不思議がっているかもしれませんね。

    世界鳥瞰 トランプ大統領、最高の1週間

    まだトランプ政権を49%もの人が支持しているんだ。ルールを作る立場におかしな人を選んだ時点で、格差が激しくなり、一部の人にしか幸せは分配されなくなります。

    賢人の警鐘 伊藤忠商事 元会長 丹羽宇一郎

    環境保護論者グレタ氏の話。人間ってすぐ忘れちゃうから、こういうリマインダーの様な人がいるとありがたいです。

  • 2020.02.10 日経ビジネスを読んで

    2020.02.10 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 国際大学特別顧問・名誉教授 森正勝

    「この30年、日本はいったい何をやってきたのかと」大きな企業では、優秀な人を多く採用するので、壮絶な出世競争にみんな精を出していたんですよ。ようやく社長になっても、あるのは足の引っ張りあい…。強い信念を持った経営者は仕組み的に育ちにくく、ビジョンがあるようでない企業ばかりになってしまった気が…。この先も10年くらいは低成長が続くと思っています。

    編集長の視点 大事なのは成長?お金?年収3分の1への転職

    年輪経営、と呼ばれる経営哲学があるそうな。今度調べてみよ。

    ニュースを突く 新型ウイルス、真の影響はこれから

    1回目は陰性だったけど2回目の検査で陽性になったというニュースもありました。時すでに遅しのような。もはや誰もがキャリアになっている可能性があるわけだから、何人感染者が増えたというニュースより、もし感染したら、自宅でできる初期治療を教えてもらいたい。

    時事深層 地震や洪水などのほか感染症も想定 世界で注目浴びる「大災害債」

    保険のための保険があるんですね。異常気象や、地震等の一度の大災害で保険会社が大損害を被らないようにするための保険です。ネット保険は、保険料が安いけど大災害に弱いのでは、と思っていたけど、これがあれば安心じゃん。ネット保険は今後さらに増えそうです。

    時事深層 任天堂、「スイッチ」好調で スマホ強化はトーンダウン

    オフィシャルストアを立ち上げ自社キャラクターに接する機会を増やし、さらにスイッチの売り上げを計画している様です。任天堂のコンテンツってまだ健在。ということもあって、スマホの方はちょっとスピードダウン。

    時事深層 大阪のIR事業者にオリックスが名乗り 地元財界が覚える一抹の不安

    オリックスへの不安はなんだろうと思っていたら、18年秋の台風の時に関西空港で起きたのトラブルようです。浸水したり連絡路が破損して孤立した時、共同運営しているフランス企業とうまく意思疎通できなかったらしい。今回のIR事業も米企業との共同出資になるため、周りから大丈夫かな…と。

    時事深層 1本300万円の「山崎55年」発売へ 原酒不足、サントリーに滲む焦燥

    過去の記事に、分子レベルの合成で、数年で何年も熟成したような風味のワインが作れるという記事があった。12年風、55年風ってウイスキーが出てくるのもそう遠くはないかも。

    時事深層 カインズ、米データ企業に出資 地方小売り、実は進むデジタル化

    店舗の一部を試作品の展示会として貸し出すビジネスがある様です。場所を借りたメーカーは試作品を展示し、貸した側は見学にきた人の行動データを提供するそうな。で、メーカーは、そのデータを商品開発に役立てると。そういえば、化粧品のサンプルばかりを展示しているお店があったな。それがもう少し進んだビジネスに近いかな。

    特集 あなたを鍛える会社

    最後の方の記事にまとめてありましたが、大量生産の製造業ベースの組織を変えられない会社は、もう残っていけないのではと。ハードからソフト(デジタルサービス)にビジネスが移りつつあるので、その2つを同一の土俵でくらべるのは少々難しいですが、ソフトの方がより実力主義になってきていますね。未来の組織のあり方としてネットフリックスの紹介がありました。プロ集団って感じで、ハラスメントと安全に関わること以外、基本自由らしい…。で、マネージャに求められるのは、「チームに自分より優秀な人間を採用すること。将来、自分のポジションを脅かすかもしれないがそれ以上に能力と人柄をみる」チャレンジしたいと思う人には魅力的な会社にうつりますよね。果たして日本企業は、そういう会社と伍していけるのだろうか…。

    編集長インタビュー 野村克也 「自身の回復」は一人で生きる

    「組織には他の選手のかがみになる中心選手が絶対必要」今の日本企業には真似をしてはいけない鏡はいっぱいいそうですけどね…。自分は、他の社員のかがみとなっているだろうか、とふと思ってしまった…。「人材育成とは『見つける』『育てる』『生かす』こと」その中でも「育てる」のが難しい」と。難しいのは相手の理解や、やる気に依存する部分が多いからですかね。当時の南海オーナーは、なぜ田舎の高校を出たテスト生の野村氏に監督のチャンスを上げたんだろう。どこを見て判断したのか、とても気になります。

    逆・タイムマシン経営論 「飛び道具トラップ」に気をつけろ

    逆・タイムマシン経営論とは、「近過去に遡って当時の言説を現在の目で再興し、そこから教訓を引き出す」名前だけ読むと新しい感じがするけど、歴史に学べとか、新聞、雑誌は10年寝かせて読めっていう話。「いつの時代もその時点で目にするニュースや、言説にはノイズが入るため思考や判断にバイアスがかかる。ビジネスの意思決定を狂わせるから気をつけないといけないよ」と言うことです。今回は、サブスクリプション、通称サブスク。「古くから存在する課金方式の1つであり、新しいトレンドでも先駆的な最新のビジネスモデルでもない」重要なのは、「差別化された価値をもたらし、しかも価値を持続出来るかどうかは、様々な打ち手が首尾一貫性を持って繋がった戦略ストーリーの文脈において見なければわからない」こと。一歩はなれた所から事象を客観的に俯瞰できる能力が重要です。

    ケーススタディー アイリスオーヤマ 「価格戦争」何でも「自前」で安さ追求

    個人的には、高いけどやっぱり欲しい!というiPhoneみたいな製品を日本企業には作ってもらいたいな〜。「日本の生産性が低いのは、効率が悪いからではなくサプライチェーンが長いから」という独自の理論を大山会長はお持ちのようです。他の国はどうなんだろう。日本とよく比較されるドイツはサプライチェーンが短いんだろうか。

    フロントランナー フレアス 寝たきり患者救う元ニート

    訪問マッサージの会社です。この会社の社長は元ニートだったのですが、東洋医学と出会ったことがきっかけで生まれ変わった様です。人に何かをしてあげたい、こんないいものを紹介したい、強い思いがある人は、変われるんですね。

    気鋭の経済論点 100兆円超え予算に潜む課題 知財投資高める仕組み作りを

    「付加価値の源泉が知財に移っていることはもはやいうまでもない」何もない地方が困っちゃうから、分かっているけど知財には予算は当てられないってのが政府の答えなんでしょうね。

    世界鳥瞰 英、第3のリセットを成就する方法

    「本当に語るべきは、繁栄にあずかる機会を全国民が得られるようオープンアップすることだ」「EU離脱は、英国政府がスコットランドやウェールズに特権をあたえておきながらお膝元の各地方をないがしろにしていることに対する、イングランドの復讐だったのだ。それは今後、連合王国の分裂にまで至るかもしれない」すべての国民が国の繁栄にあずかる機会を得ていれば分断なんて起こらなかっただろうと思います。格差を埋めていかないと。

    世界鳥瞰 中東和平を葬り去る新和平案

    「米国が基本としてきた2国間共存の理念は、既に実現不可能な夢と化した」水と油のように絶対に混ざらないものを混ぜようとする努力より、どちらか一方を選んだ方が良い、という判断なんでしょう。正しい決断だったのか、神のみぞ知るですね。

    Pie in the sky ONE TEAMとレミングの差

    ONE TEAMって言葉に対する見解。「ただでさえ忖度と同調圧力に支配されがちな日本の企業や競技団体に当てはめたら、またたく間に、金太郎飴式の斉一化とピラミッド形式の上位下達を旨とした、恐怖の帝国陸軍的ロボット集団ができあがるに決まっている」確かに、笑える。

    賢人の警鐘 日本証券業協会 会長 鈴木茂晴

    「もう10年もたてば平等意識の高い世代が、管理職に就く頃だ」私もそう思います。逆に言い換えると10年は変われない…。果たして、有能な女性、当然男性も、それまで待ってくれるかな…。結局、古臭い考え方を持った人しか会社には残らない気がしますね…。有能な人を残したいと思うならば、完全に別会社、もしくは別組織を立ち上げるしかないと思っています。

  • 2020.02.03 日経ビジネスを読んで

    2020.02.03 日経ビジネスを読んで

    時事深層 中国当局が三菱電機にサイバー攻撃か 米中覇権争い、日本に余波

    他の軍事関連企業もアタックされていそうですね。三菱電機はどこに被害を届けたんだろう?サイバー空間では、国家が裏で手を引いている事が多いはず。防衛関連に関しては、即座に国が介入できる様にしないと、ますます日本企業が狙われてしまう…。そういや日本はネットスパイ天国だ、という記事が過去あったな。

    時事深層 メルカリのOrigami買収 市場が危惧する赤字拡大

    思った以上に、企業の淘汰が早く始まった感じ。ただ、まとまってきたとしても、未だにカード会社への手数料が安くないから、まだ現金決済はなくならないんだよな〜。自分はまだスイカで十分。

    時事深層 楽天の「送料無料」に出店者が反旗 「場所貸しビジネス」は限界か

    送料の有料、無料は店舗が決めていいと思うんだけどな。そこで買う買わないは、消費者の判断する所だと思うし。ちょっと前の記事で、「なんでもかんでもネット規制ばっかり」と楽天社長の苦言があって、その時は同意してたけど、この騒動を見る限り、やはり支配的立場の人が無茶なこと強制をしないよう規制の必要性を感じてしまった…。

    フロントライン 批判浴びるビジョン・ファンド

    ビジョンファンドが契約の最終段階で投資撤回をすることが増えているという記事でした。契約反故なら問題だけど、最終局面でやっぱり白紙撤回ってビジネスではちょくちょくある話だと思うんだけど…。とはいえ、金額がとてつもなく大きいから、市場操作しているんじゃないか、と批判されるのもなんとなく分かる。

    特集 さまよう工場 米中分断時代を生きる

    水と一緒。工場も賃金の高いところから低い所へ流れます。アジア圏では、一年でも賃上げ無しで従業員を雇い続けるなんてもう不可能と思ったほうがいいですね。技術移管のしやすさ、生産数量、品質、従業員の給料、地政学的リスク、他諸々いっぱい検討をしてもやっぱりうまくいかないこともあるので、トライ&エラーで勉強するしかないですね。先週習った不確実性ってやつだ。

    スペシャルリポート 「BAT」を超える新世代チャイナプラットフォーマー 日本の暮らしにも浸透 中国「TMD」の強さ

    なるべくして、なった結果ではないでしょうか。新しいビジネスが生まれやすい環境、条件が揃いすぎ!巨大な内需があるから、起業と廃業がすごいスピードで回っているし、政府が外資の参入を規制して自国の企業を助けているのも大きいですよね。日本も自国の成長産業にもっと力を入れるべきだと思う。

    ケーススタディー マツモトキヨシホールディングス 稼げるPB商品の作り方

    「データーに陥りすぎてもいけない」そう思います。データはアクションの結果。それが一体何を示しているのか、そこから何が望めるのか、ここをきちんと理解することが重要だと思いますね。

    不屈の路程 栗田貴也 トリドールホールディングス社長兼CEO

    記事とは全く関係ないけど…。渋谷の新オフィスのことがありました。カフェの様なオフィスです。自分の会社にも同じ様なフロアがあるのですが、使う人は多くないですね…。深く腰掛けるソファのような椅子は、PCが使いにくいし、人が少ないから休憩場所の様になっちゃってます。そのため、休憩していると思われるから、ますます誰もよらない…。このためにフロアを1つ潰しているので通常デスクの方は、むしろ以前よりも混んでしまったという始末。これから導入を検討される企業の方は、よく検討した方がいいと思います。

    フロントランナー イデア・レコード 飲食店の手間、ITで支援

    食べログ等のプラットフォームに掲載されていても、まだHPをもっていないお店は多いはず。そういう飲食店に、HPの作成や予約管理の代行サービスをしたりしている会社です。ワンストップでいろいろなサービスを提供くれるのがいいですね。

    テクノトレンド 八王子から打倒GAFA AIで挑む「攻め」の医療

    病院に自分を登録しておくアイデアはいいと思いますけどね。ただ他の企業や団体とつながり始めると突然、下世話なメールが届き始めるようになるからな…。今は、本人の同意を得た上でサービスを受けられるようになっているそうですが、携帯電話のように、登録時に自動加入なんてことにならないよう願うばかりです。

    編集長インタビュー 鈴木敏文 セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問

    正論を話す人には、とことん相手を論破するタイプと、相手の逃げ道を作ってあげるタイプの人がいます。鈴木氏は、どちらだったんでしょうね。「マネをしたら絶対に一番にはなれない」マネという楽な方に逃げるのも分かるんですよ。人もお金も時間も有限で、でも会社からは、結果を求められる…。今の時代は、マネをしても一番になるのは難しいです…。

    気鋭の経済論点 世界の量子コンピュータービジネス 「AIの次」獲得競争が始まった

    AIと量子コンピュータがくっついたらどうなるんだろう。

    Pie in the sky 危機感こそ封じ込めるべき

    コロナウイルスによる新型肺炎の関連記事。「伝染病への嫌悪が、国に根付いている古い差別意識を暴走させることだ。差別は、危機意識にかこつけて顕在化する」アメリカでも中国人が殴られたというニュースがありました。悲しいですね。そもそも普通の風邪と何が違うんだろう。安心できる情報が欲しい。

    世界鳥瞰 従業員を大事にし始めた企業

    「やる気のある従業員は顧客を大切にする。顧客の信頼を得るために、企業は何をすれば良いのか。そのうちの一つが従業員に対して敬意を払うことだ」 顧客の信頼を得ている従業員に敬意を払う事と、従業員に敬意を払えば顧客の信頼を得られる、は全く別物なので注意の必要がありますね。日本は昔から従業員を大切にしてきたほうだと思います。ゆえに人を切ることができなく、今苦しんでいる企業が数多く存在します。これは、本当に敬意を払うべき従業員を大切にしなかった結果なのかもしれません。

    世界鳥瞰 建国の精神失った米共和党

    トランプ大統領の弾劾裁判って、やった方が良かったのかな…。茶番であったとしても、大統領は潔白というのをお墨付きにしただけのように感じてしまった。今年11月、再選はあるんだろうか。

    世界鳥瞰 試練の欧州エネルギー政策

    そうか…当たり前だけど、資源を持っている国は強いということをすっかり忘れていた。交渉材料に使える技術、資産か…。今日本は何を持っているんだろう。

    賢人の警鐘 富士フイルムホールディングス会長・CEO 古森重隆

    「企業経営は全てが思い通りになるわけではない。最初に決めたことと違う結論になるのはよくあることだ。」「何かができなくても、良い結果をもたらす方法は他にもある。一度決めたことに固執する非有用はない。状況に合わせて、よりよい策を考えていくべきだ。」なるほど~。覚えておきます。思い通りにいかなかったら、部下を怒ってしまいそうな自分…。

  • 2020.01.27 日経ビジネスを読んで

    2020.01.27 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 東京海上ホールディングス会長 永野毅

    米国では、面倒な手続きをネット上で済ますことによって保険料を安くして、急成長している会社があります(1月13日号の記事)。将来日本でもネット販売が中心になってくるかもしれませんね。

    編集長の視点 日雇いから経営トップに 飢餓感とパナソニック

    今の社会人にはハングリーさがない、と昨年もある著名人が言っていたな。ハングリーって難しいですよね。怒鳴ったり言葉が汚いと、あっという間にブラック企業、パワハラでレッドカードだし、最近仕事がやりづらく感じるのは私だけ?

    時事深層 イオン、23年ぶり社長交代 デジタル転換、非「岡田」に託す

    アマゾンとウォルマートの戦いのことが1月20日号の記事ありました。西友はウォルマート系。さてさてイオンはどこまでDXに本気か、西友とイオンの戦いが楽しみです。

    時事深層 「スカイアクティブX」を主力SUVに マツダ、背水の新型エンジン

    どこのメーカーも出来なかった夢のエンジンですよね。統一感のあるデザインも好きです。技術の安売りはやめて〜。値下げ要求にも屈せずなんとか張って欲しい。

    時事深層 ホンダが日本郵便に納入 電動バイク普及、鍵は郵便局?

    交換式バッテリーはホンダ、ヤマハ、スズキ、川崎と二輪主要メーカーで規格が統一されているんですね。知らなかった…。インフラ整備が整っていないから、電動の車、バイク、自転車がなかなか普及しないと聞いた事があります。郵便局で充電が出来る様になると、うれしいですね。

    時事深層 法改正きっかけに資産残高伸びる 「お任ファンド」に年金マネー

    ターゲット・デート・ファンドとは、投資を始めた頃は、高リスク商品で資産を増やし、満期になる前から徐々に債権等の低リスク商品に変えて資産の目減りを減らすファンドです。ふむふむ、スイッチングするだけだから自分もできるな。覚えておこう。とはいえ、自分はいつまで働くことになるんだろう…。

    時事深層 立民、国民民主の早期合流困難に 「野党集結」急ブレーキの舞台裏

    主導権争いなんかをやっているから、いつまで経っても自民党に勝てない。

    時事深層 軽自動車もホテル代わり 改造も楽しむ「バン泊」新市場

    昔は、車の外観を変える人が多かったと思いますが、今は車中泊できるように内部を改造ですか…。現実的な選択をする人が増えたってことかな。自分は改造じゃないけど、車や家の代わりにクルーザー生活やってみたい。

    フロントライン アマゾン、自動車で「オセロ戦略」

    車と会話をしている自分が想像できない、笑。BLuetoothで電話さえできれは十分じゃない?と思うのは自分だけかな。そんな時間に追われることないし。

    特集 どうなってる? Panasonic

    色々書いてあったけど、つまるところパナソニックも大企業病に陥っていると。意識改革のために外部人材を入れて、良い雰囲気にはなっているようですが、全員の意識改革にはまだ時間がかかりそうです。今週の賢人の警鐘で書かれていた事が、そのままパナソニックに当てはまっているじゃんと思ってしまった、笑笑。

    スペシャルリポート 不振企業には違いないが… 一円で企業買収はアリ? 成功と失敗の分かれ目

    1円??自分でも会社買える?!と思っていたら、ただより安いものはないらしい、笑。資産査定に1000万円とかかかるみたい。1円買収の情報は、公に公開されていたりするのかな。気になる。

    ケーススタディー エア・ウォーター [M&A戦略] 買収・提携、200の「軽打」

    国内産業ガス大手の会社が、コツコツとM&Aを繰り返し、農業・食品や医療などの新事業創出に成功しているという会社です。売上2000年比で3倍とは凄い。エア・ウォーター流 M&Aの極意

    • 地域のつながりを持つ企業を選ぶべし
    • 売上高100億円以下の小粒な会社を選ぶべし
    • 書類よりもオーナーの人間性を選定の基準にすべし
    • 本社から送る人間は最小限に
    • 従業員は辞めさせず、旧経営陣も残すべし

    最後の、「旧経営陣は残す」ってのは、少々悩みますが、大体納得いく内容。「買収した企業の本当の姿が分かるのは3年後。従業員と気心知れた仲になり初めてこんなことやろうと言えるようになる」一つの文化となるまでには時間がかかるんですね。

    世界の最新経営論 バークレー流 ダイナミック・ケーパビリティ 「不確実性」と「リスク」を分ける

    今週は、難しかったな…。ん〜、対策がとれるのがリスクであり、対策が取れないのが不確実性かな?いや、ちょっと違うな…。「二股のガバナンス」と、「バリューチェーンのデカップリング」により世界のシステム同士が協力しなくなるらしい。不確実な環境下に必要な「ダイナミックケイパビリティ」とは、

    1. 未知の未来を「センシング」 →顧客との関係の中で、技術的な機械や脅威を見つけだし、開発、共同開発に着手する。
    2. 「シージング」 →ニーズに応え事業機会をつかむため、社内の人的、物的資産資源を動かす。
    3. トランスフォーミング、またはシフティング(移行) →更新し続ける。

    Pie in the sky 小泉進次郎大臣は大穴たれ

    「育休は有能であれ無能であれ、主力であれお荷物であれ、また男性であれ女性であれ、すべての勤労者に対して等しく保障される働く者の基礎的な権利である」少々極端ですが、同意です、笑。

    世界鳥瞰 プーチン大統領、終身王座獲得へ

    プーチン氏、めちゃくちゃ元気ですね。20年間もトップに君臨していて、まだ満足できないなんて。確かに外交面では、キーマンがプーチン氏1人なのでやり易いかもしれないけど。当のロシア国民は幸せなんでしょうか。

    世界鳥瞰 米国の経済制裁、新たな一手

    ファーウェイは、もう米国半導体を使っていないんじゃないかな。中国とは、ケンカせず上手に付き合わないと。中国と米国でチキンレースやっている感じだね。

    賢人の警鐘 ミスミグループ本社 シニアチェアマン 三枝匡

    「改革を殺す政治性に対抗するには、改革者は論理性を武器にした腕力をみがかなければならない。」そうですね。論理性を問う必要がある時点で問題ありです。改革で一番重要と思う事は、嫌われても構わないから正しい事をやり抜く覚悟だと思います。「元気な会社なら『正しい、正しくないか』を真正面から論議するが、政治性の強い人々は裏口から出入りする。夜は必ず誰かをやり玉に挙げ、グチと陰口を肴にして飲む。昼間に『青臭い世論』を戦わせない会社に、よみがえるためのリスク戦略をまとめ上げ、実行に移すことなどできない。」会議の場では、正々堂々と正しい事を話すけど、いざ会議が終わると、突然事が進まなくなる事があるんです。実はこれ、反体制派で綿密に計算された茶番なんですよ。こういう策士が大企業には多いんですよね。自分が在籍中だけ良ければ、と思う人がなんと多いことか。「自然的衰退への緩慢なプロセス」うまいこと言います。

  • 2020.01.20 日経ビジネスを読んで

    2020.01.20 日経ビジネスを読んで

    有訓無訓 佐々木常夫マネジメント・リサーチ代表 佐々木常夫

    「介護や育児などのプライベートは、会社に持ち込まざるを得ない。」優秀な人材を確保するという意味でも、このようなプライベートイシューは、会社としても積極的にサポートをすべきでしょう。「会社でプライベートについて話せれば、その人は、安心して仕事ができる。それは、モチベーションの向上につながるのです。」お互い信頼、尊敬できる関係が構築できていないとプライベートの話はできません。そういう上司ってどれだけいるんだろう。自分の給料や保身ばかりを考える人が多いからな〜。

    ニュースを突く 動くでデジタル課税、日本企業に備えは

    租税回避による税収減は、全世界で毎年約11~26兆円…。違法では無いけど、こういう税金逃れが格差社会を広げているような気がする。もっとも、国が奪い返したその税金を、また政治家の都合の良いように使われたら困るんだけどね…。

    時事深層 「2020年はホテル不足」の見方が一転 供給過剰の懸念、震源地は大阪

    資産家の土地運用とかでホテル建設がバブル中。そんな中、日韓関係の悪化や、日本は五輪で混むから他の国に行く(クラウディングアウトっていうらしい)という観光客が増え、思ったほどホテル不足にはならないかも、って。東京は別なんだろうな~。答え合わせは今年の7月、8月。

    時事深層 富士フィルムが「ゼロックス」ブランドと決別へ 古森CEOが示す自信の根拠

    米ゼロックスとの契約を解消し、社名を富士フィルムビジネスイノベーションにして複写機に打て出るようです。複写機市場はペーパーレス化が進んで、今後は厳しくなる一方のような気がしますが、どうなんでしょう。

    時事深層 スーパーの売り場で広がるサイネージ 料理動画に商社が群がる理由

    料理している動画が流れていると確かにその食材を買ってしまうな、笑。テレビとネット環境があれば、どこのスーパーでも同じ様な事ができちゃうから、動画ばかりで店内がうっとおしくならない事を祈るばかり、笑。

    時事深層 SOMPOが空き駐車場シェアサービス 高齢者の免許返納に商機

    なるほどねー、車を売ってしまった後の空いた駐車場を、他人に貸出か…。年金暮らしのお父さんにはいい小遣い稼ぎになりますね。

    特集 ウォルマートのDX最前線 アマゾン撃退法

    今週は、DXで進化を遂げたウォルマートとアマゾンの比較でした。ウォルマートは、思った以上にDXが進んでいますね。実店舗では、カメラやAIを駆使して商品不足やキズ、痛みをチェックして従業員に知らせたり、実店舗外では、AIの論文を書いたり、買い物アシスタントのようなアプリ(アスク・サム)を開発したりしているようです。他の会社と少し違うなと思ったポイントは、業務効率の改善や、商品を売る事に注力しており、データ取集のためにお客を追いかけることはしないと。なんか安心感がありますね。また、サービスがうまくいっていないな、という時は、別の方法を探したり、場合によっては終了させたり。社内の風通しがいいんでしょうね。日本企業は、いつも100点を目指し過ぎてチャンスを逃したり、赤字垂れ流しなのに撤退の決断が即座にできなかったり…。見習ってほしいな。西友もウォルマートのグループ会社だったはず。今後、このウォルマート流が日本に展開されてきたら、面白いことになってきそう。

    スペシャルリポート 迷走の大学入試改革 リスク許容し前進を

    「役人も、企業の中間管理職も含め、エリートといわれる人たちは既得権益の中で目をつぶっていてはいけません。失われた30年を招いた今の50歳以上の人は、みんな責任がある」えー!!同じ50歳でも正しい事を言っているために、上から嫌われて肩身が狭い思いをしている人は多いですよー(下の記事の、「一匹狼」みたいな人ね)。エリートはエリートを好むので、あと10〜20年は変われないかな~。そのとばっちりを受けているのが、今の学生。私は、海外の大学を進めます。

    ケーススタディー 星野リゾート 人材育成 成長持続へ、脱カリスマ

    今や、詩も絵もAIが作れると聞いたことがあります。ってことは優れたデザインの写真を片っ端からAIに覚えさせると、将来コンピュータがデザインしてくれるかもしれませんね。これ新しいビジネスになるかも…。

    フロントランナー 創造の現場 キャスター「完全在宅勤務」の請負業

    このキャスターという会社の事業内容を見ると、秘書、人事、経理などの企業の管理部門のサポートってなっています。今年4月から同一労働同一賃金になるため、今後派遣会社の負担が大きくなるはず。在宅でできる仕事は、派遣からネット請負のほうにシフトしていきそうですね。本来なら、派遣法ができた時に、同一労働同一賃金の論議をもっとしておけば、こんな格差が広がらなかったと思うんですよね。政策失敗ですよ。

    テクノトレンド 発電や給電、センサー埋設も 高機能化する「未来の道路」

    道路に太陽の光電池を埋めて発電したり、コイルを埋めてEV車に給電したり、未来の道路についての記事でした。先進国よりも、インフラ未整備、未整備道路が多い新興国で普及しそうですね。こういうのを何ていったかな?忘れてしまった、笑笑。

    世界の最新経営論 大企業と変革者 「一匹狼」を支えよ

    「多様性を大々的に受け入れよ、と言うわけではない。周囲とは違う発想で現状打破を試みる人間に対して、心地よい場所を与えれば良いのだ。発想の違う人間のことを、我々は『一匹狼』と言う。これまで日本では発想のまるで違う『一匹狼』の足を引っ張り、自分が理解できる、受け入れられる程度のレベルまで引きずり下ろしてきた。しかし今後はむしろ支えるべきだ。」「これから日本人は、意識的に多様性を受け入れ、他の人間と発想が違う過激な人を受け入れるべきだ。変革者を難民にしてはいけない。ヒーローとして扱うべきだ。」応援ありがとうございます!なんて、笑。まあ、こういうことができる日本企業はないでしょうね。一匹狼を排除することによって、今の地位をつかんだ人が、今更その一匹狼達を受け入れるとは到底思えません…。

    世界鳥瞰 展望欠く米国の対イラン政策

    先週号にも書きましたが、隣国への武力介入は予想と違う結末になる場合があります。武器に何兆円も使うのではなく、相手国に経済援助ができないものでしょうかね。

    世界鳥瞰 「脱炭素」目標達成のカギ握る中国

    中国は気候変動に関する会議の席では、「途上国」の立場で交渉に励もうとしているんだ。やっぱり交渉上手だな~。

    賢人の警鐘 東レ 代表取締役社長 日覺昭廣

    「国により正しさは違う。相手の考え方を受け入れ自分のスタイルを貫こう」日本人はノーと言えないから、結果的に相手に合わせている場合がありますよね、笑笑。問題は、日本のビジネス商習慣を相手が受け入れてくれるかどうか。これの方がなかなか理解してもらえなさそうです…。